あずみの里の口コミ・評判　しゅらら（女性/40代）

居住部屋は１人部屋と２人（またはそれ以上）の部屋があるようですが、一人あたり１２畳ほどの居住部屋があり、のびのびと暮らせる環境だと思います。 居住部屋、共同の部屋、トイレなどもいつ訪れても常に清潔に保たれていて好感が持てます。 施設全体・居住部屋には頑丈な手すりも設置されていて、足元のおぼつかない入居者やその関係者も安心感を持つことができます。 自分の部屋にテレビや冷蔵庫を持ち込むことができ（少しの持ち込み料を取られます）、生活を彩ることができるようです。 居住部屋の入り口のところに簡易ポストが設けられていたりと、かなり使いやすいように工夫されています。 ただ、施設全体が薄暗いのが少し気になります。窓もきちんとありますが、省エネのためなのか、少々薄暗い。 目の悪い入居者には少し大変かもしれません。

毎日居住者たちが集まって歌を歌ったり手芸を楽しんだりお茶を飲むような時間が設けられていますが、参加は自由なようなので、楽しみながら、かつ気楽に暮らせるようです。 入居者同士の部屋の行き来も自由なようで、たまに友人（居住者）が訪れてきて会話を楽しむような自由もあるようです。 年に数回の家族会があり、そこでは入居者とその家族で歌を歌ったり、介護士さんたちの出し物を楽しみながらお茶や軽食、バーベキューなど、交流を交わせます。 そのほか、居住区域とごにお祭り行事も設けられており、大きなお祭りでは、近所の中学生の吹奏楽や朗読なども疲労されて、居住者の方々が楽しんでいる姿を拝見しました。 介護士さんたちが外出にも連れていってくれるようで、そこで好きなお菓子を買ったり、お墓参りに行ったりと、施設の外側のことにも気を配っていただけるようです。

入居者が知人の方なので、具体的な金額はわかりませんが、年金で支払っても年金が少しあまるくらいだと聞いております。 テレビや冷蔵庫の持ち込み、本人のお小遣いの管理の依頼などには、毎月ごとに少しの金額を取られるようですが、それを含めても年金で支払って足りているようです。

実際に提供されている食事を食べたことはないので味はわかりませんが、栄養士さんによるメニューだと伺っています。 食事の際には、手助けが必要な方には介護士さんがついて食べさせてくれたり、メニューによってとろみを強くしたりなど、臨機応変な対応をしてくれるようです。 行事の際にはご家族も一緒に食事ができるようです。 また、そのような行事のときには、入居者と介護士が協力してお菓子を作ってそれをみんなで食べるというようなこともしているそうです。

正確な数字は忘れてしまいましたが、１人の看護士さんが８人くらいの入居者を担当しているようです。 介護士のみなさんはみな明るく丁寧で、よく世話をしてくれているように見えました。 家族との年ごとの介護方針の打ち合わせなどもしっかりとしてくれるようです。 よくニュースで見るような乱暴な介護士さんは見当たらないように思えます。 何か質問をしたいときなど、担当の方がいらっしゃらなくても、ほかの方が丁寧に対応してくれますので気軽に声をかけることができるのも安心材料だと思います。 夜間なども入居者の下を訪れて、お茶がてら雑談を交わすこともあるようで、精神的な面でのフォローもしっかりとしていると思いました。

看護師さんが２４時間常勤しているのでそのあたりも安心材料です。 病院が経営している施設ですので（病院とは離れていますが）、医療面でも安心感があります。 ちょっとした病気やケガをしたときの対応の方針なども家族としっかり話し合ってくれるようです。

車でのアクセスは便利です。 電車で駅まで来て徒歩となると不便だと思いますが、場所柄を考えれば、車社会なので問題ないと思います。 田畑に囲まれた静かな場所にあるのでまわりの音もうるさくなく、緑が多く、部屋の窓から木々が見えることも魅力だと思います。 「たいへん満足」とはしましたが、少し気になるのは駐車場がやや狭いこと。 面会に来ても、混雑しているときだと車を駐車する場所に困ることがあります。

見学やお酒、タバコなどはわかりません。 訪問の時間制限もわかりません。 とても人気のある施設のようで、入居申し込みをしても長く待たされるか、入れないか、そのようなことが起こるのではないかと予想されます。