特別養護老人ホームさんらく苑の口コミ・評判　わんちゃん（女性/70代）

4階建てでこじんまりとした施設であり、居室は南側にあり明るかった。面会等は同じ階にスペースがありソファやテーブルがありゆったりと過ごすことができた。エレベータ前には入所者の作品や行事等の案内、写真が掲示されていた。トイレも居室に専用分と食堂前に数人が利用できるものがあり利用しやすい。身体的なリハビリは行っていないが精神的な面での配慮があった。読書・手芸・絵画・書道などサークルとしてもあり自由時間に行うこともできたので精神的な面でのリハビリには少し役だったかなと思う。皆が集まる食堂の窓には職員さん手作りの季節ごとの貼り絵があった。さらに季節ごとの行事が催され季節を感じることができたのではないかと思う。

まずお花見については桜の季節に車で公園まで連れて行ってもらった。家族の参加も可能ということで参加したが家族の参加社は1割程度であった。バラの季節に長居公園バラ園に車で連れて行ってもらい写生までしてきた。その他買い物や外食などに出かけることのある他の入所者さんもいた。およそ行事は毎月に1回以上催されていた。特に気に入ったのは鍋の日というのがあり、人ひとりの配膳された食事でなく4人ほどで鍋を囲んでの食事は家庭的でとてもよかったと思う。イベント時はおやつ等もそれに関連したものがあったので喜んでいたのではないかと思う。

本人の年金で支払える額（1か月6万）であり、すべて込みの費用であったので家族の負担はなかった。病院受診時の費用は必要でったが病院にも施設が受診・通院等も連れて行ってくれた。施設の非常勤の医者が毎月の検診を行い、必要に応じて大きな病院の受診をしてくれた。医療費等は自己負担であり毎月請求書が施設から届き施設使用料と合わせて銀行に振り込んだ。銀行は指定があり近くにない銀行であったので振り込みが少し面倒に感じた。衣服の洗濯も無料でいい香りがする衣服を丁寧に畳んで収納してくれていた。

普通食からきざみ食へと後半は変更になったがミキサー食などいろいろな対応がされていた。きめ細かに感じたのはごはんとおかずとが同じ形態でないこと。ご飯の形状は4段階くらい、おかずは5段階くらい？であるがそれぞれに選択できることが良い。たとえば普通のごはんに柔らかいおかず、あるいはおかゆに普通のおかずなど入所者の好みの状況などをみて判断してくれていたように思う。他でも記入しているが季節を感じる献立・鍋を囲む日の献立など栄養士さんが食堂に出向き、その様子を観察されていた。食事は家族が付き添うこともＯＫ。常時家族が来られていたのは我が家を含め3家族くらい。家族が差し入れしたものは少しずつ本に出してくれていたし、付き添いの際、飲み物などを持参することもできた。分量や種類などの報告は必要であるが。全体的に家族的な雰囲気が感じられた。

施　設長は名前だけで常駐していなかったのではないかと思う。ケースワーカー・看護師・介護士等は相対的に5段階評価の4くらい。年齢・性別等色々なスタッフがおられるのし、対応も多様なので4くらの評価。一番良いと感じたところは職員同士の対応の仕方。なあなあでなく指示や注意など適時に行っていた。少し厳しい口調で入所者に注意していた介護士に他の介護士が「それはだめだ」と注意し、注意されていた入所者にフォローの言葉がけと優しい口調での叱り方をされていたことである。

救急車で夜中に付き添って病院にいってくれたことが一番。こちらもその病院にかけつけましたが夜中に気づいてくれなかったらと思う。巡回時にふるえていたようです。検診は毎月あり受診が必要な際には施設から職員付き添いで行ってくれた。近くの病院と連携が取れているようであり、その病院に入院した際も職員が見舞ってくれたりした。投薬についても適切に管理されていたように思う。報告もこまめにあって、たとえば「トイレで今日、こけたのですが怪我のほうはありませんでした。申し訳ありません」など別に報告しなくともわからないようなことまで丁寧にしてくれた。

自宅から近いことが一番の満足。また駅近くにもあるため他の人も面会しやすいし駐車上もタイムズが横にありとにかく交通の便が良かったことがあげられる。商店街も近いが夜に騒がしいということもない。幼稚園が向かい側にあって窓からは幼児の遊ぶ姿が見られるなど童心に帰って楽しく過ごせたのではないかと思う。

運がよく入所まで2か月くらいでした。見学時の対応も丁寧で環境も良かったので決めました。家族の訪問時に名前記入があり連なっているので個人情報なのにと感じていたところ、私のほうは要望はしなかったのですが一人一人のカード記入に変わりました。屋上に畑を作って世話をすることをとりいれたり全体的に様々な取り組みをされていた。いつ訪問してもにこやかに挨拶をいただき話しやすい雰囲気がありました。家族的なところが一番。「