南相馬市の最寄り1km以内のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅相馬の里」をはじめとした、福島県/南相馬市/最寄り1km以内の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 1件

別の条件で検索する

施設の種類

南相馬市の老人ホーム・介護施設について

南相馬（みなみそうま）市は、福島県の北東に位置する市です。こちらでは「南相馬市での高齢者の暮らし」について紹介します。

南相馬市の特徴

南相馬市役所（2009年7月撮影）（Kuha455405 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

南相馬市の人口は5万9,018人です。65歳以上の高齢者人口は2万1,135人で、高齢化率は35.81％となります。

南相馬市の面積は398.58㎢です。いわき市と宮城県仙台市のほぼ中間に位置しています。2006年に旧原町市、旧相馬郡小高町、旧鹿島町が合併して誕生しました。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／南相馬市「南相馬市について」

南相馬市の魅力

南相馬市では、古くからある伝統文化や歴史に触れられます。1,000年以上の歴史を持つ「相馬野馬追（そうまのまおい）まつり」は、国の重要文化財に指定されているお祭りです。また、3体の巨大な石仏が連なる「大悲山の石仏」、4世紀に造られたとされる「桜井古墳」といった国指定史跡が点在しています。

また南相馬市は太平洋に面しており、海辺が身近です。市の東側には「北泉海岸」や「烏崎海岸」といったサーフスポットがあります。なかでも「北泉海岸」はサーフィンの大会が開かれるほか、海水浴を目的に多くの人が訪れます。隣接する「北泉海浜総合公園」には全長約27mの巨大すべり台や花の広場があり、老若男女問わず楽しめる公園です。

自然豊かな南相馬市には、豊富な特産品があります。なかでもブロッコリーやカボチャ、キュウリ、ネギといった野菜の生産が盛んです。このほか福島県のオリジナル米「天のつぶ」や、南相馬市産の米「夢の香」で造った日本酒「御本陣」が特産品です。

南相馬市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

南相馬市の主要な駅

南相馬市にはJR常磐線が走っています。主要駅は「原ノ町」駅です。「原ノ町」駅は、「品川」駅と「仙台」駅を結ぶ特急ひたちの停車駅になっています。

南相馬市役所

南相馬市役所の所在地は、南相馬市原町区本町2丁目27です。「南相馬市役所」バス停から徒歩約3分で到着します。

要介護認定の申請は、健康福祉部長寿福祉課介護保険係で受け付けています。

参考：南相馬市役所

南相馬市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

南相馬市内には4カ所の地域包括支援センターが設置されています（2019年3月13日現在）。

参考：南相馬市「地域包括支援センター」

南相馬市のイベント

神旗争奪戦。神旗を持って羊腸の坂を駆け上がる騎馬武者（PekePON - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

南相馬市で毎年恒例になっているイベント・お祭りをご紹介します。

国の重要文化財である「相馬野馬追（そうまのまおい）まつり」は、7月の最終土・日・月曜日におこなわれる行事です。本祭は日曜日に、雲雀ヶ原祭場地（ひばりがはらさいじょうち）をメイン会場として開催されます。先祖から受け継いだ甲冑（かっちゅう）に身を包んだ騎馬武者が馬にまたがり、市道を駆け抜ける姿は壮観です。

野馬追の最終日におこなわれる「野馬懸（のまかけ）」は、相馬小高神社の境内に設けた竹の囲いの中に馬を追い込み、神前に奉納する神事です。絵馬ではなく生きた馬を奉納するという古式の習慣が特徴となっています。このほか馬を使ったおはらいや流鏑馬（やぶさめ）といった行事がおこなわれます。

「火の祭」は、例年7月に小高区の前川堤防沿いで開催されるイベントです。戦地から戻った騎馬行列や神輿（みこし）が無事に帰路につけるよう、地元住民が松明（たいまつ）の灯りで道案内したことが由来とされています。当日は会場周辺のあぜ道や田んぼ一帯にかがり火が灯されます。フィナーレに上がる約4,000発の花火は見ものです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

南相馬市の高齢者支援制度

南相馬市が展開している高齢者向けの支援制度を紹介します。

緊急通報システム

緊急時にボタンひとつで通報できる通報装置もしくは携帯電話を貸し出しています。通話料は利用者負担です。なお、携帯電話の場合は機器の基本料金も自己負担となります。

対象者は、おおむね65歳以上で一人暮らししている高齢者の方などのうち、安全確保が必要な方です。問い合わせは、市役所健康福祉部長寿福祉課で受け付けています。

参考：南相馬市「高齢者在宅サービス」

配食サービス

自分で食事を作るのが難しい高齢者の方の自宅まで食事を届けています。利用料は1食あたり300円です。

対象者は、おおむね65歳以上で一人暮らしをしている高齢者の方などです。問い合わせは、市役所健康福祉部長寿福祉課で受け付けています。

参考：南相馬市「高齢者在宅サービス」

外出支援サービス

公共交通機関の利用が難しい高齢者の方を医療機関などへ送迎するサービスです。移送用車両を使って通院を支援します。利用料は無料です。月2回まで利用できます。

対象者は、おおむね65歳以上の高齢者の方のうち、一般の交通機関を利用するのが難しく、市県民税非課税世帯に属している方です。問い合わせは、市役所健康福祉部長寿福祉課で受け付けています。

参考：南相馬市「高齢者在宅サービス」

南相馬市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

南相馬市で希望する老人ホームが見つからない場合は、周辺地域まで範囲を広めてみましょう。南相馬市に隣接する地域は相馬市、相馬郡飯舘村、双葉郡浪江町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。