横浜市磯子区の要介護の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「なごやかレジデンス磯子」をはじめとした、神奈川県/横浜市磯子区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要介護の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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横浜市磯子区の老人ホーム・介護施設について

磯子（いそご）区は、横浜市の南東に位置する行政区です。こちらでは「横浜市磯子区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

横浜市磯子区の特徴

横浜市磯子区役所庁舎（Waka77 - 投稿者自身による作品, CC0, リンクによる）

横浜市磯子区の人口は16万7,759人です。65歳以上の高齢者人口は4万6,270人で、高齢化率は27.58％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は19.05㎢です。横浜市磯子区は、根岸湾に面した海岸部の平地と、それを取り囲む丘陵地で形成されています。区南部の峰「氷取沢（ひとりざわ）」には大規模な緑地が広がっています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」

横浜市磯子区の魅力

横浜市磯子区の海岸沿いには、海釣り施設やヨットハーバーがあり、磯子の海を満喫できます。「氷取沢市民の森」は区南部の緑地地帯にあり、絶景ポイントが点在しています。東京湾・横須賀・房総半島を一望できる「なばな休憩所」や、伊豆・箱根・富士山まで見渡せる「いっしんどう広場」が見所です。

「磯子の逸品」は、磯子区役所が認定した地元グルメです。磯子区内を5エリアに分け、それぞれの地元飲食店から選りすぐりのメニューを紹介しています。地元店の海鮮丼やタンメンといった食事、和菓子、洋菓子、パンのほか、あらゆるジャンルのグルメ約40点が選ばれています。

横浜市磯子区の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

横浜市磯子区の主要な駅

横浜市磯子区には、JR根岸線、横浜シーサイドライン、京急本線が走っています。主要な駅は「根岸」駅や「磯子」駅です。

磯子区役所

磯子区役所の所在地は、横浜市磯子区磯子3丁目5-1です。JR根岸線「磯子」駅から徒歩5分、市営・京急バス「磯子区総合庁舎前」停留所からすぐです。

要介護認定の申請は、高齢・障害支援課、または居住地域の地域ケアプラザで受け付けています。

参考：磯子区役所

横浜市磯子区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

横浜市磯子区では、地域包括支援センターを「地域ケアプラザ」と呼んでいます。横浜市磯子区内には、7カ所の地域ケアプラザが設置されています。

参考：横浜市「地域ケアプラザ/地域包括支援センター」

横浜市磯子区のイベント

横浜市磯子区内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「磯子まつり」は、毎年9月下旬に磯子区総合庁舎周辺で開催されるお祭りです。オープニングセレモニーでは風船飛ばしをおこない、会場が盛り上がります。パレードやステージイベントをはじめ、20を超える団体がさまざまな催しを実施します。チャリティーバザーや露店が立ち並ぶ、区民が主役のお祭りです。

「洋光台梅の里まつり」は、梅の見ごろにあわせて毎年2月に洋光台西公園「梅の里」でおこなわれます。園内では、2000年から植樹され続けている約120本の梅木を観賞できます。模擬店では温かいメニューが振る舞われ、収穫した梅の実で作った梅酒も堪能できます。他にも、地元団体による音楽演奏やダンス、新たな梅の木の植樹がおこなわれます。

横浜市磯子区の高齢者支援制度

横浜市磯子区で利用できる高齢者の支援制度をご紹介します。

敬老特別乗車証（敬老パス）

70歳以上の希望者に、市営バスや電車で利用できる乗車証を交付しています。利用者負担額は年額無料～2万500円です。所得状況などによって負担額が異なります。敬老パスは、毎年10月1日で更新となります。

対象者は「横浜市内在住の70歳以上で交付を希望する方」です。申請・相談は、区役所高齢・障害支援課で受け付けています。

参考：横浜市「敬老特別乗車証（敬老パス）」

高齢者食事サービス事業

配食が必要な方の自宅を訪問し、食事の提供と安否確認をする事業です。栄養バランスのとれた昼食・夕食どちらかを1日1食、週5日まで配達します。1食あたり700円以内で利用できます。

対象者は、以下の「心身の状況」と「介護力」の両方の要件を満たし、配食と安否確認が必要であると認められた方です。

心身の状況

要介護2以上の方
要支援または要介護1で、認知症があり（認知症高齢者日常生活自立度II以上）、食事の確保が難しい方
要支援または要介護1で、低栄養状態のリスクが高く(※)、食事の確保が難しい方
※最近6カ月の体重減少が10％以上・血清アルブミン値3.0g/dl以下のいずれかに該当
身体障害者(※)で、心身の障害等の理由により食事の確保が難しい方
※視覚障害、平衡機能障害、肢体不自由、心臓機能障害、呼吸器機能障害、じん臓機能障害で1級から3級の身体障害者手帳を持っている方
1～4の規定に関わらず、福祉保健センター長が必要と認めた方

介護力

一人暮らし
一人暮らしに準じる世帯
- 同居家族が普段日中に働きに出ているため、食事の確保が難しい場合
- 同居家族が疾病、障害（著しい体力低下により日常生活に支障のある場合を含む）のため食事の確保が難しい

問い合わせは、区役所高齢・障害支援課で受け付けています。

参考：横浜市「高齢者食事サービス事業」

認知症高齢者等SOSネットワーク

認知症で行方不明になってしまった方を早期発見し、保護する取り組みです。認知症の方の情報を区役所や地域包括支援センターに事前登録しておくことで、行方不明になった場合の早期発見につながります。

対象者は「横浜市内に住所がある」「認知症高齢者で在宅生活をしている」「迎えに行く家族などがいる」「神奈川県・神奈川県警へ登録情報を提供することに同意している」の4点を満たす方です。若年性認知症の方も含みます。なお、施設に入所している方や長期入院中の方は利用できません。

申し込み、問い合わせは区役所高齢・障害支援課、または居住地区の地域ケアプラザで受け付けています。

参考：横浜市「認知症高齢者等SOSネットワーク」

横浜市磯子区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

横浜市磯子区で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。横浜市磯子区は中区・南区・金沢区・港南区・栄区と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。