香川県の自立の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「アルファリビング高松松縄」、「アルファリビング高松百間町」、「アルファリビング高松伏石サンフラワー通り」をはじめとした、香川県の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/自立の条件に当てはまる施設は9件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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香川県の老人ホーム・介護施設について

香川県は四国の北東部に位置する県です。瀬戸内海や讃岐山脈など豊かな自然に囲まれています。こちらでは香川県での高齢者の暮らしについて、ポイントをご紹介します。

香川県の特徴

サンポート高松からの屋島（屋嶋の仙人 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

香川県は、総人口が95万6,069人となっており、人口数は高松市・丸亀市・三豊市の順に多いです。65歳以上の高齢者の人口は29万7,346人で、高齢化率は31.8％と全国的にも高めです（2019年10月1日現在）。

香川県全体の面積は1,876.78㎡。県内には8の市と9の町があり、以下の表のように、5つのエリアに区分できます。

地域名	自治体数	自治体名
小豆地域	2	小豆島町、土庄町
東讃地域	3	三木町、さぬき市、東かがわ市
高松地域	2	高松市、直島町
中讃地域	8	丸亀市、宇多津町、坂出市、多度津町、善通寺市、琴平町、綾川町、まんのう町
西讃地域	2	観音寺市、三豊市

参考：香川県「第８期香川県高齢者保健福祉計画」「各地話題紹介」「香川の一日数字でみる香川の地勢衛生医療・福祉」「おすすめエリアガイド」

香川県の魅力

香川県は綺麗な海や川、山脈など自然に囲まれた地域であり、気候は瀬戸内海式気候で晴天が多く雨が少ないのが特徴。大雪も少ないです。年中を通して穏やかな気候でで、毎日を快適に過ごせます。

特に、津田の松原は「日本の渚100選」にも選ばれており、海と白い砂浜や松林による美しい景色が魅力です。また、香川県は讃岐うどんが有名ですが、その他にも、オリーブや手延べそうめん、古くから製造されているしょうゆなどの特産品があります。

参考：香川県「香川県産特産物の紹介／白砂青松「津田の松原」

香川県の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

香川県の主要な駅

香川県にはJR四国高徳線や土讃線、予讃線などの路線があります。また瀬戸大橋線では岡山県と接続しています。主要な駅は、「高松」駅や「丸亀」駅、「琴平」駅などです。

その他には、高松琴平電気鉄道琴平線や四国ケーブルが運営する雲辺寺（うんぺんじ）ロープウェイ（四国ケーブル）、八栗ケーブルなども走行しており、香川県内や四国への移動手段として使われています。

香川県の市役所

香川県には17カ所の市町があります。ここでは人口が多い高松市、丸亀市、三豊市の役所の所在地、アクセス、要介護認定の申請先についてご紹介します。

市役所名	所在地・アクセス・ホームページ
高松市役所	所在地：香川県高松市番町1丁目8‐15 アクセス：ことでんバス「高松市役所」バス停目の前要介護認定の申請窓口：介護保険課ホームページ：高松市役所
丸亀市役所	所在地：香川県丸亀市大手町2丁目4-21 アクセス：丸亀コミュニティバス「丸亀市役所前」バス停から徒歩2分要介護認定の申請窓口：高齢者支援課ホームページ：丸亀市役所
三豊市役所	所在地：三豊市高瀬町下勝間2373-1 アクセス：コミュニティバス「三豊市役所」から徒歩3分要介護認定の申請窓口：介護保険課ホームページ：三豊市役所

香川県の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。

香川県にはサブセンターを含めて24カ所の地域包括支援センターが設置されています。特に人口の多い高松市には7カ所の施設を設置しています。

参考：香川県「市町地域包括支援センター一覧（令和3年4月1日現在）」

香川県のイベント

香川県で毎年開催されているイベントお祭りを紹介します。

「丸亀城桜まつり」は、毎年4月に丸亀城と亀山公園で開催され、亀山公園には約700本のソメイヨシノが咲き誇ります。夜にはライトに照らされた美しい石垣と月灯りが合わさり、情緒あふれる雰囲気を感じられます。

「風の港まつり」は、毎年7月中旬に東かがわ市引田漁港周辺で開催されるお祭りです。稚魚を放流して、生きものを尊ぶ心を継承する放生会（ほうじょうえ）をおこないます。その他にも阿波踊りやよさこい踊り、ダンスや和太鼓などさまざまなイベントがあり、なかでも大迫力の花火が見どころです。、

「高松秋のまつり・仏生山大名行列」は、毎年10月に仏生山公園や仏生山商店街でおこなわれます。公募で選ばれた市民が高札奴や先払侍、道中奉行などに扮装して、約1.5kmのお成り街道を練り歩くイベントです。江戸時代に高松藩主・松平賴重公が法然寺へ参拝する様子を再現しており、街の活性化と歴史を伝えています。

香川県の高齢者支援制度

香川県が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

軽度生活援助事業（高松市）

日常生活の援助が必要な65歳以上の一人暮らし高齢者の方や高齢者のみの世帯の方などを対象に、生活を援助してくれる事業です。援助の内容には「お部屋の整理・整頓」や「家の周りの清掃」「家屋の軽微な修繕」があります。

利用可能回数は、月2回（1回3時間まで）または月3回（1回 2時間まで）で、シルバー人材センターの援助員が援助をします。利用料は、1時間当たり310円（生活保護世帯は無料）です。利用には、登録申請書の提出、審査が必要です。

参考：高松市「一人暮らし高齢者などへの軽度生活援助」

家族介護用品支給事業（三豊）

具体的な内容は介護用品の一部が支給される制度です。例えばおむつや尿取りパットなどの介護用品を1人につき月額6,500円まで支給してくれます。6カ月以上市内に住み住所を有すること、要介護4または5の要介護者もしくはその介護者の方、市民税非課税世帯に属する方などの条件に該当する方が対象です。

参考：三豊市「三豊市家族介護用品支給事業実施要綱」

高齢者の方に対するタクシー助成制度（さぬき市）

さぬき市などで高齢者の方の外出支援などを目的とし、タクシー料金の一部を助成してくれる制度です。満80歳以上で要介護や要支援の認定をお持ちの方、対象者本人が市民税非課税の方といった条件にすべて該当する方が対象です。ただし、老人ホームや介護施設を利用している方は受けられないため注意が必要です。

1枚あたり500円の助成券24枚を交付（1万2,000円分）します。

参考：さぬき市「高齢者の方に対するタクシー助成制度」

香川県で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

香川県の老人ホーム・介護施設は人口が多い高松市、丸亀市に集中しています。希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。香川県は岡山県、徳島県、愛媛県と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。