広島市佐伯区の要介護の受入が可能な特別養護老人ホーム

介護のほんねでは、「特別養護老人ホーム　五日市あかり園」、「特別養護老人ホーム鈴が峰」、「特別養護老人ホーム石内慈光園」をはじめとした、広島県/広島市佐伯区の老人ホームを掲載中。そのなかでも特別養護老人ホーム/要介護の条件に当てはまる施設は8件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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広島市佐伯区の老人ホーム・介護施設について

広島市佐伯区は、広島市の西部に位置している行政区です。今回は「広島市佐伯区での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

広島市佐伯区の特徴

佐伯区役所（Taisyo, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

広島市佐伯区の人口は、14万648人です。65歳以上の高齢者人口は3万8,003人で、高齢化率は27.02%となっています（2021年1月1日現在）。

広島市佐伯区の面積は225.43㎢です。南部には、自然豊かな山々に囲まれた平野部が広がっています。北部は太田川水系水内川が流れていて、河川沿いに集落が点在しているエリアです。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／広島市「佐伯区の概要」

広島市佐伯区の魅力

広島市佐伯区は、複数の温泉があることが魅力です。「湯来温泉」や「湯の山温泉」をはじめ、多くの観光客が訪れる温泉地があります。

また、広島市佐伯区は緑と水に恵まれているエリアです。東郷山にある「四本杉」は、林野庁が全国の巨樹を選定した「森の巨人たち百選」に認定されています。「広島市植物公園」では、さまざまな花や植物を鑑賞できます。

八幡川の流域エリアは、年間約100種類もの鳥たちを観察できる水鳥の飛来地です。さらに、自然繁殖した3種類のホタルが共存しており、光りながら舞う姿を鑑賞できます。

広島市佐伯区のご当地グルメは「山ふぐ」というコンニャク料理です。見た目がふぐ刺しに似ていて、独特な食感とさっぱりした味わいを楽しめます。

広島市佐伯区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

広島市佐伯区の主要な駅

広島市佐伯区には、JR山陽本線と広島電鉄宮島線が走っています。主要な駅は、JR「五日市」駅です。広島電鉄と連絡していることもあり、利用者が多く、通勤・通学の時間帯は混みあいます。

広島市佐伯区は、バス路線も充実しています。場所によっては乗り合いバスも運行しており、予約をすれば誰でも利用可能です。

佐伯区役所

区役所には、要介護認定の申請、助成金の申請、住民票の受け取りといった手続きをするための窓口が設置されています。

佐伯区役所の所在地は、広島市佐伯区海老園（かいろうえん）2丁目5-28になります。「佐伯区役所前」駅から徒歩2分です。バスを利用する場合は「佐伯区役所前」停留所を下車してすぐです。要介護認定の申請は、福祉課高齢介護係または出張所で受け付けています。

参考：佐伯区役所

広島市佐伯区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

地域包括支援センターは、佐伯区内に6カ所設置されています。

参考：広島市「佐伯区地域包括支援センターのご紹介」

広島市佐伯区のイベント

広島市植物公園（大江万里 - 本人（大江万里）撮影, パブリック・ドメイン, リンクによる）

広島市佐伯区で開催されているイベントをご紹介します。

「湯の山温泉さくらまつり協働事業」は、毎年春に湯の山温泉の「クアハウス湯の山」周辺でおこなわれています。桜まつりに合わせて、神楽や川魚の掴み取りといった催しが開かれるイベントです。

「秋のグリーンフェア」は、広島市植物公園で毎年10月に実施されています。地域の方と一緒に、花と緑にあふれた街づくりの推進を目指すイベントです。ガーデニングの実演や花の苗のプレゼントのほか、音楽の演奏も楽しめます。

「アートフェスタ佐伯区」は、毎年11月に佐伯区民文化センター、区内の公民館、金融機関や商業施設で開催されます。絵画や工芸品、写真、映像の展示や、音楽の演奏といった幅広い芸術が鑑賞できます。

広島市佐伯区の高齢者支援制度

広島市が展開する佐伯区での高齢者支援制度をご紹介します。

要支援・要介護高齢者外出支援交通費助成

高齢者の外出の機会を増やすため、市が交通費を助成する制度です。主にタクシーチケットや乗船券が交付されます。助成額は要支援者が2,500円、要介護者は5,000円です。

対象者は「65歳以上の要支援者・要介護者」「広島市内に住所がある方」の2点を満たす方です。ただし、前年度の所得が一定以上の場合や、障害者公共交通機関利用助成を受けている方は対象外となります。

参考：広島市「要支援・要介護高齢者外出支援交通費助成」

高齢者配食サービス

市内の委託事業者が高齢者の自宅へ食事を届けるとともに、安否確認をおこなう制度です。費用は1食あたり514円程度で、直接業者へ支払います。原則1週間に5回以上の利用が必要です。

対象者は見守りが必要な高齢者で、以下の項目を全てを満たす方です。

おおむね65歳以上
一人暮らしまたは高齢者のみの世帯
調理が困難である

またそれ以外でも、「長時間高齢者のみとなる世帯」「高齢者と障害者の世帯」「高齢者と18歳未満の子の世帯」もサービスが受けられます。相談や質問の窓口は、市役所の高齢福祉課です。

参考：広島市「高齢者配食サービスのご案内」

あんしん電話設置（高齢者）

緊急時に消防局や近隣の協力員に通報できる機器を貸し出す事業です。自宅で急病や事故が起こったとき通報機器のボタンを押すと、近くに住んでいる協力員や消防局に連絡が入るため、迅速な対応が期待できます。緊急通報だけでなく、24時間体制で健康や生活に関する相談が可能です。

対象者は、「病気で注意を要する65歳以上の一人暮らし、または高齢者のみの世帯」「機器の操作が適切にできる」「協力員を2人確保できる」の3点を満たす方です。協力員は、知人や近親者などで、連絡を受けたときにすぐ利用者宅に行けること、利用者宅が留守になった際に火元の点検や戸締まりができることが条件となります。

なお、利用料金は、課税状況による区分や機器の種類によって異なります。

参考：広島市「あんしん電話設置（高齢者）」