※こちらの口コミは8年以上前に投稿されたものです。
難聴者も積極的に社会参加しようとしている施設
くもみ(女性/50代)
投稿日時:2015年11月25日
居室/設備
都市部の施設のみを見学していた私には、驚きの連続でした。
敷地が広いので2階建てで、玄関、廊下も広々しています。
バリアフリーも大丈夫だと思います。
エレベーターは入所者が自由に利用できるようになっていますし、階段もあり、驚きでした。
お風呂は、旅館の大浴場のように広く、自力で入浴できる方は自由で快適だと思います。
利用頻度は週2回です。
自力入浴が困難な方は、機械浴もありますし、介護職員がお手伝いしてくださいます。
気になったのは、女性入居者が入浴の際に、男性の介護職員も混じっておられたこと。
どこもそうなのかもしれませんが、入所者の気持ちを考えると、かなり気になりました。
リハビリの職員は居られません。でも朝に集合して体操などはされているそうです。
居室は個室で広い方だと思います。部屋によって見える景色はかなり差があります。
行事/イベント
まだ、参加の機会があまりないので、多くは語れませんが、ユニットごとに日帰りや泊りの旅行に出かけたりされています。
年に1回文化祭のようなお祭りがあり、それに向けて作品を制作しておられる入所者もいました。
料理教室や書道講座など、いろいろな行事があり、楽しそうです。
元気な入所者は、総合スーパーに買い物に連れて行ってもらったりもしています。
費用/価格
ユニット型個室なので、1ケ月15万円以内です。
都市部の同様条件よりは、居住費が少なくすんでいます。
個人的な買い物や病院受診などでプラス1万円ぐらいとの、説明通りです。
分からない点は、きちんと説明してくださいます。
支払方法が郵便局振込のみなので、銀行口座引落としがあれば良いなと思います。
一番望むのは、クレジットカード払いですが。。。
料理/食事
入所者も職員も同じものを食べておられます。
希望すれば、家族も同じものが食べられます。
食材が新鮮なのもあり、たいへんおいしいです。
私の親も、料理の味付けにうるさいのに、おいしいと喜んでいました。
介助の必要な方にも、丁寧な対応をされています。
施設の雰囲気
ユニットにより、情報の共有方法などに、だいぶ差があるようです。
しかし、ひとりひとりの職員は、みな親切で気さくで対応が気持ち良いです。
耳の不自由な入所者が多い施設なので、職員にも難聴者がおられます。
手話ができるともっと楽しいだろうなと思いますが、こちらの話を手話で伝えてくださるし、筆談したり、いろいろ楽しんで職員とも話しています。
親も、広い施設の中をあちこち散歩のように動き回って、楽しんでいました。
パンの販売の日には朝から楽しみにしておられますよと、職員に教えてもらいました。
ホーム長も難聴者で、気さくな方です。
介護/看護/医療体制
夜間は看護士がいないとのことでした。
提携病院から医師が来られる、受診の日もあります。
熱があって受診したとか、入院したとかは即知らせが入ります。
看護部の方とも、気軽に相談できる雰囲気です。
胃ろうは、新規入所はだめらしいですが、入所後ならば対応していただけるそうです。
周辺環境/アクセス
市内から少し離れた、のどかな田園地帯にあるので、車がないと少し大変です。
星がきれいだし、虫の声しか聞こえない静かなところです。
都市部の人間には、うれしい環境です。
その他
電話・メール・見学時、すべて親切に対応してくださいました。
とにかく拘束につながることは、絶対にしないということで、自分でボタンを外せない、つなぎのようなパジャマを病院から持っていきましたが、それすら使わないとおっしゃられました。
耳の不自由な方が優先的に入居できるので、1ヶ月ほどで入居できました。
特別養護老人ホーム淡路ふくろうの郷 の施設詳細
入居条件
自立
要支援
要介護
施設詳細
施設名称 | 特別養護老人ホーム淡路ふくろうの郷 |
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施設種別 | 特別養護老人ホーム |
施設所在地 | 兵庫県洲本市中川原町中川原字東山28−2 |
入居定員 | 60名 |
居室総数 | 60室 |
開設年月日 | 2006年04月01日 |
居室面積 | 14.4m² |
介護事業所番号 | 2871500530 |
運営事業者名 | ひょうご聴覚障害者福祉事業協会 |
特別養護老人ホーム淡路ふくろうの郷の地図
住所
〒656-0002兵庫県洲本市中川原町中川原字東山28−2
交通アクセス
最も便利なのは自家用車で直接きていただく方法です。公共交通機関の場合は三宮又は舞子から洲本バスセンター行きの高速バスに乗り、終点で下車(三宮から約1時間30分、舞子から約1時間)その後タクシーで約10分です。