グループホーム望喜家の口コミ・評判　カサミ（女性/60代）

２０１１年５月に開設されたので建物はまだ新しいです。居室は大小がありますがほぼ４畳半くらいの洋室で個室となっています。。基本はベッドですが、ジョイントマットを敷いた床に寝ることもできます。 清掃は日中に可能な場合は利用者様が行います。夜間帯には職員が主に消毒を行います。平屋建てのバリアフリー対応で、建物内と中庭のテラスを使って周回歩行もできます。 室内には小ぶりの箪笥と押入れがあり、衣類や寝具は季節ごとに入れ替えます。居室入口の扉には鍵がついており内側から閉めることができます。

お花見などの季節の行事は１２か月用意されています。 加えてボランティアの方による演芸や生け花・三味線などの習い事は個別に対応します。昼食と夕食は利用者様方と協力して一緒に行うので、午前中に毎日買い物に行きます。週に１回は手作りおやつのレクレーションがあり，ケーキ屋や回転焼きやソフトクリームなど外食もします。パンが好きな方が多いので、週１回移動パン屋に来てもらい自分で選んで買ってもらいます。 店舗にお連れして日用品もできるだけ本人様に選んで購入していただきます。

個々の介護度によって少し差がありますが、厚生年金受給者であれば追加料金は必要ないです。おむつ等もできるだけ使用せずに布パンツを使用するなど節約に努力しています。 支払いは口座振り込みか自動引き落としとなっています。おこずかいは必要な時にその都度ご家族と相談のうえでいただいています。

メニューは栄養士に作成してもらいますが、調理は利用者様とするので味付けは毎回違うし、野菜の刻み方なども違います。しかし、苦情はないのでおおむねおいしく食べておられます。毎食職員１名が同じ食事を検食して記録しており、参考にしています。 きざみ食やミキサー食は別に取り分けて職員が準備します。 塩分や甘味については各主治医とも相談しながら、特に制限はしていません。ご家族や面会者様の持ち込み品に関してはお預かりして適宜提供します。

職員に対するマナーや社会人としての振る舞いなどの研修は定期的にあり、必ず全職員が受講することになっているので、笑顔が絶えないしご家族への対応も職員による違いがないようにしている。また、不手際があればその場で管理者より注意がある。 管理者は看護師でもあるので、医療面での相談もしやすく、身体状態の変化にも早く対応ができる。 利用者様は２ユニットに計１８名居られ、全員が認知症であり平均介護度は３である。介護度が進み不活発な方も居られるが寝たきりの方は居られない。

利用者様と職員の割合は１：１で、夜勤は２名と宿直１名で対応している。看護師は１名しかいないが連絡は２４時間できることになっている。緊急時のマニュアルもあり徒歩５分以内にある提携病院には電話連絡後にすぐに搬送できることになっている。 口腔ケアや介護技術など研修を常に行っており、ケア会議や職員会議で情報の共有も行っている。

徒歩圏内に商店や飲食店や病院があり便利であるが、公共交通機関がコミニティーバスしかないので、自動車の運転をしない面会者には不便な方も居られると思う。

ご家族や地域のみなさんの面会に制限はありません。お酒やたばこは禁止しているわけではありませんが現在は要望される方がおられません。 利用者様の飼い犬が２匹居り、みなさんかわいがっておられます。