福岡市西区の口コミ・評判ありのサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「日の出会　サービス付き高齢者向け住宅こもれび」、「グランメゾン迎賓館福岡伊都」をはじめとした、福岡県/福岡市西区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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福岡市西区の老人ホーム・介護施設について

福岡市西区は福岡市の西部に位置しています。こちらでは「福岡市西区の高齢者の暮らし」にまつわる情報をご紹介します。

福岡市西区の特徴

福岡市西区役所（user:Atsasebo - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

福岡市西区の人口は20万8,225人になります。このうち65歳以上の高齢者人口は4万9,138人で、高齢化率は23.6%です（2021年1月1日現在）。

福岡市西区の面積は84.15㎢です。商業施設や住宅街が広がる一方で、山や海といった自然があふれるエリアもあり、都心部と郊外がはっきりしています。

エリアは、以下の10に分けられます。

姪浜（めいのはま）、小戸（おど）、愛宕浜（あたごはま）、野方（のかた）、生の松原（いきのまつばら）、今宿（いまじゅく）、周船寺（すせんじ）、本岡（もとおか）、今津（いまづ）、西浦（にしのうら）

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／福岡市西区「福岡市西区の概要」

福岡市西区の魅力

福岡市西区は玄界灘に面しており、海の先には能古島（のこのしま）、玄界島（げんかいじま）、小呂島（おろのしま）があります。それぞれ港から約10分で行けるので、多くの自然を残した行楽地として親しまれています。

海だけでなく、山々に囲まれているのが特徴です。飯森山（いいもりやま）、高祖山（たかすやま）、柑子岳（こうしだけ）、叶岳（かのうだけ）といった低山があります。険しくないので、ハイキングを楽しめるのが特徴です。

また、多くの史跡があります。「元防塁（げんこうぼうれい）」「吉武高木（よしたけたかぎ）遺跡」「今山遺跡」といったスポットでは、当時の文化に触れられます。

福岡市西区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

福岡市西区の主要な駅

福岡市西区ではJR筑肥（ちくひ）線、福岡市地下鉄空港線、福岡市地下鉄七隈線が走っています。主要な駅は「姪浜」駅や「橋本」駅です。「姪浜」駅はJR筑肥線、福岡地下鉄空港線を使えるので、佐賀県唐津市方面、天神方面、また福岡空港への移動に便利です。

西区役所

区役所には要介護認定の申請、助成金の申請、住民票の受け取りといった手続きをするための窓口が設置されています。

西区役所は、福岡市西区内浜1丁目4-1にあります。「内浜福岡市西区役所前」バス停から徒歩3分、「姪浜」駅からは徒歩4分です。

要介護認定の申請は、福岡市要介護認定事務センター支部（西区役所の福祉・介護保険課に隣接）で受け付けています。

参考：西区役所

福岡市西区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

福岡市では地域包括センターを「いきいきセンターふくおか」と読んでおり、西区内には合計8カ所があります（2021年7月30日現在）。区内の各地にあるので、介護や医療で相談したいことがあれば利用してみてください。

参考：福岡市「『いきいきセンターふくおか』（福岡市地域包括支援センター）」

福岡市西区のイベント

Washio-Atago Shrine(Fukuoka-city)（Heartoftheworld - photo by Heartoftheworld, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

福岡市西区で毎年開催されるイベント・お祭りを紹介します。

「ほおずき夏祭り」は、毎年7月に2日間開催されるお祭りです。日本三大愛宕（あたご）の一つ・鷲尾（わしお）愛宕神社で催されています。明治時代初期に無病息災を願い、ほおずきを奉納したことが起源です。御神鈴付きのほおずきを購入できる「ほおずき市」などのさまざまな催しを楽しめます。

「精霊流し花火大会」は、毎年お盆に愛宕浜マリナタウン海浜公園で開催されているイベントです。精霊流しと一緒に、水中花火や連発花火といった約2,000発の盛大な花火を眺められます。

老人ホームや介護施設によっては、職員や家族が付き添って、地域のお祭りやイベントに足を運ぶことがあります。気になる方は入居前に施設に問い合わせてみてください。

福岡市西区の高齢者支援制度

福岡市が展開する、福岡市西区で利用できる高齢者支援制度をご紹介します。

住宅改造助成

身体機能が低下した高齢者が暮らす世帯を対象に「住宅を改造する際に使った費用の一部」を助成する制度です。高齢者の自立した生活のサポート、介護者の負担軽減を目的として実施しています。

対象となる工事は「廊下や玄関の拡幅」「間仕切りの変更」「階段昇降機の設置」をはじめとした8項目です。助成上限額は30万円までで、助成率は介護保険料の段階によって10％から100％まで異なります。なお「介護保険料段階が第9～13段階（本人が市民税課税で、所得が300万円以上）の方」は助成対象外となるのでご注意ください。

参考：福岡市「住宅改造助成」

移送サービス

寝台タクシーの利用料金の一部が助成される制度です。基本料金に相当するチケットが年間4枚交付されます。1回あたりの助成額は850～8,500円で、介護保険料の階層区分によって変わります。対象者は「要介護4・5と認定される65歳以上で、座位の状態を保てずに寝台タクシーの利用が必要な方」です。

なお「介護保険料段階が第9～13段階（本人が市民税課税で、所得が300万円以上）の方」は助成対象外となります。

参考：福岡市「移送サービス」

日常生活用具の給付

日常生活を便利かつ安全に送るための用具が給付される制度です。給付される品目は火災警報機、自動消火器、電磁調理器の3つです。いずれも福岡市内に居住する65歳以上の方が対象ですが、以下のように品目ごとに要件があります。

品目	対象者
火災報知器	寝たきりの高齢者、ひとり暮らしの高齢者、これに準ずる世帯
自動消化器	寝たきりの高齢者、ひとり暮らしの高齢者、これに準ずる世帯
電磁調理器	高齢者のみの世帯、これに準ずる世帯

参考：福岡市「日常生活用具」

福岡市西区で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

福岡市西区で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。福岡市西区は早良区、東区、糸島市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。