十和田市の口コミ・評判ありのサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「シルバーピュア十和田」、「ひまわりの家」をはじめとした、青森県/十和田市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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施設の種類

十和田市の老人ホーム・介護施設について

十和田（とわだ）市は、青森県の南東部に位置する市です。こちらでは「十和田市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

十和田市の特徴

十和田市役所本庁舎（2007年7月撮影）（Angaurits - 投稿者自身による作品, CC0, リンクによる）

十和田市の人口は6万345人です。このうち65歳以上の高齢者人口は2万354人で、高齢化率は33.73%となっています（2021年1月1日現在）。

十和田市の面積は725.65㎢です。以下の19地区に分かれています。

三本木、赤沼、切田（きりだ）、深持（ふかもち）、洞内（ほらない）、大沢田、馬洗場（うまあらいば）、立崎（たちざき）、八斗沢（やつとざわ）、豊ヶ岡、相坂、藤島、伝法寺（でんほうじ）、米田（まいた）、大不動（おおふどう）、滝沢、沢田、奥瀬、法量（ほうりょう）

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／十和田市「十和田市国民保護計画【第4版】（令和4年2月変更）」

十和田市の魅力

十和田市には、自然を満喫できるスポットが数多く点在しています。国立公園や鳥獣保護区があり、動物や自然が大切に守られている地域です。

「十和田湖」は、十和田湖火山の噴火によって誕生したカルデラ湖です。観光用の湖上遊覧船が運行しており、開放的な大パノラマを堪能できます。

「奥入瀬（おいらせ）渓流」は、十和田湖の東岸にある「子ノ口（ねのくち）」から焼山（やけやま）までの約14kmの区間を流れています。特別名勝や天然記念物に指定されている文化財です。渓流沿いに滝がいくつもあることから「瀑布（ばくふ）街道」とも呼ばれています。整備された遊歩道や車道があり、散策を楽しめます。

十和田市の特産品は「ニンニク」です。大玉で雪のように白い身が特徴です。また十和田市の「長芋」はアクが少なく適度な粘り気があり、さまざまな料理に重宝されています。地元で生産された長芋を使用した「長いもすいとん」、大量のタマネギと牛肉を甘辛いタレと焼いた「十和田バラ焼き」がご当地グルメです。

十和田市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

十和田市の主要な駅

十和田市内には鉄道が通っていません。最寄り駅はJR東北新幹線「七戸（しちのへ）十和田」駅、「八戸」駅、「新青森」駅です。

十和田市の主な公共交通機関はバスです。十和田観光電鉄株式会社、JRバス東北の路線バスが通っています。また、路線バスの接続がない夜間の新幹線に合わせて、予約制乗合タクシー「夜ぷらす」が運行しています。前日17時までの予約で利用でき、「七戸十和田」駅から十和田市中心街への移動に便利です。

十和田市役所

十和田市役所は十和田市西十二番町6-1にあります。バスを利用する場合は「官庁街通り」バス停で下車して徒歩約11分です。

要介護認定の申請は、市役所高齢介護課で受け付けています。

参考：十和田市役所

十和田市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

十和田市には3カ所の地域包括支援センターと1カ所のサブセンターが設置されています。十和田市では、地域包括支援センターを「高齢者あんしん相談所」と呼んでいます。

参考：十和田市「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた3つの地域包括支援センター（高齢者あんしん相談所）の相談体制について」

十和田市のイベント

御鼻部展望台より十和田湖（Soica2001 (talk) - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

十和田市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「十和田市秋まつり」は、毎年9月に開催される十和田市最大のお祭りです。豪華な山車（だし）や、見事なバチさばきを披露する太鼓車が通りを埋め尽くします。また、3種類の曲調がある「十和田囃子」を楽しめます。

「十和田湖湖水まつり」は毎年7〜8月に開催されています。見どころはスカイランタンの打ち上げです。青やオレンジのスカイランタン2,000個が夜空に浮かび、十和田湖の湖面を彩ります。このほか湖上から観賞できるナイトクルーズの運行や、花火の打ち上げがあります。

老人ホームや介護施設のなかには、レクリエーションの一環として地域のイベントへ参加できるところがあります。興味がある方は施設に確認してみましょう。

十和田市の高齢者支援制度

十和田市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

地域介護予防活動支援事業「地域いきいき教室」

地域の高齢者向けに開催している介護予防プログラムです。体操やレクリエーションに取り組むほか、各地区の参加者の要望に合わせてさまざまなテーマの教室を開いています。会場は学区ごとに設置されている7カ所の在宅介護支援センターです。

対象者は65歳以上の方です。参加を希望する場合は、居住地区の在宅介護支援センターに相談してください。問い合わせは、市役所高齢者総合支援係でも受け付けています。

参考：十和田市「介護保険制度以外のサービス」

家族介護慰労

過去1年間にわたり介護保険などのサービスを利用しなかった高齢者を在宅介護する家族に、慰労金を支給します。支給額は10万円です。

対象者は、以下の全てに当てはまる高齢者を在宅で介護している家族です。

要介護4・5に相当する状態
市民税非課税世帯
過去1年間、介護保険などによるサービスを受けていないこと

問い合わせは、市役所高齢者総合支援係で受け付けています。

参考：十和田市「介護保険制度以外のサービス」

家族介護用品支給

高齢者を介護している家族に、1日1枚程度の紙おむつを無料で支給します。

対象者は、要介護4・5かつ市民税非課税世帯に属している高齢者を在宅介護している家族です。

問い合わせは、市役所高齢者総合支援係で受け付けています。

参考：十和田市「介護保険制度以外のサービス」

十和田市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

十和田市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで範囲を広げてみましょう。十和田市と隣接しているのは、青森市、平川市、上北郡六戸町・七戸町・東北町、三戸郡五戸町、新郷村、秋田県鹿角市、鹿角郡小坂町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。