栃木県の老人ホーム・介護施設について
栃木県は関東地方の北にある県です。こちらでは栃木県での高齢者の暮らし について、ポイントをご紹介します。
栃木県の特徴
Torii and Yōmeimon-gate of Nikkō Tōshōgū Shrine (City of Nikkō, Tochigi Prefecture, Japan / 2017-10-12)(Koichi Sato - 投稿者自身による作品 , CC 表示-継承 4.0 , リンク による)
栃木県のの人口は193万2,091人 です。65歳以上の高齢者人口は55万8,651人で、高齢化率は29.1% となります(2020年10月1日現在)。
栃木県の面積は6,408k㎡となります。北西部には白根山や男体山などの高い山々がそびえ、中央から南部にかけて平野が広がる地勢です。
栃木県は大きく5つのエリアに分けられます。県庁所在地は、県央エリアにある宇都宮市 です。
エリア
市町村
日光エリア
日光市
那須エリア
那須塩原市、大田原市、塩谷市など
県南エリア
栃木市、鹿沼市、佐野市など
県央エリア
宇都宮市、さくら市、高根沢町など
南東エリア
那珂川町、那須烏山市、茂木町など
参考:栃木県「年齢別人口調査結果(市町別年齢別人口) 」「人口・面積 」/気象庁「栃木県 」
栃木県の魅力
栃木県は世界遺産の「日光の2社1寺 (二荒山神社、日光東照宮、日光山輪王寺)」が有名です。徳川家康が眠る日光東照宮には日本だけでなく世界から観光客が訪れます。日光は周りの自然環境も豊かで、秋には紅葉狩りができます。
また栃木県は、いちごの生産量が日本一 。1968年から52年首位を守っています。全国的に有名な品種の「とちおとめ」が開発され、新品種の「スカイベリー」も人気です。
栃木県の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
栃木県の主要な駅
栃木県では東武宇都宮線、日光線、佐野線、鬼怒川線、JR日光線、烏山線、東北本線、東北新幹線などが走っています。
栃木県での主要な駅は「宇都宮」駅 です。JR湘南新宿ライン・宇都宮線・東北新幹線、東武鉄道日光線などが利用できます。また「小山」駅 も県内では規模の大きな駅です。JR湘南新宿ライン・宇都宮線水戸線・両毛線・東北新幹線を利用できます。東西南北にそれぞれの路線が走っているので、ここを起点に乗り換えする利用者は多いです
栃木県の市役所
栃木県には14市・11町の24市町があります。今回はなかでも人口が多い宇都宮市、足利市、栃木市の役所の所在地、アクセス、要介護認定の申請先について紹介します。
市役所名
所在地・アクセス・ホームページ
宇都宮市役所
● 所在地:宇都宮市旭1丁目1-5
● アクセス:関東バス・市内循環線(きぶな)「市役所庁舎前」バス停からすぐ
● 要介護認定の申請窓口:高齢福祉課(市役所2階D6番窓口)、保健福祉相談担当(市役所1階A18番窓口)、各地区市民センター及び出張所
● ホームページ: 宇都宮市
足利市役所
● 所在地:足利市本城3丁目2145
● アクセス:足利市生活路線バス「市役所前」バス停の目の前
● 要介護認定の申請窓口:健康福祉部 元気高齢課
● ホームページ: 足利市
栃木市役所
● 所在地:栃木市万町9-25
● アクセス:ふれあいバス「市役所前」バス停からすぐ
● 要介護認定の申請窓口:高齢介護課
● ホームページ:栃木市
栃木県の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」 などを業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
栃木県には99カ所 の地域包括支援センターがあります。センターの数が多いのは宇都宮市で25カ所 の地域包括支援センターがあります。
参考:栃木県「栃木県内地域包括支援センター一覧 」
栃木県のイベント
山車。御拝を載せた山車の横に、山を背景にした舞台が若衆によって素早く作られ歌舞伎が演じられる[2]。山にはさまざまな仕掛けが組み込まれている(あばさー - 投稿者自身による作品 , パブリック・ドメイン, リンク による)
栃木県内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。
「山あげ祭 」は八雲神社例大祭の奉納行事で、日本一の移動式野外劇が有名です。毎年7月に那須烏山市でおこなわれます。450年以上の歴史があり、昭和54年には国の重要無形文化財 に選出されました。山あげ祭では、高さ10m以上にもなる和紙に描かれた山を背景に歌舞伎や神楽などが奉納されます。。
「羽黒山梵天祭 (はぐろさんぼんてんまつり)」は、宇都宮市で毎年11月23日から24日にかけておこなわれます。1060年頃に創建されたといわれる羽黒山神社の例大祭です。五穀豊穣や無病息災を祈願し梵天を奉納します。
「とちぎ秋まつり 」は、隔年で11月に開催されるお祭りです。1874年からの伝統があり、見どころは豪華絢爛な人形山車です。彫刻と刺繍が施されており、9台の山車のうち6台が栃木県の指定有形民俗文化財 に選出されました。この山車が向き合ってお囃子を競い合います。
栃木県の高齢者支援制度
栃木県が展開する高齢者の支援制度を紹介します。
無料入浴券の交付(宇都宮市)
宇都宮市では自宅に入浴設備がない70歳以上の高齢者を対象に、公衆浴場の無料入浴券 が交付されます。月に5枚交付され、年間で最高60枚の入浴券を受け取れます。詳しくは高齢福祉課の福祉サービスグループにお問い合わせください。
参考:宇都宮市「無料入浴券の交付 」
はいかい高齢者等の位置探索システム利用助成(栃木市)
栃木市では徘徊行動をとってしまう高齢者の方に、小型の専用端末機を携帯していただき、行方不明になった時に、携帯電話やパソコンから追跡できる ような取り組みがおこなわれています。宇都宮市内に住所がある65歳以上の方や、徘徊する恐れがある方が対象です。サービスを利用した場合に、初回の登録料及び毎月の利用料の一部を助成します。
参考:栃木市「はいかい高齢者等の位置探索システム利用助成 」
老人福祉補聴器の交付(宇都宮市)
おおむね65歳以上の高齢者で、「一側の耳の聴力レベルが、55~89デジベル」または「他側の耳の聴力レベルが55~69デジベル」の方を対象に、補聴器を交付しています。ただし専門医から補聴器が必要だと診断された方のみが交付対象です。
参考:宇都宮市「老人福祉補聴器の交付 」
栃木県で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
栃木県の老人ホーム・介護施設は、宇都宮市 や足利市 に集中しています。希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。栃木県は福島県 、群馬県 、埼玉県 、茨城県 に隣接しています。