弘前市の口コミ・評判ありのサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「桜美苑　中野」、「グラン城東」、「コーポラス集」をはじめとした、青森県/弘前市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は3件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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弘前市の老人ホーム・介護施設について

弘前市（ひろさきし）は青森県西部にある市で、津軽地方の中心都市です。ここでは弘前市での高齢者の暮らしをポイントでご紹介します。

弘前市の特徴

満開のサクラと弘前市役所。撮影当日ソメイヨシノの満開宣言が出された。（掬茶 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

弘前市の人口は16万7,045人で65歳以上の高齢者人口は5万4,681人です。高齢化率は32.7％になります（2021年8月1日現在）。

弘前市の面積は524.12k㎡です。大きくエリア分けをすると、都市部、農村部、山間部の3つになります。

都市部は城下町を中心とした住宅地が広がり、商業施設がある便利な場所です。農村部は、リンゴ農園や水田農地があり、集落が点在しています。山間部は、丘陵地および山地からなり、自然豊かな景観を一望できます。

参考：弘前市「オープンデータひろさき年齢・男女別人口」「弘前市の高齢化等状況」「弘前市の概要」「土地利用」

弘前市の魅力

弘前市の気候の特徴としては「梅雨の影響が少ない」ことです。夏は気温が高くなりやすい傾向があります。いっぽう冬は季節風の風が強く降雪量が多いです。ただし最近は降雪量が減少傾向にあります。

弘前市は、城下町の雰囲気ただよう街並みが魅力です。寺院街や伝統的建造物といった歴史的資産が豊富に見られます。なかでも「最勝院（さいしょういん）五重塔」は歴史を感じられるシンボルとして、市民から愛されています。

食の魅力として、弘前市はリンゴの名産として有名です。全国のうち20%を生産しています。ご当地グルメとして、市内のお店ではバリエーション豊かなアップルパイを堪能できます。

弘前市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

弘前市の主要な駅

弘前市ではJR奥羽（おうう）本線、弘南鉄道弘南線・大鰐（おおわに）線を利用できます。

主要な駅は「弘前」駅・「中央弘前」駅・「石川」駅です。なかでも「弘前」駅は快速電車があり「秋田」駅への移動が便利です。青森県内においてトップクラスで利用者が多いので、混雑時は避けて移動することをおすすめします。

弘前市役所

弘前市役所は弘前市大字上白銀町1-1に所在しています。土手町循環100円バス「市役所前」バス停を下車してすぐです。

要介護認定の申請は、本庁舎内にある介護福祉課か、岩木総合支所・相馬総合支所の民生課の各窓口で取り扱っています。地域包括支援センターや介護保健施設が申請書の提出を代行することが可能です。

参考：弘前市役所

弘前市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

弘前市の地域包括支援センターは合計7カ所あります。介護に関するお悩みがある場合は、お気軽にご相談ください。

参考：弘前市「地域包括支援センター」

弘前市のイベント

ライトアップ（Si-take. - Photo by Si-take., CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

弘前市で開催されている恒例のイベントをご紹介します。

「弘前さくらまつり」は、毎年4月下旬〜5月上旬にかけて弘前公園で開催されるお花見です。ソメイヨシノやシダレザクラなど52種2,600本の桜を鑑賞できます。桜の絨毯をはじめ、情緒あふれる光景が見られます。ゴールデンウィーク中の参加者数は全国のイベントでトップクラスです。

「弘前ねぷたまつり」は毎年8月1日～7日に開催されます。重要無形民俗文化財に指定されている伝統の夏祭りです。大小約80台の迫力あるねぷたが弘前市内を練り歩きます。有料観覧席があるので、ゆったりと楽しめます。

「弘前城雪燈籠（とうろう）まつり」は弘前公園で毎年2月上旬に開催されている、弘前四大まつりのひとつです。大小200のさまざまな燈籠が公園内に設置されます。蓮池（はすいけ）の周りには、ろうそくを灯した「ミニかまくら」が立ち並び、幻想的な雰囲気に包まれます。

上記の3つに「弘前城菊と紅葉まつり」を足して「弘前四大まつり」といわれます。弘前市は祭りが盛んな地域です。老人ホームによっては職員が同伴してお祭りやイベントに参加することがあります。気になる方は入居前に施設に質問するのがおすすめです。

弘前市の高齢者支援制度

弘前市で展開される高齢者の支援制度をご紹介します。

ねたきり高齢者寝具丸洗いサービス事業

日常使っている寝具類を無料で年1回洗濯・乾燥・殺菌消毒するサービスです。利用申し込みは毎年6月〜7月ごろで、9月上旬〜10月末にかけてサービスが提供されます。

対象者は「老人ホームや福祉施設への入居がなく、自宅で寝たきりの生活をしているおおむね65歳以上の高齢者」です。弘前市本庁舎の介護福祉課、総合支所の民生課、地域の民生委員で受け付けています。

参考：弘前市「介護保健福祉ガイドブック認知症ガイドブック 23ページ」

ほのぼのコミュニティ21推進事業

社会福祉協議会に配置されている「見守りネットワークコーディネーター」が調整役となって、住民ボランティアが一人暮らしの高齢者の住まいを訪問します。会話を通して孤独感を解消するサービスです。訪問頻度は週1回程度となっています。

参考：弘前市「介護保健福祉ガイドブック認知症ガイドブック 26ページ」

協定企業・団体による配食サービス

弘前市と「安心安全見守りネットワーク協定」を締結している企業によって、安否確認も含めた定期的な配食サービスが提供されます。利用のためには業者への直接の申込みが必要です。サービス提供業者は以下のリンクからご確認くださいませ。

参考：弘前市「介護保健福祉ガイドブック認知症ガイドブック 25ページ」

弘前市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

弘前市内で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。弘前市はつがる市、平川市、中津軽郡西目屋村、南津軽郡大鰐町、藤崎町、田舎館村、北津軽郡板柳町、鶴田町、西津軽郡鰺ヶ沢町、秋田県大館市に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。