山本郡三種町の要支援の受入が可能な有料老人ホーム

介護のほんねでは、「特定施設　やまぼうし」をはじめとした、秋田県/山本郡三種町の老人ホームを掲載中。そのなかでも有料老人ホーム/要支援の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

山本郡三種町の老人ホーム・介護施設について

山本郡（やまもとぐん）三種町（みたねちょう）は、秋田県北西部に位置する町です。県指定無形民俗文化財の「志戸橋番楽（しとばしばんらく）」や町指定無形民俗文化財の「森岳（もりたけ）歌舞伎」があり、伝統文化や歴史が息づいています。こちらでは「三種町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

山本郡三種町の特徴

三種町役場（掬茶 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

山本郡三種町の人口は1万5,814人です。65歳以上の高齢者人口は7,044人で、高齢化率は44.54%となっています。三種町の面積は247.98㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

山本郡三種町の魅力

山本郡三種町は、西部は日本海、東部は山々に面している自然豊かな町です。房住山（ぼうじゅうさん）は標高409.2mの低くなだらかな山で、初心者でも登山を楽しめます。山頂からは日本海や広大な水田、男鹿（おが）半島などの景色を望めます。さらに、花見スポットとして親しまれている「惣三郎沼（そうざぶろうぬま）公園」や、約2,000本の梅の木が咲く「金仏梅（かなぼとけうめ）公園」など、魅力的な公園も豊富です。

三種町には「じゅんさい」が自生する沼が点在しています。じゅんさいは清らかな水質環境でしか生息できないため、22県で絶滅または準絶滅危惧種に指定されている希少な植物です。つるっとしたのどごしで、お吸い物や酢の物として食べられるほか、三種町ではじゅんさい鍋が人気です。そのほか有名な特産品として、梅やメロンなどがあります。

三種町にある「森岳温泉郷」は、1952年に石油の採掘中に湧き出た源泉を元に作られた温泉です。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、美肌効果や慢性皮膚病、火傷に効能があり、飲用すると慢性消化器病や慢性便秘に効果的です。無料開放されている「カッパの足湯」では、足湯に浸かりながらお茶なども楽しめます。

山本郡三種町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

山本郡三種町の主要な駅

山本郡三種町にはJR奥羽（おうう）本線が通っています。主要駅は「森岳」駅です。

町内では鉄道のほか、路線バスや、平日のみ運行している三種町ふれあいバス・巡回バスも利用できます。医療機関や役場などへのアクセスに便利です。

三種町役場

三種町役場の所在地は、山本郡三種町鵜川字岩谷子（いわやこ）8です。巡回バスの森岳線「三種町役場」バス停で下車後すぐです。

要介護認定の際は、三種町役場福祉課または各支所地域生活係で受け付けています。

参考：三種町役場

山本郡三種町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

山本郡三種町の地域包括支援センターは1カ所です。

参考：山本郡三種町「地域包括支援センター」

山本郡三種町のイベント

釜谷浜サンドクラフト（らんで - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

山本郡三種町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「惣三郎沼公園桜まつり」は、例年4月下旬に「惣三郎沼公園」で開催されているイベントです。惣三郎沼の周りの遊歩道では満開の桜が咲き、散歩をしながら春の訪れを感じられます。クレープのカー販売やヨーヨー釣りなどのミニコーナーもあります。18時から21時には夜桜のライトアップもあり、昼とは違った雰囲気が魅力です。

「サンドクラフトinみたね」は、例年7月下旬に「釜石浜海水浴場」で開催されているイベントです。このイベントは、環境の大切さを伝え郷土愛を育むことを目的としています。7月中旬から砂像の制作がスタートし、イベント当日から約1カ月間、たくさんの砂像が展示されます。さらに、パフォーマンスや食のイベント、夜には砂像のライトアップと、見どころが満載です。

