会津若松市は人口11万7,027人です。市の総人口のうち3万4,590人が65歳以上の高齢者で、高齢化率は29.56%となります(2021年1月1日現在)。
会津若松市の魅力
会津若松市は城下町として、歴史と文化・伝統が息づいています。なかでも豊かな自然に囲まれた鶴ヶ城では四季を通じてさまざまなイベントが開かれています。
また会津若松市は温泉地です。東山温泉は、サラサラの硫酸塩泉で湯に浸かりながら豊かでのどかな自然風景を満喫できます。芦ノ牧温泉は弱アルカリ性の泉質で、体の芯まで温まる湯として人気です。阿賀川沿いに位置しており、美しい渓谷を望めます。
そのほか、会津若松市は「水どころ」や「米どころ」と呼ばれます。肥沃(ひよく)な大地と豊富で清らかな水は、米を作るのに最適な環境です。盆地特有の寒暖の差が大きい気候の影響により、会津産コシヒカリの「会津がんこ米」や特別栽培米会津産「ミルキークイーン」といった、おいしいご飯が味わえます。
会津若松市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
会津若松市の主要な駅
会津若松市では、JR磐越西線(ばんえつさいせん)、只見線(ただみせん)、会津鉄道を利用できます。主要な駅は「会津若松」駅です。磐越西線と、只見線を使えます。
会津若松市役所
会津若松市役所は、会津若松市東栄町3-46にあります。JR「会津若松」駅から徒歩約22分。路線バスを利用する場合は「市役所西口」または「神明通り」バス停を下車すると近いです。
要介護認定を受ける際は、高齢福祉課(栄町第二庁舎1階)や北会津支所住民福祉課、河東支所住民福祉課の窓口を利用してください。
参考:会津若松市役所
会津若松市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。
「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
会津若松市のイベント
会津まつり中の神明通り付近の様子(Amcajaだと推定されます(著作権の主張に基づく) -
コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが、投稿者自身による作品だと推定されます(著作権の主張に基づく), CC 表示-継承 3.0, リンクによる)
会津若松市で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。
「会津まつり」は、毎年9月下旬に開催されている会津最大の祭りです。3日間にわたって催される祭りでは、提灯(ちょうちん)行列や会津磐梯山踊り、日新館童子(にっしんかんどうじ)行列、鼓笛隊パレード、先人感謝祭、会津藩公行列といった、さまざまな行事があります。
「会津絵ろうそくまつり」は、毎年2月に開催されます。会津の伝統的工芸品である色彩豊かな「会津絵ろうそく」を広めることが目的です。1本ずつ職人が手作りしたろうそくがメーン会場の御薬園(おやくえん)と鶴ヶ城をはじめとした市内各所の雪景色を照らします。
会津若松市の高齢者支援制度
会津若松市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。
給食サービス
会津若松市では、一人暮らしの高齢者に昼食と夕食を配達します。主に毎週月曜日から土曜日までの期間で、お弁当(1食350円)もしくはおかずのみ(1食300円)が提供されます。利用する際には訪問給食申請書とアセスメント表の提出が必要です。配食事業者によって配達可能なエリアや休業日、食事内容、個別対応が異なります。
高齢者自立支援住宅改修助成金
在宅の高齢者が介護予防のために住宅改修をする際、かかる費用の一部を助成してくれます。助成額は工事にかかった費用の9割までで、上限は18万円です。事前申請が必要となるため、利用したい場合は着工前に市役所の高齢福祉課へ相談しましょう。
高齢者車いすタクシー利用助成事業
一般の交通機関での移動が困難な方向けに、車いすタクシー(介護タクシー)の利用料金の一部を助成してくれる制度です。申請すると1枚500円の助成券を月8枚受け取れます。1回の乗車につき4枚(2,000円分)を上限に使用可能です。1年に2回、助成券が交付されます。
対象者は以下の4点をすべて満たす方です。
会津若松市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
会津若松市内で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。会津若松市は郡山市、喜多方市、耶麻郡猪苗代町・磐梯町、河沼郡会津坂下町・湯川村、岩瀬郡天栄村、南会津郡下郷町、大沼郡会津美里町と隣接しています。