豊田市の最寄り3km以内のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「T－グランシア水源」、「向日葵のひざし市木」、「サービス付き高齢者向け住宅　英」をはじめとした、愛知県/豊田市/最寄り3km以内の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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豊田市の老人ホーム・介護施設について

豊田市は愛知県の北部に位置し、中核市に指定されています。ここでは豊田市での高齢者の暮らしをポイントでご紹介します。

豊田市の特徴

豊田市役所西庁舎（画像奥）及び東庁舎（画像手前）（2018年（平成30年）10月）（Tomio344456 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

豊田市の人口は42万651人です。このうち65歳以上の高齢者の人口は、10万2,732人になります。高齢化率は23.7%を占めています（2021年8月1日現在）。

豊田市の面積は918.32k㎡と、愛知県で最も広いです。エリアは以下の13地区に分けられます。

豊田地区
挙母（ころも）地区
高橋地区
上郷（かみごう）地区
高岡地区
猿投（さなげ）地区
松平地区
藤岡地区
小原（おばら）地区
足助（あすけ）地区
下山地区
旭地区
稲武（いなぶ）地区

参考：豊田市「豊田市の今月の人口」／ファースト暮らすとよた「数字で見る豊田市」

豊田市の魅力

豊田市はトヨタ自動車株式会社の企業城下町です。市名は同社由来となっています。

「くるまのまち」として知られていて、ものづくりの中枢都市として発展し続けています。いっぽうで市域の7割が森林と、豊かな自然を活かした食農作物の生産が盛んです。自然と都市が融合された地域といえます。

豊田市には「近代の産業とくらし発見館」や「豊田市郷土資料館」があり、近代産業文化や歴史についての展示物を見てその時代を体感することができます。

「どんぐりの里いなぶ」は、天然温泉「どんぐりの湯」があり、さまざまな露天風呂を楽しめます。「どんぐり横丁」で新鮮野菜や焼きたてパンが販売されています。また、豊田市ならではのご当地商品を購入できます。

豊田市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

豊田市の主要な駅

豊田市は、愛知環状鉄道、名鉄三河線、名鉄豊田線、愛知高速交通リニモが走行しています。

主要な駅は「豊田市」駅、「猿投」駅です。「豊田市」駅は、三河線、豊田線を使える駅であり、「猿投」駅は三河線の起点となっています。

愛知高速交通リニモは、愛知高速交通の磁気浮上式鉄道路線です。「藤が丘」駅から「八草」駅までを結んでいます。揺れが少なく、快適な乗り心地を体感できます。

豊田市役所

豊田市役所は豊田市西町3丁目60にあります。「豊田市」駅から徒歩10分で到着します。要介護認定の申請は、福祉部介護保険課です。他には旭支所・足助支所・稲武支所・小原支所・下山支所・藤岡支所でも受け付けています。

参考：豊田市役所

豊田市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

豊田市には地域包括支援センターが28カ所あります。中学校区ごとに設置しているのが特徴です。そのほか各地域包括支援センターの統括・支援をする「豊田市基幹包括支援センター」があります。

参考：豊田市「地域包括支援センター」

豊田市のイベント

ナイアガラ大瀑布（Taka1 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる)

豊田市で開催されている恒例のイベントについてご紹介します。

「豊田おいでんまつり」は、7月下旬に白浜公園で開催されます。市民で組まれたチームで踊る「踊り連」や、最後におこなわれる全長500mの大ナイアガラ花火が見どころです。

「大井平（おおいだいら）公園もみじまつり」は、毎年紅葉の時期に大井平公園で開催されます。大井平公園には約520本のカエデ、イロハモミジ、イチョウが植えられています。「風のつり橋」から見下ろす紅葉は、まるで異世界にいるようなノスタルジックな美しさを味わえます。

「天下祭」は、松平郷館（まつだいらごうかん）で2月に開催され、厄男の男性たちが一斉に木製の玉に触れようと手を伸ばすイベントが催されます。触れることで厄払いになるとされています。他にも練りこみや餅投げなど、活気あふれるお祭りです。

豊田市の高齢者支援制度

豊田市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

配食サービス

高齢者の栄養バランスの摂れた食生活を支援し、身体の状態を整えるために提携した事業者が「配食サービス」をおこないます。利用料金は1食300円で週に6～7日、1日1食（昼か夜）利用できます。また自宅へ訪問する際に、高齢者の方の安否確認をしています。

対象は「65歳以上の一人暮らしの方」または「高齢者世帯で、調理をするのが困難な方」です。

参考：豊田市「配食サービス」

高齢者寝具用貸与及び寝具クリーニング費（利用券）の助成

独居の高齢者を対象に「寝具の貸与・クリーニング費用」の9割を助成します（1カ月の上限は5,000円）。貸与対象は敷布団、掛布団、毛布、枕およびシーツとカバーです。クリーニング対象は敷布団、掛布団、毛布になります。

対象者は「一人暮らしの65歳以上の方」または「要介護認定を受けている方」で「衛生管理が難しいと判断される方」です。

参考：豊田市「高齢者寝具用貸与及び寝具クリーニング費（利用券）の助成」

生活管理指導短期宿泊事業

65歳以上の方に対して一時的な施設入所を促し、入所者の状況に応じて生活習慣の指導や支援をしてくれます。入所先は「養護老人ホーム若草苑」で、1日につき1,720円（上限7日間、年度内に2回まで）です。利用する場合は、健康診断書が必要となります。

対象者は「65歳以上で、要介護認定を受けていない方」のうち「日常生活を営むことに支障があるために見守りを必要とする方」または「支援・指導が必要な方」です。

参考：豊田市「生活管理指導短期宿泊事業」

豊田市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

豊田市で、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。近隣エリアは安城市、岡崎市、刈谷市、新城市、瀬戸市、知立市、日進市、長久手市、みよし市、北設楽郡設楽町、岐阜県恵那市、土岐市、瑞浪市、長野県下伊那郡根羽村あります。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。