医療法人社団仙齢会　いなみ野病院の口コミ・評判　koendoro（男性/70代）

施設は比較的新しく、周囲は田園があり自然環境は良い。病室は一部屋定員は４人で広くとっており、車椅子の移動、ベットからの移動スペースも十分である。共用スペースも広く、昼間は大半の方が車椅子で共用スペースにいる。 昼食前には摂食訓練の運動、週５回のリハビリ訓練がある。１回40分だが、患者の負担から言って適当だと思う。 患者には歯がなく、入れ歯の作成も拒んでいるため、すりおろし食を摂取している。おそらく味が単調でやや不満のようであるが、やむお得ないと思っている。 患者の様子は連絡帳に時々記載されていて、施設での生活の様子は伺える。施薬については変更があるたびに知らせてくれ状況は理解出来る。本人の性格もあり患者同士の会話はあまりしていないようだが、スタッフの方がよく話し相手にはなっていただいているようで安心している。他の施設と比較のしようがないが、限られた経費の中では納得できる支援をいただいている。

まだ入所して２ヶ月、付き添いで参加していないのでわからないが、クリスマス会があったことを本人から聞いた。 週５回のリハビリの時間は結構楽しんでいるようである。

変わったことがなければ、通常月10万円程度で、本人の年金でトントンというところ。支払いは月１回請求書が来た時点で本人名義の口座から振り込んでいる。

患者は糖尿病を患っており、カローリ制限をした食事を行っている。血糖値も安定している。今までかなりの量を摂取していたので、現在の食事量では物足りないと思っている。嚥下障害もあるので刻み食、とろみ食になっている。食事が単調になるのも仕方がないと思っている。 面会時にごく少量のスイーツや果物を持参し食べさせることで本人も満足しているようである。

行くとスタッフの方は誰彼なく挨拶をし、気持ちいい対応をしてくれます。患者に対してもできるだけ声かけをするよう意識していることが伺われます。

薬が変わるなど、その都度説明をいただきます。転倒など施設内でなにかあると、電話で緊急に報告が入るなど連絡体制は整っています。夜間不審な行動があると、ベッドが病室から廊下に移し、監視を強化していただいており安心です。

田園地帯で、敷地も広く自然環境は整っています。やや市街地から離れているので公共機関を使っての訪問は難しい。自家用車を利用するがインターチェンジが近くにあるため、平日は結構渋滞することがやや不満です。

介護療養施設の廃止が法律で決まっているようですが、施設廃止後の行き先がどうなるのか不安です。