宇城市の魅力
宇城市は、陸海両方の自然に恵まれた町です。有明海と八代海(不知火海)、に面しており、山とのどかな田園地帯があります。また、九州の経済大動脈である国道3号線が市を縦断しており、交通の利便性が高い地域でもあります。
三角西港(みすみにしこう)は、明治期の石炭産業を支えた石積みの埠頭、水路、橋が当時のまま残っています。世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として評価されている場所です。
宇城市は一年を通して温暖な気候で、メロン、ブドウ、ナシといった果樹栽培が盛んにおこなわれています。なかでも「デコポン」は宇城市発祥のブランド柑橘です。
宇城市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
宇城市の主要な駅
宇城市内はJR鹿児島本線・三角線が通っています。主要な駅は鹿児島本線「松橋(まつばせ)」駅です。「熊本」駅まで約20分でアクセスできます。また福岡県の「博多」駅に乗り換えなしで行けて便利です。
宇城市役所
宇城市役所は、宇城市松橋町大野85にあります。「大野橋」バス停から徒歩約7分です。
要介護認定の申請先は、高齢介護課 介護保険係または各支所総合窓口課窓口係です。
参考:宇城市役所
宇城市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。
「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
宇城市のイベント
宇城市で毎年恒例となっているイベントをご紹介します。
「まっちゃ朝市」は、松合の本町通商店街で毎月第3日曜日の朝6時から開催される朝市です。新鮮な海の幸や野菜、果物を購入できます。生産者と直接話をしながら、買い物を楽しめます。名物は「えびだご汁」と「味噌詰め放題」です。
「不知火・海の火まつり」は、毎年8月下旬に不知火エリアの永尾神社や松合新港(まつあいしんこう)で開催されます。旧暦8月1日の夜の干潮時に現れる蜃気楼「不知火」の観望に合わせて開かれる祭りです。総踊り、ステージイベント、海上花火大会といった多様な催しがある一大イベントです。
「小川阿蘇神社の大祭」は、毎年10月に小川エリアでおこなわれています。400年以上の歴史があるお祭りです。奴舞(やっこまい)・獅子舞(ししまい)・亀蛇舞(きだまい)の3つの舞が演じられます。
老人ホーム・介護施設によっては、職員同行で地域の催しに参加できることがあります。興味のある方は入居を検討する施設に確認しましょう。
宇城市の高齢者支援制度
宇城市で展開する高齢者支援制度を紹介します。
宇城市認知症高齢者等見守りSOSネットワーク事業
認知症などにより行方不明になった方を早期発見するための事業です。対象者の情報を事前に市や警察署といった関係機関に登録しておくことで、行方不明時の捜索や発見協力依頼に役立てます。有効期限は登録した日の年度末までで、年度ごとの更新が可能です。
はり、きゅう、あん摩マッサージ施術券の交付
市内在住で75歳以上の高齢者向けにはり、きゅう、あん摩マッサージ指圧施術券を交付しています。交付券は1枚1000円分として、宇城市と協定を結んでいる針灸院などで使えます。施術券は年間10枚まで申請できます。
高齢者在宅介護用品購入助成事業
「紙おむつ」「尿取りパット」の購入助成券を交付する事業です。助成額は月に2,500円分です。年度ごとに申請が必要となります。
対象者は「要介護者を在宅介護している方」のうち、以下の5点を満たす方です。
- 宇城市に住民登録をしている
- 要介護者本人が市民税非課税である
- 要介護4以上と判定された、もしくは要介護3で認定調査票の「排尿」または「排便」の項目が「介助」または「見守り等」に該当する
- 助成対象品目を常時使用している
- 生活保護法の生活扶助を受けていない
参考:宇城市「高齢者在宅介護用品購入助成事業」
宇城市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
宇城市内で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで範囲を広げてみましょう。宇城市は熊本市、宇土市、八代市、上天草市、上益城郡甲佐町、下益城郡美里町、八代郡氷川町と隣接しています。