介護老人保健施設　寿里苑フェリスの口コミ・評判　河内大王（男性/70代）

施設はピンクを基調とした塗装がされていて、明るい印象を受けました。日常過ごす部屋も窓が大きく日当たりも良く、臭いも気になりません。食事場所と昼間過ごす場所は同じフロアですが広くてゆったり出来ます。まわりにリハビリルームや風呂、トイレが取り囲んでおり機能的です。 ４人部屋に入っていたのですがゆったりしていて非常に過ごしやすかったです。車いすを使う人もいましたが特に問題なく使用されていたようです。

クリスマスや夏祭り納涼祭等３カ月に一回は入居者の家族を招待しての行事をおこなっており、職員手作りのイベントで盛り上げようという意識が高そうな施設でした。花見、七夕、お月見、お餅つきや毎月のお誕生会なども行われているようで、よく写真が送られてきていました。認知症の方以外は、散歩や外食にも出かけておられたようです。

うちの場合は要介護３で入居しましたので、入居費はそれほど負担にはなりませんでした。私物の洗濯は家族が取りに行くのか、業者に委託するのかの選択肢が有りますが、業者に頼んでも月数千円で済んだので負担感は大きくなかったです。支払いは銀行振り込みで済むので特段の問題はなかった。

自分で食べていたのでとくに意識はしませんでしたが、ほぼ完食していたので、味付けには問題なかったように思います。認知症のため本人に聞いてもよく分からないことが多かったですが、食事に関しては満足していたようです。自分で食べられない人には二人に一人の職員がついて介助していました。ゆったりしていたので食事を重視している様子がうかがえました。

職員は若い人が多かったですが、フロアの責任者のかたは介護の経験も豊富そうで安心して任せていられました。認知症の入居者は中にはスタッフに大声で暴言を吐く人もいましたが、うまく対応していましたが、横で見ていてよく勤まるなと思うようなことも多々ありました。 午前中は個別のリハビリや入浴などで忙しそうですが、午後はゆったりと体操や歌や何か体を動かすリクレーションをやっていました。 日常のことで気になったことは職員に聞きに行くと詳しく話をしてくれましたし、よく状況を把握していました。

看護師は常勤でかなり入居者の状況を把握しているようでした。けがや病気はしなかったので、問題点は気がつきませんでしたが、熱のあるときなどは連絡くれたりしていました。

山間部に立地しているので遠くから来る人には車がないと不便ですが、我が家の場合は近かったので問題なかったです。また、周りに何もないので静かで空気もきれいなところです。認知症以外の人は散歩に出かけている人もいましたが、車もそんなに多くなくて歩きやすそうでした。

入居者の中に喫煙者がいて一日の本数を決めて吸っているようでしたが、皆がいるすぐそばで吸っているのが問題でした。スタッフに言ったのですが、認知症フロアのため外に出すわけにもいかず目を離すわけにもいかないので仕方ないということでした。分煙スペースくらいは設置しても良いかなと思いました。いまは改善されているかもしれません。