特別養護老人ホーム　富岡はまかぜの口コミ・評判　次男坊（男性/60代）

設備としては廊下と居室やトイレとの段差がなく、ドアノブ、水栓の蛇口等はバリアフリー化されており使い勝手に問題はありませんでしたが、男性の居室と女性の居室の区別が入り口付近に掲示されている入居者の小さな名札のみであったため、また、居室の入り口の形状がどの部屋も似たようなものであったため、入居していた親族が数回間違えて他の入居者の居室に侵入した際、家族が呼び出されて注意を受けることがあったため「不満」と回答いたしました。

入居していた親族は、毎日の単調な生活を過ごすうち、徐々に無表情となり心配していた矢先、親族が大好きだった犬のふれあいイベントが開催され、犬の頭をなでている間、終始満面の笑顔で過ごしていたことがありました。 また、施設内には正月、年末、クリスマスはもとより、七夕や十五夜等の季節ごとのイベントや飾りつげがなされていたため、入居していた親族も、季節に応じた会話をしてくれることがあり、ありがたく感じました。

入居していた当時、同様の特養に係る経費を比較した際、ほぼ同程度な金額であったことを記憶しています。 また、日用品の購入用に現金を預けており、使用した消耗品類の明細との相殺処理がなされておりましたが、一部疑問を感じる項目があった反面、管理が正確かつ確実に行われていると感じたためこれらを相殺して「普通」との回答を行いました。

入居していた親族は、通常の方より好き嫌いが激しく、我々家族を悩ますほどのものでありましたが、入居後は本人も食事が気に入ったと見え、毎食、残す量も少なく、比較的よく食べていたことを覚えています。 食欲が出た要因としては、施設の方が館内をよく散歩させていただいたことや、頻繁に話かけてくださり、それに応じて会話が多くなされたこともあるのではないかと感じています。

施設の方々は入居者の方に対し、常にたくさん話しかけていただいていたので、入居者の方々もこれに答えることで脳が活性化されると同時に適度の運動の代わりとなっていたように感じました。 私共、入居者の家族が訪問した際も、入居していた親族の近況を詳細にご報告いただけたのも、普段からの気配り、目配りいただいていることの裏付けになっておりました。 入居していた親族に面接しに伺った際にも、他の入居者に足して丁寧に話しかけている場面を度々拝見しました。

介護・看護職員の数は少ないと感じたことはありましたが、そのおかげもあってか入居していた親族の体調や食欲といった状態について細かに把握していただいていたことには感謝しています。 親族が発熱やけがをした際にも連携を取っていた病院といち早くご対応いただけたので「満足」と感じています。

施設の目の前に駅があるとともに施設は国道に面しており、駐車場も満車となり待機したことはないので、交通の便は非常によいと感じました。 施設の近くに歩いて行ける公園等はありませんでしたが、施設外でのイベントには施設からは車で移動が可能であり、施設が接していた国道には広い歩道や自転車走行車線があったので、我々入居者の家族も安全に通行することができました。 目の前の国道は交通量が多いものではありましたが、施設の防音がよく、室内ではほとんど気になりませんでした。