特別養護老人ホーム　しゅうらく苑の口コミ・評判　コゲラ（男性/80代）

建物は親の入所当時は築８年目位だったので、外観・内部とも綺麗な状態に見えた。 相部屋に入所させて頂きましたが、広さは可もなく不可もない様に感じました。 玄関を入るとやはり介護施設特有の臭いは有りましたが、少しすると余り気にならない程度でしたから、いい方だと思いました。 お風呂は週に２回以上は入れて貰っておりました。 本人はいつもこの入浴を楽しみにしておりました。 殆どの入所者は１階に入所しておりましたので、バリアフリーについてもそれなりに配慮はされておりました。

季節毎にそれぞれの時期に応じた催し物をしておりました。 春は施設のバスで花見に連れて行って貰ったり、夏にはお盆の頃に家族も参加して苑内でいろいろな催しをして頂きました。

入所当時市から来た書類では、措置費として、月額￥247,875−（冬季加算￥1870−）となっておりました。 入苑者負担金約￥9000−＆食事負担金￥9000−（介護4の入所者金額）が必要で月額７万円＆家族会費２万円・雑費１万円の計１4万円程度の費用が要りました。 当時は介護保険の制度も無く、本人の国民年金が少なかったので、扶養義務者としての当方に月額７万円＆家族会費２万円・雑費１万円の計１０万円程度の負担が来ました。 サラリーマン家庭から長期に渡っての負担はかなりの苦労に感じました。 費用の支払いについては、施設指定の農協で通帳をｔ作りある程度のまとまった金額を入金の上印鑑と一緒に施設に預ける様にしておりました。 通帳と印鑑を一緒にして、施設に預けるのは、少し不安でした。

食事については、介護程度がマチマチの入所者が同じ場所で食べる為に、どうしても手のかかる方に職員が掛かりますので、介助は十分ではないと思った。 食事の内容については、それぞれの介護程度に合わせた食事が出ておりました。 なお、家族と一緒の食事を採れるスペースは無かった。

私の親の担当の方はいつもきちんと話をして頂きました。 大体週に１回は面会に行っておりましたが、体調の変化とかその他日常の生活上の話を聞かせて頂きました。 入所者の平均介護度は4以上だった様に記憶しております。 親は施設が当方の自宅から車で短時間で行ける場所だった為、週に１回は面会に行っておりました関係で喜んでおりました。

夜間の体制については、確かめた事が無かったので、判りません。 医療関係は施設の敷地内に内科医の建物が有りましたが、殆ど毎週一回は面会にいきましたが、この間この医院が開いているのは見たことが有りません。 従って入所者が病気になれば、市内の病院に出向いておりました。 体調に異変があった場合は市内の病院に搬送後連絡が来ておりましたが、入院の場合ある程度の日が経過すれば、元の施設に戻れなくなるといつも言われておりましたので、預けている家族からすれば、入院が長引くと不安でした。

施設の前は田園地域ですが、一応車の通行がかなり有り路線バスの停留所があります。 従って入所者が勝手に出ていくのは危険ですが、私の知る限りは外出の許可が無ければ出る事は無かったと思います。 周囲は畑や田んぼばかりで商業施設に行くのは、車でなければ不可能でした。 従って月に一度は希望者は施設のバスで買物に行っておりました。 施設の場所は路線バスは通っておりますが、本数が少なく車かタクシーの利用しかないので不便に感じました。

母親を入居させて頂いておりましたので、女性ばかりの相部屋でしたが、酒やたばこについては見たことが有りませんでした。 見学時の対応はいつも割合に自由に出来ました。 なお、入居までの待機期間は市に申請してから丸２年強掛かりました。