東茨城郡茨城町の要支援の受入が可能なグループホーム

介護のほんねでは、「グループホーム　ニューライフ三浦」、「スマイルタウン」、「グループホーム　ほほえみ」をはじめとした、茨城県/東茨城郡茨城町の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホーム/要支援の条件に当てはまる施設は10件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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東茨城郡茨城町の老人ホーム・介護施設について

東茨城郡茨城町（いばらきまち）は、茨城県のほぼ中央に位置している町です。こちらでは「東茨城郡茨城町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

東茨城郡茨城町の特徴

茨城町役場（オリジナルのアップロード者は日本語版ウィキペディアのHykw-a4さん - ja:File:Yumemino-sta.JPG, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

東茨城郡茨城町の人口は3万2,022人です。65歳以上の高齢者人口は1万788人で、高齢化率は33.69%になります。東茨城郡茨城町の面積は121.58㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

東茨城郡茨城町の魅力

東茨城郡茨城町は、豊かな自然環境が魅力です。町の南部には湖の「涸沼（ひぬま）」があり、町の中央部から涸沼川・涸沼前川・寛政川の3本の川が流れています。「涸沼自然公園」には、園路一直線に桜並木が広がっています。初夏には約30種1万株ものアジサイが見られ、四季の移り変わりを楽しめる名所です。

また涸沼のほとりにある「親沢公園」は、松が生い茂る景勝地です。茨城県指定の名勝として、多くの方が訪れます。園内にはキャンプ場があり、宿泊のほか日帰りバーベキューも楽しめるスポットです。

また市内には文化財が多くあります。円福寺に保管されている「木造阿弥陀如来坐像（もくぞうあみだにょらいざぞう）」は、平安時代末期から鎌倉時代初期に作られた国指定の彫刻です。そのほか「大戸のサクラ」は国の天然記念物、「小幡城跡」は町の史跡に指定されており、歴史が感じられます。

茨城町の特産品は、涸沼で獲れる良質なヤマトシジミです。大粒で肉厚な食感を味わえます。ほかにも米やメロン、いちご、栗などが生産されています。

東茨城郡茨城町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

東茨城郡茨城町の主要な駅

東茨城郡茨城町内には鉄道が走っておらず、主要な交通手段はバスです。町内では、関東鉄道や関鉄グリーンバスといった路線バスが運行しています。

また、デマンド型乗合タクシーも走っています。町内に限り、予約をすると希望する場所や時間帯に合わせて利用でき便利です。

茨城町役場

茨城町役場の所在地は、東茨城郡茨城町小堤1080です。バスを利用する場合は「茨城町役場前」バス停から徒歩4分で到着します。

要介護認定を申請する際は、保健福祉部長寿福祉課で受け付けています。

参考：茨城町役場

東茨城郡茨城町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

東茨城郡茨城町では、地域包括支援センターが1カ所設けられています（2020年12月22日現在）。

参考：東茨城郡茨城町「茨城町地域包括支援センターのご案内」

東茨城郡茨城町のイベント

東茨城郡茨城町で毎年開催されるイベント・お祭りをご紹介します。

「ひぬまあじさいまつり」は、毎年6月中旬から7月中旬にかけて「涸沼自然公園」にて開催されるイベントです。公園には約1万株ものアジサイが植えられています。なかでも「あじさいの谷」では、山の斜面を埋め尽くすように咲く美しい花々を鑑賞できます。アジサイを眺めながら遊歩道でハイキングを楽しむことも可能です。

「あんばまつり」は、毎年7月下旬に「大杉神社」で開催されるお祭りです。1838年に天然痘（てんねんとう）が流行し、現在の稲敷市にあたる桜川村阿波の大杉神社の分霊をまつると病が治まったという出来事が起源です。涸沼の水上に山車（だし）を浮かべ、さまざまなお面を被りながらお囃子（はやし）に合わせて踊る姿が見どころです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

東茨城郡茨城町の高齢者支援制度

茨城町で展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者等あんしん見守り緊急通報システム事業

家庭内で急病や事故など、万が一の事態が発生しても迅速に対応できるよう、緊急通報装置を設置する事業です。月1回の電話による健康相談も実施しています。

対象となるのは、70歳以上で病弱な一人暮らしの高齢者または一人暮らしの重度身体障がい者の方などです。申請する際は、緊急事態に対応できる近隣住民の協力者が必要です。

参考：東茨城群茨城町「茨城町くらしのガイドブック」／株式会社サイネックス「茨城町くらしのガイドブック（61ページ）」

ひとり暮らし高齢者「愛の定期便」事業

安否確認や健康保持、孤独感の解消などを目的に、乳製品の配布をおこなうサービスです。詳細は、茨城町役場保健福祉部長寿福祉課、または地区の民生委員や児童委員に相談してください。

対象となるのは、おおむね70歳以上の一人暮らしの高齢者です。

参考：東茨城群茨城町「茨城町くらしのガイドブック」／株式会社サイネックス「茨城町くらしのガイドブック（61ページ）」

給食サービス事業

安否確認を兼ねて、手作りのお弁当を届ける給食サービスを実施しています。利用回数は、月に4回です。

対象となるのは、以下のいずれかに該当する方です。

75歳以上の見守りが必要な一人暮らしの方
高齢者のみの世帯
日常生活を送るのが困難な方

利用を希望する方は、お住まいの担当地区の民生委員へご相談ください。

参考：東茨城群茨城町「茨城町くらしのガイドブック」／株式会社サイネックス「茨城町くらしのガイドブック（65ページ）」

東茨城郡茨城町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

東茨城郡茨城町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。東茨城群茨城町と隣接しているのは、水戸市、小美玉市、笠間市、鉾田市、東茨城郡大洗町です。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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