※こちらの口コミは9年以上前に投稿されたものです。
ヨーロッパ的な印象の環境で、施設も立派、スタッフも親切。
けいこ0207(女性/60代)
投稿日時:2014年09月30日
居室/設備
見舞いに行ったときの印象は、緑に囲まれて煉瓦作りの並び、まるで静かなドイツの森の中に佇む学園都市のような落ち着いた雰囲気に、「ここが、老人ホームか!?」と驚きました。
叔父は1人で入居しており、居室は少し狭いようでしたが、プライバシーは完全に保たれ、窓からの眺めはよく緑ゆたかな庭が見えるし、風通しよく明るく、本人は満足しているようでした。
ご夫婦で入居されている人も多いようです。
すばらしい環境で「こんなところで、死ぬまで面倒みてもらえたら、いいな」と思いました。
行事/イベント
叔父は多趣味で、絵画クラブ、囲碁クラブ、他にも幾つかのクラブにはいっており、毎日忙しいと笑っていました。わりと立派なジムがあり、そこで、若いインストラクターが指導してくれるも楽しみだといっていました。驚いたのは、プールでのエクササイズは人気でときどき参加しているということでした。このプールに案内されましたが、そうとう大きく、みなさん高齢者とは思えないくらい、お元気に水中運動をしておられました。
施設の庭も相当広く、まるで京都の円山公園のしだれ桜のような大きくて立派なしだれ桜が1本あり、お花見は盛大だそうです。
隣は佐倉藩の殿さまの屋敷があり、施設の人は誰でも入れるそうで、日本文化の情緒も豊かです。
費用/価格
くわしい費用については聞いていませんが、叔父夫婦には子供がおらず、奥さんが先に亡くなったあとで、自分が倒れたことをきっかけに入居しました。東京のマンションを処分して、介護状態になっても、とにかく面倒見てくれる施設なので、終の住みかとして選んだということでした。庶民には高そうですが、安心を考えると、値段には、とくに不満はないようでした。
料理/食事
朝、昼、晩とも、季節感あふれる料理で、おいしくて、カロリーや塩分も表示され、元気になるばかりといっていました。
お見舞いにいったときは、栗ごはんと野菜の副菜が2品位と汁がついていたので、「いい食事しているな」と思いました。老人にしては食べ過ぎかなとも思いましたが、カロリーは500キロカロリーくらいできちんと押さえているそうです。
大食堂は、広々として動きやすく、明るく快適でした。
施設の雰囲気
実際、入居されている方々は、介護者は別棟ということもありますが、みなさんお元気で動きも若々しく「ひと昔前のよぼよぼのおじいさん、おばあさん」と言う印象はありません。うちの叔父も、80過ぎていますが、ぴんぴんしています。
食事がよいせいなのでしょうか? ジムやプール、散策路などの運動施設がととのっているからでしょうか?安心しました。
スタッフはみなさんとても穏やかでやさしい印象です。話し方も静かで親切でした。
あまりにやさしすぎると、入居者が横着になるのでは?と思ったほどのみなさんのやさしさでした。
介護/看護/医療体制
月に1回の健康診断があり、施設内に常駐のお医者さんおられるほか、施設から200メートルくらい先にかなり大きな総合病院があるので、ケガや病気のケアは心配ない感じです。
食事に出てこない=食堂に出てこないと、センサーでチェックされ、スタッフが居室まで声をかけにくるそうです。けっこう細かい配慮に驚きながら、納得しました。
介護は、それこそ専門家が十分な人数そろっているようで、「どうなっても安心だ」といっていました。
周辺環境/アクセス
周辺の自然環境は、自然豊かで城下町の伝統情緒があり、また美術館もあって、知的な印象。
東京からは、約1時間なので、そんなに遠くはないです。
ただし、お見舞いに行きやすいかどうかは、ちょっと
小旅行だと思えば来れるという感じ。とても便利とは言えません。
場所は、JRの佐倉駅から車で15分ほど。歩いて行けるきょりではありません。バスの便はちょっと少ないですが、駅前にタクシーはいつも止まっています。また、施設の送迎車が巡回しています。
その他
施設の建物の設計が仏さまの手のひらのカタチに配置されていると聞き、ちょっと感激しました。
財団法人日本老人福祉財団 佐倉〈ゆうゆうの里〉 の施設詳細
入居条件
自立
要支援
要介護
こだわり条件
施設詳細
施設名称 | 財団法人日本老人福祉財団 佐倉〈ゆうゆうの里〉 |
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施設種別 | 有料老人ホーム |
施設所在地 | 千葉県佐倉市鏑木町270−1 |
入居定員 | 485名 |
居室総数 | 392室 |
開設年月日 | 2000年04月01日 |
居室面積 | 22.3 〜 52.2m² |
介護事業所番号 | 1271700070 |
運営事業者名 | 一般財団法人日本老人福祉財団 |