香芝市の口コミ・評判ありのサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅まほろば」をはじめとした、奈良県/香芝市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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香芝市の老人ホーム・介護施設について

香芝（かしば）市は、奈良県北西部に位置する市です。大阪近郊のベッドタウンとして発展してきました。ここでは「香芝市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

香芝市の特徴

香芝市役所。手前に「かしば」の植込み文字が見える。背景は二上山（日本語版ウィキペディアのBakkaiさん, CC 表示 3.0, リンクによる）

香芝市の人口は7万9,197人です。そのうち、65歳以上の高齢者人口は1万8,528人で、高齢化率は23.39％となります。面積は24.26㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

香芝市の魅力

香芝市は、交通の便が発達し多くの人々が行き交う活気ある町です。大阪市から三重県津市までを結ぶ国道165号や、和歌山県新宮市と大阪府枚方（ひらかた）市をつなぐ国道168号が走り、道路交通網が充実しています。西名阪自動車道「香芝インター」により、名古屋方面までアクセスしやすくなっています。

市内には自然が美しい観光スポットが複数存在しています。二上山（ふたかみさん）は、奈良盆地の北西部から奈良県と大阪府が境となるあたりに位置し、四季折々の美しい光景が望めます。近くには千股池（ちまたいけ）があることから、水面に映る二上山も楽しめることが特徴です。夕暮れ時には幻想的な景色が見られます。

また歴史を感じられる場所もあります。「平野塚穴山古墳史跡公園」は、7世紀後半ごろに造られた平野塚穴山古墳を、保護しながらも安全に見学できるよう整備された公園です。国史跡に指定されています。園内は広場が設けてあり、休息をしながら散策も楽しめます。

香芝市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

香芝市の主要な駅

香芝市には、JR和歌山線、近鉄大阪線・南大阪線が走行しています。主要な駅は、「近鉄下田」駅です。さらに、コミュニティバスも運行しており、市役所や総合福祉センターなどを巡回しています。

香芝市役所

香芝市役所は、香芝市本町1397にあります。「近鉄下田」駅より徒歩9分で着きます。バスを利用する場合は、香芝市コミュニティバスに乗車して「香芝市役所」バス停からすぐです。

要介護認定の際は、介護福祉課で受け付けています。

参考：香芝市役所

香芝市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

香芝市内には、3カ所の地域包括支援センターが設置されています（2020年12月11日現在）。

参考：香芝市「総合相談窓口」

香芝市のイベント

香芝市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「冬彩」は、毎年12月に今池親水公園で開催されるイベントです。香芝市市制施行10周年を記念して始まった市民祭りです。和の心を大切にしたイベントで、辺りにロウソクを灯し、光の空間を作り上げます。優しい灯りのなか、ステージイベントや飲食ブースといった企画で人々を楽しませます。

「香芝ふれあいフェスタ」は、毎年11月に香芝市役所と総合体育館の駐車場で開催される市内最大級のイベントです。ボランティアや市民団体、市内企業などが交流しながら創り上げます。ビンゴ大会やダンスパフォーマンスといったステージイベント、マルシェブースや食品販売など、さまざまな催しがおこなわれます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

香芝市の高齢者支援制度

香芝市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

緊急通報装置の貸与

高齢者が安心して暮らせるように、緊急通報装置を貸し出します。装置は、電話回線に接続して利用する本体機器と持ち運び可能なペンダント型の2種類で、どちらも24時間対応します。緊急時にボタンを押すと、救急車の要請や健康相談などができます。月々の利用料は市民税非課税世帯の場合は200円、課税世帯は300円です。

対象となるのは、市内に一人で暮らすおおむね65歳以上の高齢者です。

参考：香芝市「高齢者福祉サービスについて」

紙おむつの支給

常に紙おむつの着用が必要な方に、紙おむつを支給するサービスです。支給する紙おむつの種類はフラットタイプ、パンツタイプ、リハビリパンツ、尿とりパットの4つです。なお、種類によって支給枚数が異なります。2種類を組み合わせて支給することも可能です。ただしその場合、1種類ごとの支給枚数は半分になります。

対象となるのは、以下の要件にすべて該当する方です。

香芝市に住所を有する在宅の方（入院者、介護保険施設入所者、居住系施設利用者を除く）
市町村民税非課税世帯の方（世帯全員が市町村民税非課税であること）
要介護認定において、要介護3以上と判定された方
常時尿失禁状態にある方

参考：香芝市「高齢者福祉サービスについて」

高齢者見守り事業

認知症のある方が外出時に道に迷ったときや、病院に搬送された際にすぐに身元確認ができるよう見守りをおこなう事業です。事前に利用者の個人情報を登録します。緊急時には香芝警察署との連携により、速やかな捜索につなげます。希望者へは、衣類などに貼り付けられるQRコードシールを配布。捜索の補助として利用します。

お問い合わせは総合福祉センター介護福祉課で受け付けています。

参考：香芝市「香芝市高齢者見守り事業」

香芝市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。香芝市は、大和高田市、葛城市、北葛城郡王寺町・上牧町・広陵町、大阪府羽曳野市、柏原市、南河内郡太子町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。