有料老人ホーム白岩の里の口コミ・評判　緑茶太郎（男性/70代）

オープンして5年目なので、建物全体が新しく、居室棟やデイサービス棟も清潔感があり、日常の清掃も行き届いていて、トイレや廊下も含めて異臭がしたような体験は皆無です。新設の施設ということでバリアフリーにもよく配慮されており、棟内や棟間の移動は車椅子や歩行器などでもスムーズです。階間の移動もゆっくり動く大きなエレベータで安全にも配慮されています。 居室は、ベッド5個分ぐらいの広さがあり、各室に洗面とトイレがあって部屋の扉意外にカーテンで仕切られるのでプライバシーも守られています。 リハビリはデイサービス棟に設備があって実施されており、広々としたところで歩行訓練等が実施されています。入浴設備もデイサービス棟にあり、数人がかりで入浴させています。 居室は廊下を挟んで2列に配置されていますが、背面が竹やぶの山なのでそちらの列は見晴らしはあまりよくありません。

毎月の誕生会や季節ごとの花見や梅見などの外出があり、近隣のお祭りなどにも外出しています。外出時には全員が参加できるように車椅子用の専用車も準備して、それぞれ職員が付き添って出かけ、現地では入居者自らのパフォーマンスもあって、みなさん楽しまれているようでした。 年に一度の納涼祭には、入居者の家族や、近隣の保育園児、外部のカラオケや舞踊の愛好家も参加し、職員によるパフォーマンスも含めて盛大に実施されます。メニューも特別で、バイキング形式で楽しめるようになっており、手作り菓子等の販売もあります。 納涼祭の最後には必ずビンゴゲームがあって、当選本数が多いために入居者や家族がいろいろな景品をもらって盛り上がって終わります。

入居時の一時金は10万円前後だったと記憶していますので、負担感は全くありませんでした。月々の費用は食費、デイサービスも含めて１３万円以下で入居者や家族の銀行口座から自動引き落としされます。それ以外にオムツなどの個別の消耗品や福祉用品のレンタル料などで毎月3万円程度の費用が発生しますが、こちらは月によって金額が変動するためか、事務所に直接納入するので訪問したときにしかできず、少し不便さを感じていました。 入居者本人の年金から十分支払可能な範囲の費用で、都会の施設に比べたら安いと思うので費用的には満足しています。

メニューは月単位で献立を決められていて、飽きが来ないようにローテーションに工夫がされていました。内部の調理師が準備されるので温かいご飯が食べれます。 味付けは標準的ですが、少し甘めかなというのが個人の感想です。 希望すればいつでも家族と一緒に食事ができるので、私も何度も食事しましたが皆さんおいしそうに完食されています。私も段々食べれるようになり、直近では完食できるようになりました。 入居者の介護度に応じてミキサー食やとろみづけなども細かく実施されており、基本的には間食できるように職員さんが補助されていました。

職員は元気で明るい方が多く、入居者には大きな声でやさしく話しかけておられ、認知症の人にも辛抱強くはなしかけ、いらついて暴言をはいたりしたことなどは全くありませんでした。 入居者のことを個人別によく理解されており、話しかける内容もそれに沿って元気が出る内容であったり、笑顔が出るような内容で、コミュニケーションはよく行われていると思いました。 施設長さんも穏やかで、率先して話しかけ、イベントなどでもカメラマンとなって笑顔の撮影に奮闘されていました。

基本的には、入居者の病気や事故に対しては早急に対応をしており、主治医を定めて日常の健康管理体制はよく行われていると思います。 職員の増減変動があるようで、少ないときには夜間の連絡が取りにくいことが一度だけですがありました。 いろうについては、実施できないということで、そのときには退所することになるようです。 認知症の度合いについては重度になってもケアをしていただけるようです。

駅から車で10分ぐらいで、歩いても30分のところにあり駐車場も10台以上は可能なので、便利だと思います。歩いて10分ほどのところに大型のショッピングセンターがあり、家電品も含めてたいていのものはそろいます。 駅には特急電車が停車しますので、博多から１時間強でアクセス可能です。 また、同じところに全国的に有名になった武雄市の図書館もあり、家族ともども楽しむことができます。 施設の周辺は自然環境がたくさん残る住宅地なので静かで、騒音などとは無縁な場所にあります。

デイサービスが充実していて、皆さん参加を楽しんでおられましたが、それ以外の自由時間を過ごすためのサポート体制が欲しいなと思いました。 私みたいな団体行動が苦手な人も将来的に候補に上げれるような施設を求めます。