川崎市中原区の要支援の受入が可能なグループホーム

介護のほんねでは、「バナナ園ほりうち家」、「たのしい家川崎中原」、「のんびりーす等々力」をはじめとした、神奈川県/川崎市中原区の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホーム/要支援の条件に当てはまる施設は15件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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川崎市中原区の老人ホーム・介護施設について

川崎市中原区は、横浜市や東京都心部へのアクセスに優れており、暮らしやすい地域です。ここでは「川崎市中原区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

川崎市中原区の特徴

中原区役所（WP:Ja user Hykw-a4, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

川崎市中原区の人口は25万9,718人です。65歳以上の高齢者数は4万244人で、高齢化率は15.50%となっています（2021年1月1日現在）。

川崎市のほぼ中心部に位置しており、面積は14.74㎢です（2021年7月1日現在）。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／中原区「中原区の概要」／国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調33ページ」

川崎市中原区の魅力

中原区は川崎市の中央に位置している都市です。都心部へのアクセスが良好であり、川崎市内でトップの人口・世帯数となっています。人口が多いことで、先端企業や商業施設が集積しているエリアです。

また、緑豊かな公園が多いです。「等々力（とどろき）緑地」には、四季折々の姿を見せる美しい庭園や、緑が生い茂る「ふるさとの森が」あり、豊かな自然に触れられます。そのほか陸上競技場や野球場といった運動施設があり、さまざまな楽しみ方ができる場所です。

そのほか全龍寺（ぜんりゅうじ）や大楽院（だいらくいん）、神庭（かにわ）遺跡といった寺社が文化財が区内に点在しています。また、ユニークな展示品が並ぶ「川崎市市民ミュージアム」は川崎市中原区の人気スポットの1つです。

川崎市中原区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

川崎市中原区の主要な駅

川崎市中原区ではJR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン・相鉄直通線、東急東横線・目黒線と、多くの路線を使えます。主要な駅は「武蔵小杉」駅で、6路線すべてを利用できます。乗り換えに便利です。また、駅からは川崎市交通局と東急バスに乗れるため、川崎市内各所への移動がしやすいです。

中原区役所

中原区役所は川崎市中原区小杉町3丁目245にあります。バスを利用する際は東急バスに乗車し、「中原区役所前」バス停で下車してすぐです。電車を利用する場合は、JR南武線「武蔵小杉」駅から徒歩約4分で到着します。

要介護認定の申請は中原区役所高齢・障害課介護認定給付係（3階5番窓口）で受け付けています。

参考：中原区役所

川崎市中原区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

中原区内にある地域包括支援センターは、6カ所です（2021年4月7日現在）。

参考：川崎市「地域包括支援センターについて」

川崎市中原区のイベント

武蔵新城駅北口（Nyao148 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

中原区内で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「にぎどん夜店市」は新城商店街連合会が主催する、毎年夏の終わりごろに催されるイベントです。地元の複数の商店街が参加しており、商店街の各店で買い物をすれば夜店券がもらえます。たくさんの店舗が夜店として出店しており、いつもと違う商店街を満喫できます。

「コスギフェスタ」は、毎年10月に2日間にわたって開催される大規模イベントです。メイン会場はこすぎコアパークで、地域のカレー店によるカレーの食べ比べや、パレードが催されます。毎年多くの人で賑わうイベントです。

老人ホームや介護施設によってはイベントに参加できる場合があります。施設職員や家族の付き添いが必要となるケースがあるので、入居を検討している施設があれば確認しておくことをおすすめします。

川崎市中原区の高齢者支援制度

中原区を含む川崎市が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

外出支援サービス事業

身体的問題から公共交通機関の利用が難しい方の外出をサポートする事業です。車椅子の方も利用できるリフト付きワンボックスカー（おでかけGo！）で送迎を実施しています。送迎先は基本的に川崎市内のみです。利用できる時間は、日曜・祝日を除く午前8時から午後5時30分までの間で、4時間以内です。料金は1時間当たり400円で、月2回まで利用できます。

対象は「市内在住で65歳以上の在宅高齢者」「要介護3以上」「他の交通機関の利用が難しい」「利用時に家族や介護者が同乗し、介助できる」をすべて満たす方です。

参考：川崎市「外出支援サービス事業」

紙おむつ等介護用品の給付

高齢者が自宅での生活を継続できるよう、紙おむつなどの介護用品の給付をおこなう制度です。給付項目は紙おむつやおむつカバー、防水シーツ、消臭剤、ドライシャンプーなどです。月に一度、上限5,000円分申請できます。ただし、生活保護受給者の方は紙おむつ類・おむつカバーが対象外で、月額2,500円が上限となります。

料金は利用者世帯の状況によって異なります。「住民税非課税世帯で生活困窮者の方」は利用料の5%、「住民税本人非課税の方」は10%、「住民税本人課税の方」は20%と、自己負担率が異なりますのであらかじめ確認が必要です。

対象者は「65歳以上の在宅高齢者」「要介護認定3から5」「紙おむつの必要がある」のすべてを満たす方です。

参考：川崎市「紙おむつ等介護用品の給付」

かわさき福寿手帳

高齢者の方がいつまでも元気に暮らせるように、川崎市では「かわさき福寿手帳」を配布しています。手帳には、高齢者向けの相談先や福祉施設、優待施設などが記載されており、映画館や浴場、ゴルフセンターなどの割引を受けられます。他に生活支援サービスの内容や介護保険制度について記載されています。

対象は「川崎市内在住で65歳以上の高齢者」または「市外に居住する川崎市の介護保険第1号被保険者」のいずれかです。

参考：川崎市「かわさき福寿手帳の交付」

川崎市中原区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

川崎市中原区内で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。中原区と隣接しているのは、川崎市幸区・高津区や横浜市港北区、東京都大田区、世田谷区になります。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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