介護老人保健施設シェーンハイムやはばの口コミ・評判　Rクン（男性/80代）

施設が建設され13年ほどになり以来二人部屋に入居しているが、日当たりがよくスペースも広く完全バリアフリーで手すりも設備されており安全に生活できる環境である。 お風呂は週二回の入浴で介護士さんが完全フォローしている。窓からの眺めは田園地帯にある施設が故に近隣の農家が育てる花や野菜等四季により違った景色が見られる。 施設で行うイベントも年間を通して実施されており、屋外では花火大会、収穫祭、郷土芸能、地元高校の合唱部によるコーラス、施設内では誕生会、演劇会、地元小学校・幼稚園生等とのふれあいイベントなど入居の老人が楽しくリハビリをしながら過ごすことのできる施設である。

入所当初から昨年あたりまでの費用は月額10万円弱であり、入居金というものはなかった。 昨年後半より介護度５と認定されたが、費用は従来の薬半額程度にダウンした。 昨年本人は「胃ろう」の措置をしたのがその要因なのか、または制度の見直しなのかわからないが、費用は大幅にダウンしている。 本人特有な日常品（義歯洗浄剤、口内洗浄剤，おしめ等）は介護士よりの連絡により当方にて購入して届けている。また、下着等の洗濯、髪の毛のカット等も基本的には家族により対応している。施設への費用の支払いは昨年11月以降指定の銀行口座より自動振替となり、非常に便利になった。

昨年の春に体調が悪化し入院したが、その際に担当医の判断により「胃ろう」措置を行った。したがって口径の食事は摂れず流動性栄養食を直接胃に流し込んでおることから、食事についての評価はできない。

長期入所となっているが、男女ともスタッフの人柄が非常によく最大限のケアをしていただいている。また、施設長はじめ事務長・介護士長等責任ある立場の職員においても、良く家族のことを思っていただいており感謝している。本人はベットに横たわっていることが多いが、スタッフにおいてはできるだけベットより離す工夫をしており、車椅子での所内散歩とかリハビリとかを実施していただいている。

日中はもちろん夜間においてもスタッフの常駐人数は適切に思う。入所者にかかる体調はじめイベントへの参加、日常利用の消耗品の補充等々動きがあれば必ず電話連絡により状況の説明をしてくれる。健康に異変があった時には施設長がドクターであり専任の看護士長もおることから、すぐ提携の病院に搬送するとともに家族に連絡を入れてくれる。「胃ろう」の器具取り替えも２〜３ｶ月に一度所定の病院で実施しているが、専用の車両でスタッフが同行して措置してくるている。措置日が予定されていることから、当日家族も同行している。

施設の立地場所が家族が居住する盛岡市の隣町である矢巾町であり、その距離が２０Kmと少々離れており、急遽の場合自家用車でおおむね３０分程度要する。自家用車を利用できないときにはTAXとなるが運地位が結構高額になる。また身内の者あるいは知人がお見舞いに出向くにも車を持たない人は不便である。これらのことを除けば環境は最高であり問題は特にない。

この施設に入所するに当たっては、その当時勤めていた会社と施設管理者との関係があったこともあり、申し込み即OKで入所できた。家族の訪問日時については通常いつでもOKで滞在時間についての制限もなく自由に出入りできる。