「森岳温泉夏まつり」は、例年8月中旬に「惣三郎沼公園」で開催されているお祭りです。約1万2,000人が訪れる人気のイベントで、アーティストによる野外ライブがあり、会場は熱気に包まれます。ステージでは長信田太鼓の演奏、よさこいなどが披露されます。また、流しじゅんさいやじゅんさい音頭など、さまざまな催しがあるイベントです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

山本郡三種町の高齢者支援制度

山本郡三種町が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

家族介護用品支給事業

在宅で要介護者を介護する家族の経済的負担の軽減を図り、在宅生活の継続と福祉を向上させることを目的に、介護用品を支給します。支給品目は紙おむつ、尿取りパッド、清拭剤などです。

支給上限額は要介護3では月額5,000円まで、要介護4・5では月額6,250円までです。支給は四半期ごとに実施します。申請をすると町から引換券が発行され、引換券との交換により介護用品を受け取れます。

対象となるのは、三種町在住の要介護3以上で在宅で暮らしている方やその家族です。なおかつ、要介護者が属する世帯員全員が町民税非課税であること、介護保険料や町税などを滞納していないことが条件に含まれます。

参考：山本郡三種町「家族介護用品支給事業のご案内」

外出支援サービス（町受託事業）

歩行困難で外出が難しい方に、リフト付きワゴン車などによる送迎支援をおこなうサービスです。対象となるのは、歩行困難で医療機関の受診または在宅福祉サービスの利用に支障がある、三種町在住の65歳以上の在宅高齢者などです。対象者、運行範囲、利用料金などの詳細については、下記のリンクよりお問い合わせください。

参考：社会福祉法人三種町社会福祉協議会「福祉サービス」

配食サービス（町受託事業）

栄養バランスに考慮した手作りのお弁当の配達と安否確認をおこなうサービスです。利用回数は週1回で、利用料は1回につき400円となっています。

対象となるのは、三種町在住で以下の条件をすべて満たす方です。

65歳以上の一人暮らしの方や高齢者のみの世帯、または身体障がいのある方
老衰や心身の障がい、傷病などを理由に調理するのが困難な方

参考：社会福祉法人三種町社会福祉協議会「福祉サービス」

山本郡三種町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

山本郡三種町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。三種町と隣接しているのは、能代市、男鹿市、南秋田郡八郎潟町・五城目町・大潟村、北秋田郡上小阿仁村です。

有料老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは有料老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい有料老人ホームの特徴」をご紹介します。

「有料老人ホーム」とひと言でいっても、利用者の状態や必要なサービスに合わせて以下の3種類があります。

介護付き有料老人ホーム
住宅型有料老人ホーム
健康型有料老人ホーム

なお、介護付き有料老人ホームは「介護専用型」「入居時自立型」「混合型」の3つに分かれます。ですので細かく分割すると5種類があるのです。」

有料老人ホームの入居条件は満たしていますか？

今後、入居をお考えの場合、前提として入居条件を満たしておく必要があります。有料老人ホームでも種類ごとに入居条件が違いますので、あらかじめ把握しておきましょう。ただし民間が運営する有料老人ホームでは詳しい入居条件は施設によってまちまちです。気になる施設がありましたら連絡をしましょう。

介護付き有料老人ホームの入居条件

介護付き有料老人ホームは3種類の施設形態に応じて入居条件が違います。詳しくは施設に問い合わせることをおすすめします。

住宅型有料老人ホームの入居条件

住宅型有料老人ホームは「原則65歳以上」「自立～軽度の要介護」の方となっています。要介護度に関しては施設によってばらつきがあります。

健康型有料老人ホームの入居条件

健康型は住宅型よりも更に軽度の方が入居する施設です。「60歳以上」「自立か要支援」が入居条件になっている施設が多くあります。

ただし健康型有料老人ホームは平成25年に公益社団法人全国有料老人ホーム協会が発表した「有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅に関する実態調査研究事業報告書」によると全国に16件しかありません。ですので、希望のエリアで運営されている場合を除き、候補外にしておいてもいいでしょう。参考：公益社団法人全国有料老人ホーム協会「有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅に関する実態調査研究事業報告書」