※こちらの口コミは約8年前に投稿されたものです。
地元に根差した施設
hu5(男性/40代)
投稿日時:2016年02月29日
居室/設備
基本的に、施設自体の設備等は旧総合病院のものであり、大変古く老朽化しており、決してキレイではない部分もあった。また、もともとが老人保健施設設計のものではないため、入所者とともに看護及び介護にあたる職員にとっても不便を感じる部分は多いと感じた。
本来施設を運営する側に入る助成金?などが、市から運営する側に入ってこない等、運営側と委託した市との間の問題もあったようである。当然ではあるが、施設を運営する側には余裕がないため、もともと無関係である老朽化した建物の補修はもちろん、人員面や設備改善等は困難であり、居室やトイレのプライバシーが守られない等、その他不満を感じる点はいくつかあった。
ぎりぎりの人員での介護で、夜勤を中心に職員も大変そうなイメージがある。ゆとりのある介護体制ではなかったため、それが事故の危険性や、職員の精神面に出てしまう等、いくつか感じるところはあった。
ただ、施設の入所者はもちろん、施設の職員はほぼ地元出身の方であり、雰囲気は悪くない。むしろ一所懸命な印象があり、安心できる部分は多くあった。
行事/イベント
年に数回の行事があり、入所者、職員ともに楽しみながら参加していた印象が強い。
ひな祭りや夏祭り、クリスマス、お正月等、食事の面では栄養士と相談の上、入所者に合わせた形態ではあるが、楽しめるような食事にしていた。
夏祭りでは、町内会のお祭りに車椅子のままで参加して、食べたい物や飲みたい物を飲み、中には、ビールを飲んで楽しそうにされている入所者の方もいた。
特別な行事としては、希望者の方にパチンコを実際の店舗に行って楽しんだり、リハビリの一環で希望者が育てた野菜とお肉を食べるバーベキューを皆でしていた。
大みそかには、紅白歌合戦をみて、お正月にはお餅を食べる等、全体的に、当たり前の生活を値前に経験してもらえるように取り組んでいるた印象がある。
費用/価格
費用については、ほとんど関わりがなかったため、ほとんど覚えていない。
料理/食事
献立が決まっており、好き嫌いなど当然あったかと思う。食べたいものが健康面を考えると、あまり食べられない等、不満は多かったかと感じるが、施設の形態からリハビリ面が重視されるため、仕方がない点はあると感じた。
ただ、食欲がわかない方に、普通の配膳方法ではなく、ワンプレートで食事を出す等、改善や変化をつけていたと思う。
施設の雰囲気
人員の配置基準には反していないが、夜勤時など、実際の介護をするには、人数が異常に少なく、翌日の日勤をふまえると、ギリギリの中で職員が働いている印象。
ただ、そのなかでも、同じ地元で育ったという事もあり、入所者と職員の関係はどこかアットホームで悪くないと感じた。
ただし、入所している方にとっては、当然自宅のような生活はできないため、なじんでいない印象の方もいたが、慣れてくると、それまでは参加していなかった朝の体操等に参加したり、次第に気にならなくなる方もいた。
周辺環境/アクセス
山に囲まれているため、自然はあるが、反面、バスや電車などの時間と合わない事があるため、車が無ければ、通勤に不便な環境である。入所者の家族も、お見舞いにくるのは大変だと感じた。
介護老人保健施設 夕張 の施設詳細
入居条件
自立
要支援
要介護
こだわり条件
医療看護体制
リハビリ
施設詳細
施設名称 | 介護老人保健施設 夕張 |
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施設種別 | 介護老人保健施設 |
施設所在地 | 北海道夕張市社光20番地 |
入居定員 | 34名 |
居室総数 | 16室 |
開設年月日 | 2007年07月01日 |
居室面積 | 14.0 〜 32.0m² |
介護事業所番号 | 0155980022 |
運営事業者名 | 医療法人財団夕張希望の杜 |
運営方針 | 平成29年4月1日より、医療法人社団豊生会が指定管理を開始。当施設を利用される皆様が再び社会の一員として活躍できることを目標に医師の管理のもと看護、介護、リハビリテーション等を必要とする方々の自立を支援し家庭への復帰や生活継続を支援する施設。 |
サービスの特色 | 介護、リハビリテーション等を必要とする方々の自立を支援し、家庭への復帰や生活継続を支援します。診療所併設の為、医療度の高い方も安心して生活することができます。 |
待機者数 | 0人 |
※ この情報は厚生労働省「介護サービス情報公表システム」の情報に基づいています。
(2020年09月15日更新の情報です)
介護老人保健施設 夕張の地図
住所
〒068-0402北海道夕張市社光20番地
交通アクセス
JR 夕張駅から徒歩20分
夕鉄バス 医療センター前から徒歩1分