特別養護老人ホーム　望箭荘の口コミ・評判　あかちゃんこ（女性/50代）

全体に清潔感があった。 トイレの数も多く、車いすでの利用・介助も不自由はないようだった。 身体の状態に合わせて部屋替えが多かった。

夏の地蔵盆は良かった。 出店やくじがあり、なかなか会えない親戚も来てくれて、入居者も楽しそうだった。面会者がいない入居者には職員が付き添い、寂しい感じは受けなかった。

支払いは家族の担当だったので正確な金額は覚えていない。他の介護施設を利用している知人と話した時に金額に開きがあり、特別養護老人ホームは他と比べて安価だと言われた。支払いは月に一度、受付に支払いに行っていた。

入居中に嚥下が難しくなっていき、職員からの提案で普通食から徐々に流動食に変えていった。普通食はパンもあった。 介助が必要な入居者が多く、職員が大変そうだった。

一年ごとにグループの担当職員が変わっていた。最初は、慣れたころに替わるのはどうかとも思ったが、替わったことで不自由したことはないようだった。 挨拶や声掛けが多く、面会に来る人を覚えてくれていた。 救護室と職員の休憩室が隣なのか、救護室にいると職員のプライベートな話が筒抜けだったことがある。休憩の過ごし方は問わないが、隣室に入居者や面会者がいるときは声の大きさなど気にかけてしてほしかった。その時はなかったが、愚痴などが聞こえてしまうといい気持ちはしないだろう。

施設で対応できない体調になると提携している病院に入院になっていた。夜間は看護師が不在で対応が十分にできない施設より病院へ、との判断が早かった印象。 回復後はまた施設に戻れ、家庭での介護が難しい状態だったので助かった。 床ずれが激しかったが、時間ごとに体の向きを変えたり薬を塗るなど、対応してくれていた。

大きな国道から少し中に入った小高い山の上ににあり、静かな環境だった。慣れれば行きやすいが、坂の入り口が目立たず、最初はよく看板を見過ごして通り過ぎていた。 部屋の向きによっては八面山が見えることに喜んでいた。

面会は昼頃から18時までで、時間ぎりぎりでも対応してくれた。インフルエンザなどが流行した際、面会が完全禁止になった。良い取り組みだと思うが、行ってら玄関の張り紙で知ったことが多かった。 入居者の健康状態によっては、職員の了承があり、面会者の前で食べ、食べ物を置いて帰らない条件で食べ物の差し入れが出来た。