一関市の人口は11万3,604人です。65歳以上の高齢者人口は4万1,857人で、高齢化率は36.84%となっています(2021年1月1日現在)。
一関市の魅力
一関市は、観光地が多いことが魅力です。世界遺産「平泉」の玄関口となっており、多くの観光客が訪れます。そのほか、日本百景・名勝に選ばれている「猊鼻渓(げいびけい)」や、天然記念物「厳美渓(げんびけい)」といったスポットも有名です。
一関市は、温泉にも恵まれています。「須川(すかわ)温泉」「真湯(しんゆ)温泉」「祭畤(まつるべ)温泉」をはじめとする複数の源泉があり、一帯は「一関温泉郷」とよばれています。
また、一関市は岩手県内で2番目に医療施設が多い地域です。入院機能を持つ総合病院も多く、医療や介護サービスが充実しています。
一関市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
一関市の主要な駅
一関市にはJR東日本の東北新幹線・東北本線・大船渡(おおふなと)線が通っています。主要駅は「一ノ関」駅です。新幹線と在来線の接続駅のため、市内だけでなく新青森方面や東京方面といった遠方まで移動できます。
一関市役所
一関市役所は、一関市竹山町7-2にあります。「一関市役所前」バス停から徒歩約2分で到着します。
要介護認定の申請先は、市役所1階の保健福祉部
長寿社会課か各支所の保健福祉課です。
参考:一関市役所
一関市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。
「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
一関市内には、合計6カ所の地域包括支援センターが設置されています。
参考:一関地区広域行政組合「地域包括支援センター」
一関市のイベント
一関市で毎年恒例になっているイベント・お祭りをご紹介します。
「一関夏まつり」は毎年8月に、3日間にわたり開催されるお祭りです。メイン会場の一関市大町では、趣向を凝らした華やかな七夕飾りが通りを彩ります。初日に「磐井川(いわいがわ)川開き花火大会」が実施されるほか、2日目と3日目には郷土芸能や神輿担ぎといった催しものがおこなわれます。
「大東大原水かけ祭り」は、極寒の2月に開催される防火・無病息災・家内安全を祈願する奇祭です。岩手県指定無形民俗文化財に指定されています。手桶を持った人々が冷や水を浴びせるなか、白木綿の腹巻きとわらじを身につけた厄年の男性が走り抜ける「水かけ」が見どころです。
一関市の高齢者支援制度
一関市が展開する高齢者支援制度を紹介します。
外出支援サービス
寝たきりの方や車椅子の方が病院・診療所などへ通院する際に、送迎をおこなうサービスです。
対象者は「一関市内に在住のおおむね65歳以上」で、「要介護や障がいなどで外出の支援が必要な方」です。
利用したい方は、長寿社会課高齢福祉係または各支所の保健福祉課にお問い合わせください。
参考:一関市「【高齢者福祉・介護】暮らしを支える制度」
緊急通報システム
一関市では、災害、事故、急病などの非常時にボタンひとつで消防署に通報できる端末を貸し出しています。端末を使用する際の電話代や電気代などは自己負担です。
対象者は「おおむね65歳以上の一人暮らしの方」「高齢者のみの世帯の方」「身体障害者手帳1・2級の交付を受けている方」のうち、緊急時に機敏に行動できない方や突発的に命の危険が生じる可能性のある方です。
参考:一関市「【高齢者福祉・介護】暮らしを支える制度」
在宅高齢者福祉乗車券交付事業
対象者に市内のバスやタクシーを利用できる乗車券(金券)を交付します。乗車券は月額1,000円分(年12,000円分)を上限として、申請月から交付されます。
対象者は「市民税非課税世帯で70歳以上の一人暮らし、または高齢者のみの世帯の方」などです。入院中や施設に入居中の方は申請できません。ただし、サービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホーム、軽費老人ホームに入居中の方は該当になる場合があります。
一関市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
一関市内で希望する老人ホームが見つからない場合は、周辺地域まで範囲を広げてみましょう。一関市は陸前高田市、奥州市、西磐井郡平泉町、気仙郡住田町、宮城県の栗原市、登米市、気仙沼市、秋田県の雄勝郡東成瀬村と隣接しています。