西伯郡大山町のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ばんだの里やすはらハウス」、「サンライズシニアハウス」をはじめとした、鳥取県/西伯郡大山町の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

西伯郡大山町の老人ホーム・介護施設について

西伯郡大山町は、鳥取県西部に位置する町です。農業や畜産、漁業、観光を主な産業に発展してきました。こちらでは「西伯郡大山町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

西伯郡大山町の特徴

大山町役場（Mti - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

西伯郡大山町の人口は1万5,625人です。65歳以上の高齢者人口は6,277人で、高齢化率は40.17%となっています。面積は189.83㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

西伯郡大山町の魅力

西伯郡大山町は日本海に面し、中国地方最高峰である大山の山頂がある町です。中腹部では渓流と高原の風景を楽しめ、海・山・川がそろった自然豊かな環境に恵まれています。

大山町には、水稲やブロッコリー、白ネギ、スイカ、メロン、二十世紀梨、豚ほかさまざまな農畜産品があります。なかでもブロッコリーの販売高は10億円以上で、西日本でトップクラスです。また、サザエやヒラメ、ハマチ、タイ、アジをはじめとする漁業が盛んで、ウニや板ワカメといった特産品があります。

西伯郡大山町は、霊峰の大山を中心に観光地が点在しています。「大山隠岐国立公園」は、西日本最大級のブナ原生林が広がる公園です。近代までごく一部を除いて入山が制限されていたことで、希少な自然環境が守られています。また「大山寺」や「大神山神社」、日本遺産の「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市」をはじめとする観光資源があります。

西伯郡大山町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

西伯郡大山町の主要な駅

西伯郡大山町には、JR山陰本線が通っています。主要な駅は「御来屋」駅です。「御来屋」駅からJR山陰本線を利用すると「倉吉」駅や「鳥取」駅方面、または「米子」駅と「松江」駅方面に移動できます。

また町内では路線バスや、乗合バスのスマイル大山号が走っています。スマイル大山号では医療機関やスーパー、役場ほか生活に関する施設へアクセス可能です。

大山町役場

大山町役場の所在地は、鳥取県西伯郡大山町御来屋328です。「大山町役場前」バス停から徒歩約1分で着きます。

要介護認定の申請は福祉介護課か各支所の総合窓口室で受け付けています。

参考：大山町役場

西伯郡大山町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

西伯郡大山町の地域包括支援センターは1カ所です。「保健福祉センターなわ」内に設置されています（2022年7月7日現在）。

参考：西伯郡大山町「地域包括支援センター」

西伯郡大山町のイベント

西伯郡大山町内で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「大山夏山開き祭」は、例年6月に博労座特設会場で開催されるお祭りです。1日目の前夜祭の見どころはたいまつ行列です。神事を終えた2,000人の行列がたいまつを持ち「大神山神社奥宮」の社殿から博労座につながる参道を練り歩きます。2日目は大山の山頂で登山者の安全祈願をし、本格的な夏山シーズンの到来を宣言します。

「大山町納涼花火大会」は、例年7月下旬に「御来屋漁港」周辺で開催されるお祭りです。スターマインや水上花火をはじめとする約2,000発の花火を、最短約200mの位置から楽しめます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

西伯郡大山町の高齢者支援制度

西伯郡大山町が展開する高齢者の支援事業をご紹介します。

タクシー助成制度

一般の交通機関を利用するのが難しい方が、自分で買い物や通院ができるようタクシーの利用料金を一部助成します。

利用回数は片道のみの利用も含めて週1回までです。助成額は利用者の居宅から目的地までのタクシー乗車料金の2分の1となります。ただし、乗車料金が1,000円未満の場合は500円が自己負担となり、残りの金額を助成します。

主な対象者は、町内に住所を有しており、一般の公共交通機関の利用が困難な方で、次のいずれかに該当する方です。

65歳以上の方
要支援・要介護認定のある方
身体障害者手帳の総合等級が1・2級（下肢機能障害3・4級を含む）である方
療育手帳を持っている方
精神障害者保健福祉手帳を持っている方
その他、町長が特に必要と認めた方

お問い合わせは、大山町役場企画課・営業企画室で受け付けています。

参考：西伯郡大山町「大山町タクシー助成制度のご案内」

緊急通報装置設置費用の補助

高齢者の方などが、急病や火災といった緊急時に通報できる緊急通報装置を自宅に設置する際の費用を補助します。助成金額は上限2万円で、月額利用料などは自己負担となります。

対象になる方は町内に住む方で、次のいずれかに該当する方です。

65歳以上の一人暮らしの高齢者の方または高齢者のみの世帯
身体障害者の方などのみの世帯
その他、町長が特に必要と認めた方

お問い合わせは、大山町役場福祉介護課で受け付けています。

参考：西伯郡大山町「緊急通報装置設置費用の補助について」

配食サービス

高齢者の方の自宅に夕食の弁当を届けるサービスです。一般食、長寿食、減塩・低カロリー食から選べる栄養バランスのとれた食事を配達するとともに、安否確認をおこないます。

配食回数は月曜日から金曜日までの週5回以内で、必要と認められる回数です。1食あたりの料金はお弁当の種類やご飯の有無によって異なりますが、おおむね310～560円となります。

対象になるのは、以下のすべてに該当する方です。

大山町に住所があり在宅で生活している方
食事の調理が困難で安否確認が必要な方
おおむね65歳以上の高齢者世帯、もしくはこれに準ずる世帯の高齢者の方、または身体障害者の方など

参考：西伯郡大山町「大山町配食サービス事業実施要綱」

西伯郡大山町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

西伯郡大山町で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。西伯郡大山町は、米子市、西伯郡伯耆町、日野郡江府町、東伯郡琴浦町に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。