川崎市高津区の人口は、23万598人です。そのうち4万3,165人が65歳以上の高齢者で、高齢化率は18.72%を占めています(2021年1月1日現在)。
川崎市高津区の面積は16.36㎢です。エリア分けをすると以下の4つになります。
川崎市高津区の魅力
川崎市高津区は、多摩丘陵や多摩川といった自然に囲まれた区です。特に橘地区では自然を生かして、野菜の栽培をはじめとする農業が発達しています。
また歴史的・文化的資源が豊富です。「子母口貝塚」は神奈川県の指定史跡となっています。そのほか「溝口神社」や「高津諏訪神社」といった由緒ある神社があります。
川崎市高津区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター
川崎市高津区の主要な駅
川崎市高津区は、JR南武線、東急東急田園都市線・大井町線が走っています。高津区の主要な駅は「溝の口」駅です。田園都市線や大井町線を使えるため、東京エリアへアクセスしやすい駅となっています。
高津区役所
高津区役所は、川崎市高津区下作延2丁目8-1にあります。「溝の口」駅から徒歩2分、「武蔵溝ノ口」駅から徒歩3分で到着します。
要介護認定の申請は高津区役所 高齢・障害課
介護認定担当、または地区健康福祉ステーションの介護保険担当窓口で受け付けています。
参考:高津区役所
川崎市高津区の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
川崎市高津区には、7カ所の地域包括支援センターが設置されています(2021年4月7日現在)。
参考: 川崎市「地域包括支援センターについて」
川崎市高津区のイベント
川崎市高津区で毎年開催されているイベントをご紹介します。
「川崎市制記念多摩川花火大会」は、多摩川河川敷で10月に開催されるイベントで「世田谷区たまがわ花火大会」と同時開催されます。コンピューター制御によって音楽と花火を競演させたハナビリュージョンは見応え抜群です。
「高津区民祭」は、毎年7月下旬に川崎市高津スポーツセンターで催されています。学生によるマーチングや、お神輿(みこし)パレードが見ものです。多くの露店が軒を連ねるとともに、夜になると花火大会が開催されます。
川崎市高津区の高齢者支援制度
川崎市高津区で利用できる高齢者支援制度をご紹介します。
高齢者外出支援乗車事業
川崎市は、外出支援として「高齢者特別乗車証明書」または「高齢者フリーパス」を発行しています。
高齢者特別乗車証明書を使えば大人料金の半額でバスに乗車できます。1カ月当たりの乗車回数が10回未満の方におすすめです。
高齢者フリーパスは1カ月当たり1,000円で購入でき、通用期間中は乗り放題となります。1カ月に10回以上利用する方はこちらがお得です。
高齢者住宅改造費助成事業
住宅の改造をする際に工事費用の一部の助成が受けられる制度です。支援や介護を必要とする高齢者の在宅生活の負担軽減が目的となります。対象箇所は「浴室」「洗面所」「居室」「玄関」などです。
ただし介護保険制度の住宅改修以外の工事が対象です。また基準限度額は100万円までで、所得に応じて自己負担額は異なります。
対象者は「要介護認定において要支援以上の認定を受けた65歳以上の高齢者で、住宅の改造が必要と認められる方」です。
参考:川崎市「高齢者住宅改造費助成事業」
紙おむつ等介護用品の給付
川崎市では、在宅介護に必要となる介護用品の給付をおこなっています。
給付される介護用品は、紙おむつ類・おむつカバー・防水シート・使い捨て手袋・消臭剤・清拭剤・ドライシャンプーで、組み合わせは自由に選択できます。給付額は月額5,000円が上限です。ただし生活保護受給者は紙おむつ類・おむつカバーが対象外となり、利用限度額が月額2,500円になります。
対象者は以下の3点を満たしている方です。
- 65歳以上の在宅高齢者、または40〜64歳で若年性認知症であること
- 要介護3以上であること
- 紙おむつが必要であること
参考:川崎市「紙おむつ等介護用品の給付」
川崎市高津区で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる
川崎市高津区で老人ホームを探していて希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。川崎市高津区は川崎市中原区・多摩区・宮前区、横浜市港北区・都筑区、東京都世田谷区と隣接しています。