こもれびの郷の口コミ・評判　おやじです（男性/60代）

建物は明るいオレンジ色の建物で、周囲に高い建物が少なく日当たり抜群。太陽があたるとより一層明るく輝いて見え、外観にも温かみが感じられます。玄関ホールに入ると、スタッフの方が「こんにちは」「いらっしゃいませ」と明るい声が響き渡ります。館内は掃除も行き届いており、既に20年以上経過されたという月日を感じさせないほど清潔に保たれていました。最近新規で建てられている一般的な有料老人ホームの居室と比べると決して広いとは言えませんが、車いすの方でも生活するには充分なスペースが確保されています。

レクリエーション活動が充実していて、音楽療法やスタッフによる演奏会、ギターの弾き語りができるとのこと。ちなみに、今の流行りは「演歌」だそうです。アクセスがやや不便ですが、ご家族による面会も多く、よくホームで一緒にお昼を食べたり、出前による宅配もあるそうです。このホームの温かい雰囲気は、スタッフとご家族の一体感から生まれているように感じました。

施設に入居時の初期費用が非常に低く設定されているのが良かったです。やはり、最初に大きなお金が出ていってしまうと心理的にも非常に不安になってしまいます。初期費用が安いから、お得かと言われれば実際はそうではないのかもしれませんが、入居前の検討段階では、ハードルは低いように思います。

食事は、本人の味覚や健康状態に合わせ栄養バランスの取れたメニューを美味しく楽しく食べてもらうのが理想。やはり食事に求めるものはまずは栄養面。それも、個別の状態に合わせたメニューを提供してくれるかは大きなポイントですね。基本メニューに週1回は刺身の日があり、月に一度は肉の日だったり、駅弁の日だったりするそう。お付き合いのある寿司屋が施設に来てくれて、本物さながらに目の前で握ってくれたこともあったみたいです。

言葉で表現しにくいものですが、シーンと静まり返っているのか、談笑が絶えず穏やかなのか、くらいの違いは３０分も施設の中にいるとわかってきます。入居者や職員の会話も要チェックです。入居者と職員の会話がほとんどない、職員のおしゃべりが多い、あるいはとてもそっけない施設はおすすめできません。 3つ目は、入居者やその家族の様子です。入居者が穏やかに過ごしている施設には、その家族も自然と集まってくるものです。入居者の表情や所作を注意して見ておきましょう。 4つ目は、施設の職員の様子です。忙しそうに動き回り、身なりも乱れ、表情にゆとりがない職員が多い。これでは、自分を育ててくれるような職員教育の体制があるとは言い切れません。

言葉では非常に表現しにくいものですが、３０分くらいの見学でしたので、端的に書きますと、入居者と職員の会話があまり無く、逆に職員同志のおしゃべりが多く感じました。入居者との関係はちょっと把握できませんでした。施設の職員が少ないせいか、絶えず忙しそうに動き回り、身なりも乱れ、その表情にゆとりがない職員が多くて何か慌ただしい雰囲気。

とにかく交通の便はあまりよくない。また、施設の場所がとにかう分かり難いです。主要幹線道路からの騒音がとても気になります。街の中心からも外れている。車がないと行動できない。そのせいもあってか周囲は自然環境が豊かで、ちょっと散歩に出ただけでも自然に触れ合えてよかったです。