世田谷区役所
世田谷区の人口は91万8,896人(2021年3月現在)と、東京都の市区町村では最も多いです。65歳以上の高齢者人口は18万5,578人、高齢化率は20.16%となっています。
世田谷区の魅力
世田谷区は古くから「住みやすい街」としての人気です。渋谷に近い地域を除けば治安もよく、犯罪件数を人口で割って算出する「犯罪発生率」は東京23区内でも低いです。
商店街の数は東京23区では3番目に多いです。なかには大正、昭和の時代から残っている商店街もあります。
また、都立公園、区市町村立公園、都市公園の数も東京23区で3位になります。「駒沢オリンピック公園」や「砧公園」などの広大な敷地の公園がいくつかあり、散策を楽しめます。なお、多摩川も流れていますので、自然も豊かです。
世田谷区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター
世田谷区の主要な駅、市役所、地域包括支援センターについて住所も含めて紹介します。
世田谷区の主要な駅
世田谷区内には「東急電鉄」田園都市線・大井町線・東横線・目黒線・世田谷線、「京王電鉄」京王線・井の頭線、「小田急電鉄」小田原線・江ノ島線・多摩線、の10本の路線が通っています。41箇所の駅があります。
最も利用者が多い駅は「二子玉川」駅です。東急電鉄・田園都市線、大井町線を利用できます。その他、「三軒茶屋」駅、「下北沢」駅が特に利用者が多い駅です。
参考:世田谷区「2.鉄道交通」
世田谷区役所
世田谷区役所は東京都世田谷区世田谷4丁目21-27にあります。東急電鉄「世田谷」駅から徒歩5分、または「松陰神社前」駅から徒歩5分で着きます。
世田谷区の場合は要介護認定の申請を区役所ではなく、各エリアに設けられている総合支所でおこないます。「区内の各エリアでニーズが違う」という理由で5箇所設けています。要介護認定も住まう地域によって申請先が違います。
世田谷区内の総合支所
地域の保健福祉課
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管轄区域
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住所
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アクセス
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世田谷総合支所 保健福祉課
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池尻1~3丁目、池尻4丁目(1~32番)、三宿、太子堂、三軒茶屋、若林、世田谷、桜、弦巻、宮坂、桜丘、経堂、下馬、野沢、上馬、駒沢1~2丁目
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東京都世田谷区世田谷4丁目22-33
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東急電鉄・世田谷線「世田谷」駅から徒歩5分
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北沢総合支所 保健福祉課
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池尻4丁目(33~39番)、北沢、大原、代沢、羽根木、代田、松原、梅丘、豪徳寺、赤堤、桜上水
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東京都世田谷区北沢2丁目8-18
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小田急電鉄・小田原線「下北沢」駅から徒歩約4分
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玉川総合支所 保健福祉課
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上用賀、用賀、桜新町、玉川台、瀬田、玉川、新町、駒沢3~5丁目、駒沢公園、深沢、中町、上野毛、野毛、等々力、尾山台、玉堤、奥沢、玉川田園調布、東玉川
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東京都世田谷区等々力3丁目4-1
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小田急電鉄・大井町線「等々力」駅から徒歩約1分
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砧総合支所 保健福祉課
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船橋、千歳台、祖師谷、成城、砧、喜多見、大蔵、砧公園、岡本、宇奈根、鎌田
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東京都世田谷区成城6丁目2-1
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小田急電鉄・小田原線「成城学園前」駅から徒歩3分
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烏山総合支所 保健福祉課
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北烏山、南烏山、上北沢、八幡山、粕谷、給田、上祖師谷
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東京都世田谷区南烏山6丁目22-14
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京王電鉄・京王線「千歳烏山」駅から徒歩5分
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参考:世田谷区「総合支所業務案内
保健福祉課」
世田谷区内の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。
「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
世田谷区では地域包括支援センターのことを「あんしんすこやかセンター」と呼んでいます。世田谷区内にあんしんすこやかセンターは25箇所以上あり、月曜日~土曜日の午前8時30分~午後5時で相談を受け付けています。
参考:世田谷区「あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)一覧」
世田谷区のイベント
世田谷区で開催される毎年恒例のイベントを紹介します。
世田谷区たまがわ花火大会
世田谷区たまがわ花火大会は1929年から続く、歴史のある花火大会です。多摩川の河川敷が舞台であり、1995年には100万人以上の人が集まりました。打ち上がる花火の数は6,000発。同日開催である川崎市制記念多摩川花火大会と合わせると1万2,000発の花火が打ち上がります。
参考:世田谷区たまがわ花火大会
世田谷ボロ市
世田谷ボロ市は1578年、安土桃山時代から続く蚤の市です。東京都の無形民俗文化財にも指定されているイベントになります。日用品をはじめ、700店以上の露店が並び、1日に20万人もの人が買い物に訪れます。
老人ホームに入居しても、自立状態であれば外出できることが多いです。また要介護状態であっても職員の付き添いによってイベントに参加できる施設もあります。季節を感じたり、楽しみながら身体を動かすことは、介護予防にとっても好影響があります。
参考:世田谷区「世田谷のボロ市」
世田谷区の高齢者支援制度
世田谷区では区内で生活する高齢者向けた支援制度を推進しています。
世田谷区福祉移動支援センター「そとでる」
車椅子やストレッチャーなど、補助器具を使ってタクシーを利用する場合に、事業者を無料で手配してくれるサービスです。「いつも頼んでいる事業者の予約が取れない」「どこに依頼していいかわからない」などで困っている際に利用できます。
参考:世田谷区福祉移動支援センター「そとでる」
高齢者緊急一時宿泊
介護保険では対応できないほどの緊急かつ社会的な理由で高齢者が介護を受けられない場合に、特別擁護老人ホームに泊まれるサービスです。1泊6,100円になります。申し込みは地域包括支援センターか、世田谷区
総合支所保健福祉課で可能です。
参考:世田谷区「高齢者緊急一時宿泊」
福祉電話訪問
独居の高齢者か、高齢者のみの世帯の方で孤独を感じている方のために、福祉電話訪問協力員が住まいを訪問します。配偶者が施設に入居して独居となった場合でも使えるサービスです。利用料は無料で、定期的に訪問してもらい会話をするだけでも、認知症予防につながります。
参考:世田谷区「福祉電話訪問」
世田谷区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
世田谷区は東京23区で最も人口が多く、老人ホーム・介護施設も多いです。しかしどうしても条件が合わず、希望の施設が見つからないときは杉並区、渋谷区、大田区、調布市、三鷹市、狛江市、川崎市などの隣接するエリアにも目を向けてみてください。