※こちらの口コミは8年以上前に投稿されたものです。
これ以上望めない母の終の棲家だった。
みくろ(男性/80代)
投稿日時:2015年11月19日
居室/設備
土地が安い田舎町だから実現できたのであろうが、広い敷地に平屋建ての木造の施設がゆったりと建てられていて、居室、食堂、入浴施設、共用スペース、スタッフステーションなどが配置され、清潔で心安らぐ感じであった。認知症を発症した母を一人にすることはできず、慣れ親しんだ京都からいきなり妹の住まいに近い埼玉に連れてきたわけだが、施設の評判がよくほとんど空きが出ないという状況で、最初から入れなかったのは母にとってかわいそうであった。とりあえず他の施設に入ってもらい、空くのを待ってもらった。
幸い空きができてこの施設の個室に入居できたが、母もここが気に入ってスタッフとも打ち解け、亡くなるまで安らかな生活を送ることができたことはこの施設とスタッフに大変感謝している。
行事/イベント
天気の良い日にはスタッフが引率して周辺を散歩したり、実際には見ていないが室内のアクチビティも色々あるようだった。
行事ではないが、たまたま見舞いに行った日に、母はスタッフと一緒にたくさんの洗濯物を畳む仕事をしていた。聞くと働き者の母は自発的に手伝っていたらしい。こうしたことからも母はスタッフから慕われていた。
費用/価格
費用は母の財産を管理していた妹が仕切ってくれたので詳細は分からないが、母の財産だけで一時費用毎月の費用共に賄うことができ、我々母の子供たちが費用を負担する必要は無かった。
料理/食事
見学した限り品数も多く盛り付けにも気を配られているようであった。また母親が体調を崩し食欲不振で普通食が食べられない時、施設側で何とか母が口にできそうなものを色々試して、アイスクリームを食べることができたと事務長から報告を受けた時は感謝でいっぱいであった。
施設の雰囲気
スタッフには中年の方が多く、若い方はほとんど見かけなかったが、皆さんベテランの方たちで、親切で明るかった。遠方のためたまにしか様子を見に行けなかったが、行くたびに理事長が応対してくれて母の様子を詳細に聞くことができた。
介護/看護/医療体制
母は入所中に癌が発見され、それがもとで亡くなったが、施設と提携している外部の病院に入院しなければならなかった時、入院を怖がったので、スタッフとともに理事長(施設長)が病院に行き、治療体制を打ち合わせ、入院させずに施設側医療スタッフが施設で点滴をすることになり、実に親身な医療介護をしていただいた。
周辺環境/アクセス
最寄駅からは遠く、公共交通機関が無いので自家用車でしか行くことができず、アクセスの面では難点があった。また周辺にはコンビニなどもなく生活する上では不便な場所ではあったが自然いっぱいで静かで、施設から見える景色は広々として申し分のない環境であった。
その他
施設と隣接して同じ経営の幼稚園があり、敷地がつながっているので園児たちが施設に入ってきて入所老人たちと交流するのは実にすばらしいと思った。また日当たりのよい南側には広いウッドデッキがあり色とりどりの草花が咲いていて楽しめる。
おとなしい大型犬がこのウッドデッキ付近にいて入所者が触れあうことができアニマルセラピーの効果もある。
ローズ・ヴィラ の施設詳細
空室状況
空室あり
更新
入居費用
0 〜 100
万円
月額費用
18.7 〜 21.1
万円
入居条件
自立
要支援
要介護
施設詳細
施設名称 | ローズ・ヴィラ |
---|---|
敷地面積 | 3423.0m² |
施設種別 | 介護付有料老人ホーム |
延床面積 | 1343.87m² |
施設所在地 | 埼玉県さいたま市岩槻区増長112 |
入居定員 | 54名 |
居室総数 | 24室 |
開設年月日 | 2000年04月01日 |
居室面積 | 12.42 〜 29.7m² |
介護事業所番号 | 1170700254 |
共用施設設備 | 食堂: 車椅子対応のテーブル、大型テレビ / ロビー、喫茶コーナー、サロン、医務室、ガーデンデッキ |
運営事業者名 | 有限会社バンビ学園 |
運営者所在地 | 埼玉県さいたま市岩槻区増長112 |
ローズ・ヴィラの地図
住所
〒339-0012埼玉県さいたま市岩槻区増長112
交通アクセス
東武野田線 豊春駅から車で約10分