松阪市の老人ホーム・介護施設について
松阪(まつさか)市は、三重県のほぼ中央に位置する自治体です。こちらでは「松阪市エリアでの高齢者の暮らし」についてご紹介します。
松阪市の特徴
松阪市の人口は16万1,998人です。そのうち65歳以上の高齢者の人口は4万8,288人で高齢化率は29.81%です(2021年1月1日現在)。
松阪市の魅力
松阪市は伊勢湾に面し、「松阪牛」の産地として知られている市です。ウナギ、アサリといったの海の幸、シメジ、シイタケ、ナバナ、ダイコンをはじめとした野菜、イチゴ、ビワ、イチジクなどの果物がとれます。
工芸品では正藍染(しょうあいぞめ)の糸で織る縞(しま)模様が特徴の「松阪木綿」、陶器の「松阪萬古焼(まつさかばんごやき)」が知られています。
また、市内には松阪城跡をはじめ、文化財に指定されている建物が多いです。さらに「中村川桜づつみ公園」「五主(ごぬし)海岸」「なめり湖」など自然散策できるスポットも点在しています。
松阪市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
松阪市の主要な駅
松阪市には、JR東海の紀勢(きせい)本線・名松線・参宮線、近鉄大阪線・名古屋線・山田線が乗り入れています。そのほか三重交通や市街地循環線の「鈴の音バス」が運行しています。
松阪市の主要な駅は「松阪」駅です。「松阪」駅ではJR紀勢本線・名松線、近鉄山田線を使えます。
松阪市役所
松阪市の市役所の所在地は松阪市殿町1340-1です。近鉄、またはJR紀勢本線の場合は「松阪駅」で下車して、徒歩約15分です。市街地循環線「鈴の音バス」の場合は「市役所前」バス停で下車して、徒歩4分です。
松阪市の要介護認定の申請は、市役所の介護保険課で受け付けます。
参考:松阪市役所
松阪市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
松阪市のイベント
松阪市で毎年恒例となっているイベントを紹介します。
「松阪牛まつり」は毎年11月におこなわれます。特産松阪牛50頭から、その年度の松阪牛の女王を決定します。そのほかに七輪を使った焼肉コーナーがあります。
「宣長まつり」は松阪城跡で毎年4月におこなわれます。松阪市出身の偉人・本居宣長(もとおりのりなが)を讃えるお祭りです。松阪城周辺の桜を楽しめるほか「クイーン松阪表彰式」「松阪鈴おどり」「宣長茶会」と、さまざまなイベントがあります。
「松阪祇園まつり」は、毎年7月中旬の土・日曜日に開催。「牛頭天王(ごずてんのう)を祭る八坂神社の祭りが松阪に波及したもの」と伝えられています。八雲神社、松阪神社と御厨(みくりや)神社の三つの神社の神輿が出て街を勇壮にねり歩きます。夜店が出るほか、「松阪しょんがい音頭と踊り」が披露されます。
松阪市の高齢者支援制度
松阪市が展開している高齢者向けの支援制度をご紹介します。
高齢者在宅生活支援事業
高齢者のために庭の草取りといった家周りの手入れ、屋内の整理整頓、家屋の軽微な修繕などをおこないます。利用料金は、1時間あたり230円。月1回、年度中3回まで利用できます。対象は親族の協力を得ることができないおおむね65歳以上の高齢者のみの世帯の方などです。
参考:松阪市「高齢者支援制度
高齢者在宅生活支援事業」
配食サービス事業
栄養改善、見守りが必要な高齢者に向けて、事業所がお弁当を週に3食まで届けます。費用は実費相当額の負担となります。対象はおおむね65歳以上の方で、疾病等の理由により見守りおよび栄養改善が必要な一人暮らしの高齢者または高齢者のみの世帯の方です。
参考:松阪市「高齢者支援制度
配食サービス事業」
訪問理美容サービス事業
理髪店にいけない高齢者の自宅を理容師が訪問し、サービスをおこないます。費用の負担は利用券が交付され、理容師等の訪問出張費用を市が負担します。技術料・材料費は、本人負担です。
交付した利用券の有効期限は発行された年度内、申請付きにより交付枚数が異なります。対象はおおむね65歳以上の方で、在宅で、老衰・心身障害や傷病等の理由により、理髪店等に出向くことが困難な方です。
参考:松阪市「高齢者支援制度
訪問理美容サービス制度」
松阪市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで範囲を広げてみましょう。松阪市に隣接する地域には津市、多気郡明和町、多気町、大台町、奈良県吉野郡東吉野村、川上村、そして宇陀郡御杖村があります。