※こちらの口コミは10年弱前に投稿されたものです。
里山の澄んだ空気の中でのんびり過ごせる施設
だいこん(女性/60代)
投稿日時:2014年06月09日
居室/設備
山間部の自然豊かな場所に位置し、四季折々の様々な景色が楽しめるところです。
木を多く取り入れた温もりのある建物は病院的な施設をあまり感じませさん。
夏休みなどは孫を連れて避暑地に遊びに行くような気分で、お見舞いに行きたくなります。
設備は、食堂・医務室・ボランティア活動室・地域交流スペース・調理室・機能訓練室・面談室・会議室等があります。
居室は、個室・二人部屋・四人部屋がありますが、残念ながら現状、希望する部屋に入ることはできません。
基本的には様態や空き部屋状況により部屋が決まり、利用後も様態の変化等によりお部屋替えの可能性もあるそうです。
お部屋はいずれもお日様の光をたっぷり取り込む大きな窓の明るい部屋でした。
行事/イベント
長寿を祝う会や新年会、お花見、餅つき、ショッピング、ビアガーデンなどの行事のほか、朽木の春祭りは子どもみこしを見学しに行くなど、地元の住民の方々や幼稚園児、中学生、大学生との交流の機会も多いようです。
夏祭りは盛大で、地元の学校やスポーツクラブや団体などによる模擬店や盆踊りと盛りだくさん。
この夏祭りや花火大会、イチゴ狩りなどのイベントは家族も一緒に参加可能です。
通年楽しい行事が次々と企画されていて、退屈することなく、楽しく過ごせそうです。
費用/価格
月額利用料は事前に資料などで調べた通り、食費や居住費用とその算定方法は国が定める規準額でした。
オムツ代は、介護保険給付対象として施設サービス費に含まれているとのことで、オムツ代の請求はありません。
但し、入院中のオムツの準備は必要なので注意が必要です。
料理/食事
利用者に適した献立を栄養士が作成し、個人の状態に応じた食事内容を工夫し提供しているとの説明でした。
写真を見せていただいただけなので、味はわかりませんが、普通食でもかなりボリュームがあるように感じました。
また、華やかなお花見弁当はじめ、行事のお食事も綺麗でおいしそうで、こんなお弁当を持って花見に出かけたら食も進むだろうなと思いました。
尚、お見舞いに行くときの注意として、感染症等が流行っている時期の生ものなど、飲食物の持込は制限される場合があるとのことでしたので、持込む前には施設に問い合わせてみてください。
施設の雰囲気
入居者は要介護4、5の方が半分を占めており、日中はデイサービスに訪れる方々で賑わいます。
施設内の人々の雰囲気は"楽しそう"でした。
日中活動の『創作活動』の作品を作りながらのにぎやかな笑い声に一喜、残念そうなため息に一憂するスタッフさんの様子はほほえましく感じました。
介護/看護/医療体制
国が定めた基準通り、施設長、生活相談員、介護支援専門員、看護・介護職員、栄養士、事務職員等が常勤されています。
プライバシーに配慮しつつ、随時安否を確認しているというお話には、心遣いを感じました。
たとえば、お食事の時間に姿が見えないときは、お部屋の確認したり、夜間は1時間ごとに、起こさないようにお部屋を訪室し、様子を確認してくださっているそうです。
また、緊急オンコール体制も整っていて、急に具合が悪くなった場合の対応も安心で、医療行為が必要と判断された場合には、家族や病院等関係機関に連絡してくださいます。
年2回の健康診断、インフルエンザや肺炎球菌の予防接種などを受けられる機会の提供など、日常の医療も充実していると感じました。
山間部なので医療機関まで遠いのではないかと心配していましたが、施設から徒歩2分のところに診療所があり、急な病気も安心です。
周辺環境/アクセス
施設のある場所は森林浴ができそうな山間部で、四季折々の景色は最高なのですが、アクセスは悪く、最寄りの鉄道駅からはかなり遠いです。
JR湖西線安曇川駅で下車し、バスやタクシーに乗らなければ行けません。
安曇川駅から江若交通のバスに乗り、朽木市場バス停で下車すると、そこからは徒歩1分です。
朽木特別養護老人ホームやまゆりの里 の施設詳細
朽木特別養護老人ホームやまゆりの里の地図
住所
〒520-1401滋賀県高島市朽木市場656番地
交通アクセス
JR湖西線安曇川駅下車江若交通朽木市場バス停下車徒歩1分