特別養護老人ホーム　せんじゅ従来型の口コミ・評判　名無しの権兵衛Part2（女性/30代）

３階建てで、日当たりは良好です。従来型ということで4人部屋ですが、カーテンや衣装タンスによって空間を分けているため、プライバシーは守られていると感じます。フロアでは食事をする席やテレビが置いてますが、それ以外の『団欒をするスペースがない』ため、入居者様にとっては居室とフロアの行き来になった生活になっているのでは。

年間行事（夕涼み会、ドライブ、餅つき大会）等は好評で、入居者様や御家族も楽しみにされている方が多くいらっしゃいます。それ以外の個別的な外出はあまり行っておらず、課題点となっています。しかし、特別養護老人ホームとは入居者様の最期の住まいです。そのような方々の日々を楽しんでいただけるよう、ケーキ作りやお好み焼きパーティー等企画し、一緒に調理に参加していただく機会を設け昔の記憶を思い出して懐かしんでもらえるよう努力しております。

従来型は4人部屋のため、個室であるユニットよりも料金は抑えることができます。お1人暮らしの方や金銭面に不安がある方も安心して入居されています。各御家庭により色々な問題があると思いますが、一番は金銭面のことと思います。そのような悩みは施設相談員が話をお聞きし、提案をしてくれるため安心できると思います。

食器の問題があると思いますが、どうしても『施設食』の見た目が拭いきれないです。しかし、そこから脱しようと味噌汁とご飯は厨房ではなく、現場にて作っているため味噌汁や炊きたてのご飯の香りがフロアを包み込みます。その時は施設というよりも家庭の匂いとなっています。また、毎月各ユニットの入居者様が希望献立を考える楽しみも導入しだしました。食事については、皆で考え改善していくという段階ですね。

『今までの暮らしを継続するお手伝いをする』を頭に入れ入居者様と関わっております。他の施設では、入居者様のことを赤ちゃんど勘違いしているような接し方をしている所もありますが、それは入居者様にとっても御家族にとっても失礼なこと。気を付けて入居者様と関わりを持つ職員が多いと思います。

入居者様20人に対して日中4人でケアに当たっております。夜間は1人。 入居者様の異変に一番初めに気づくのは介護員です。そこから看護師に報告し必要であれば医師に連絡し対応してもらいます。夜間に特別な変化が生じた場合はオンコール当番の看護師に電話をかけ指示を仰ぎます。オムツやパットにて臀部の皮膚トラブルが起きやすいため、予防には力を入れております。少ないですが、褥瘡になってしまった方も看護師と介護員の入念なケアにより悪化せずに完治しております。

住宅街にあり、車を持っていない職員や御家族には不便な所かもしれません。しかし、施設の目の前には仙台駅行きのバスが通っており御家族の中には『車がないから目の前までバスで行けて便利だね』と話される方もいらっしゃいました。 コンビニが近くにない分、歩いて3分の所に地域の方がやっている商店があるため、入居者様と買い物に行き地域交流を図っております。