生活支援ホーム本城の口コミ・評判　まむー（女性/30代）

玄関はバリアフリーになっています。施設内にも段差はありません。居室は個室になっており、広いクローゼットがあるので物を収納するのにとても便利です。個室のトイレはとても広く、大きな鏡も付いています。個室なので子連れでも行きやすく、とても助かります。個室は希望を出せば鍵を持つことができ、プライベートを保つことができます。廊下はかなりの幅があるため、車いす同士がすれ違っても十分余裕があるほどです。手すりもついているので安心です。共有の談話したり食事をしたりするスペースも広さがあり、日当たりが良いので明るいです。施設全体に掃除が行きわたっており、清潔感に溢れています。お風呂も綺麗に掃除されており、とても清潔です。

施設では毎日のようにレクリエーションが行われています。とくに祖母が気に入っているのがフラワーアレンジメントです。若いころ華道をしていたこともあり、楽しく取り組んでいるようです。また、習字も行われています。習字をする機会はほとんどないので、とても良い刺激になっていると思います。ネイルアートをしていただいたたり、ビーズアクセサリーを作ったりと女性向けのイベントも行われています。施設のバスに乗って花見や食事に行くこともあり、いつもと違った場所で過ごすことができ、祖母も大変喜んでいます。毎月カレンダー作りが行われており、カレンダーに色を塗ったり折り紙を折って張ったりしているので、手と頭がしっかりと刺激されていると思います。全体的にレクリエーションやイベントが多く、大変満足しています。

介護費や光熱費、食費等を含めて月々約14万円を支払っています。金額としては、祖母の収入の範囲に収まるため全く問題はありません。外部委託の多い有料老人ホームでは20万円を超えるところもあるので、この金額には大変満足しています。月々の支払とは別に、消耗品や医療費などもあります。これは事前に施設にお金を預けておき、そこから支払っていただくようになります。内訳は毎月領収書と一緒に送付されるので安心です。支払いは銀行口座からの引き落としになるのでとても便利です。入居の際に敷金として10万円を支払いました。

料理は品数が多く、祖母がとても美味しと言っています。高血圧のため減塩食になっているため、少し物足りないと感じることもあるようですが、こればかりは仕方がないなと感じます。咀嚼力が低下しているため、最近はおかゆと刻んだおかずにしていただいており、祖母も食べやすいと言っています。祖母は食が細く痩せ形なのですが、入居後若干体重を増やすことができました。家族が面会に来る際は食事を個室に運んでいただくことができます。食後には施設の方が食器を下げに来てくださいます。朝食にパンが出ることがあるのですが、パンを好まないのでご飯を出していただいています。たまに雑穀米がでるのですが、食べ慣れていないのと、お米に色が付いているので炊き込みご飯と勘違いして、味がしないと憤慨することがあります。栄養のバランスとしてはとても良いと思いますが、高齢者に馴染みがないので受け入れにくいのかもしれません。

スタッフや入居者の雰囲気は、全体的にみると良く感じます。みなさん明るく接してくださいます。子連れで面会に行くことが多いので、他の入居者さんが子供に話しかけてくれたりしてとても微笑ましいです。ただ、スタッフの入れ替わりが激しく、いつの間にか辞めていたり新しい方が入っていたりと顔と名前がなかなか一致しません。スタッフの中に気さくに話しかけてくれる方がいるのですが、プライベートな部分にまで及ぶことがあるのが少し気になります。ホーム長はとても謙虚で物腰の柔らかいかたで非常に印象が良いです。

体に不調がある際はすぐに看護職員から電話があり対応を提案していただけるので助かります。夜間の見回りもしていただいているので安心です。肺炎になった際は看護職員の方が病院に付き添ってくださりとても助かりました。移動をする際はスタッフの方が腕を組み、杖を突いて歩いているようですが、少し過剰かなとも思います。というのも入居前は杖を突かずに問題なく歩いていたので、入居後に歩行力が落ちたように感じます。とはいえ、施設内であれば歩くことが少ないし、私自身頻繁に外に連れ出して歩く機会を作れているわけではないので、仕方がない部分もあるとは思います。

公共の交通機関では少し行きにくい場所です。施設の周囲にはスーパーやコンビニ、公園、大型ショッピングモールなどがありとても便利です。面会の際に必要なものをすぐに購入することができます。施設へはタクシーで行くことが多いのですが、目印となる建物がいくつもあるので分かりやすいです。交通量の多い道路に面していますが、騒音が気になることはありません。

施設の方の対応がとても丁寧で助かっています。