※こちらの口コミは8年以上前に投稿されたものです。
地方の田舎にあるのんびりゆったりしたイメージの養護老人保養所
daisy(女性/60代)
投稿日時:2015年12月18日
居室/設備
部屋は全体的に広く取られており、入居者がベッドから降りて車椅子で行き来するのも比較的楽に容易に行動できるように作られていた。そして入居者を世話するそれぞれの職員たちも常に目が届く範囲で業務していて声かけもスムーズに行える環境になっていると思った。食事もお盆やお正月やクリスマスなど直接家に帰るのが不可能な人たちが楽しめる季節メニューが出る等、決して質を落とさず個々の入居者それぞれ状況に合わせた献立になっていたと思う。
行事/イベント
毎年入居者それぞれの誕生日にはお祝いは欠かさず、そのたびにケーキやちょっといつもより贅沢な料理でもてなされていたようである。その他年間行事も正月、ひな祭り、子供の節句、お盆、敬老の日、クリスマス等それぞれの時期になると飾りつけや地元の保育園や幼稚園の園児たちを招いて催し物をしたり、時には有志を招き演奏会や講演や出し物など入居者を少しでも楽しませようとした試みは当時の写真などでうかがい知ることができる。
費用/価格
その老人ホームは体の不自由な高齢の母親を当時抱えていた市議会議員の強い働きかけが実って設立された設備だけに、その地域に住むすべての対象となる不自由な高齢者、とりわけ家の都合で身近に世話を受けることが難しい人を特に手厚く保護してもらえる公共事業の意味合いが強い老人ホームだった。障害のレベルに応じて入居費用も多少差はあったようだが概ね要介護度が4、5レベルの人なら月々数千円ですべて賄えていたので特に金銭的には高いとは思わなかった。
料理/食事
旬の物を中心に野菜や肉、魚、果物、をバランスよく調理された料理を食べやすく配膳されていたようである。適宜おやつも出たり、おこずかいの範囲でたまには好きなものを買って食べたりと楽しんで食事ができる工夫もしていたようだった。
施設の雰囲気
普段から施設に出入りしていたわけでもないので逐一見て触れたわけでは全くないが、亡くなった後にその施設に後始末兼ねて挨拶かたがた寄ったとき、それぞれの担当の職員がいかに生前の義父を慕って真心こめて世話をしていたんだなという様子は大変によくわかったし身に染みた。
介護/看護/医療体制
義父の直接の死因ははっきりわからないことも多かったが、いろいろ見聞きする範囲では正月の餅をのどに詰まらせての窒息が原因だったということも聞いたが、それならば食事のとき誰もついていない瞬間があって運悪くそうなってしまったのか不明だが、どちらにしてもどんなきちんとした施設でも食事のときなどに目が届きにくくなるという弱点もあるのか改善点もある気がした。
周辺環境/アクセス
駅から相当離れた町である事情からして交通機関がその近くにないという欠点があった。バスも何時間かに1本程度でそこに行くには自家用車で向かうのが一番だと思った。車を持っていなかったり運転できないと少し不便かと思った。
特別養護老人ホームくろしおの里 の施設詳細
入居条件
自立
要支援
要介護
こだわり条件
施設詳細
施設名称 | 特別養護老人ホームくろしおの里 |
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施設種別 | 特別養護老人ホーム |
施設所在地 | 宮崎県日南市南郷町中村乙7051番地111 |
入居定員 | 59名 |
居室総数 | 30室 |
開設年月日 | 1994年04月01日 |
居室面積 | 17.8 〜 35.6m² |
介護事業所番号 | 4571600032 |
運営事業者名 | 社会福祉法人協同福祉会 |
特別養護老人ホームくろしおの里の地図
住所
〒889-3204宮崎県日南市南郷町中村乙7051番地111
交通アクセス
JR日南線 南郷駅から徒歩で約23分