花物語ききょうの口コミ・評判　Berg21（男性/50代）

グループホームですので、トイレや浴室、食堂は共同でしたが、個人の居室は個室となっておりプライバシーがしっかりと確保されます。祖父が入居した時点ではなかったものの、その後ホームエレベーターが設備され、2階との行き来が楽になりました。 祖父の居室からはすぐ裏にあるグラウンドの桜がよく見え、春になると華やかな気持ちになりました。食堂や2階にはソファーやテーブルがあるため、面会に行ったときにはゆっくりと話をすることができました。 また、各自の貴重品については事務室で管理され、支援の内容についてもこまめに連絡をいただけるので安心できました。

毎月のように行事が催され、踊りや歌の会が施設で行われたり、イチゴ狩りやミカン狩りなどで外出もありました。また時には外食に出かけるなど良くしていただいたと思います。 親族に対しても参加の募集があったり、行事の際の写真や簡単な報告があったりして、離れていてもどんなところに行って何をしたのかが分かりやすく助かりました。 私もイチゴ狩りに参加しましたが、入居者への対応にスタッフの方がよく面倒を見ていただいていたのが印象的でした。

具体的な金額については控えますが、祖父自身の年金で賄えることができたのは大変助かりました。毎月かかる金額は基本的に部屋代と個人の居室で使用した電気代、食費相当分となります。これ以外に外食や買い物をした場合にはそれらは個人持ちです。 費用についても責任者の方から説明を受けていましたので、不満はありません。

グループホームですので、手伝いが可能な入居者も買い物や調理、配膳など、スタッフを手伝っていました。 面会の際には、昼食をごちそうしていただくこともあり、皆さんと一緒に食事をしましたが、食事そのものについての不満はありませんでした。 自力で食べることが難しい方には、スタッフが手伝ったり、別のメニューを用意することもあったようです。 また、居室で個人で食べたいとの希望者にも対応していたようで、細かな点について相談次第ではないかと感じました。

とても明るい雰囲気で、家庭的な施設だと感じました。 みなさんよく挨拶していただきましたし、若干痴呆が進んだ祖父にも、根気よく対応していただき感謝しています。介護の状態や進め方についても丁寧に説明していただきましたし、気になる点や問題行動についても隠さず話していただけましたので、とても好感が持てました。

夜勤の方は1名または2名で、施設の規模からすると十分だと思いました。基本的には自力で身の回りのことができる方が入居していますのでこの程度なのだと思います。 定期的に健診が行われたり、体調が悪い際には個別に委員に連れて行ってくれたりと、なかなか家族でも難しいことを親身に対応していただけたと思っています。

住宅街の中にありますので、車で行けないことはないですが狭い路地もあり、駐車スペースもほとんどないので必ずしも便利とは言いにくいです。 また、駅からも、バス通りからも離れていますので面会の際には不便を感じることがあるかもしれません。 ただ、周辺に騒音源がなく、入居者にとっては落ち着くのではないかと思います。

もともとは市役所の職員の方からの紹介で見学に行きました、そこで責任者の方から説明を受け、祖父本人も場所が気に入ったことから入居を決めました。祖父はあまり他人とは打ち解けない性格でしたが、責任者の方が祖父の出身地にお住まいだったこともあり、比較的気を許していたようです。 飲酒に関しても、たしなむ程度であれば許可していただけていましたし、特に連絡をしなくても面会が可能でした（先方の都合もありますので、基本的には連絡をしてから面会していました）。 いい意味で家庭的な施設ですので、スタッフの方の質が施設の質を左右してしまう部分があるかと思いますが、お世話になった方たちは常に明るく、とても安心して預けることができました。