ナーシングホーム智鳥の口コミ・評判　介護ウーマン（女性/60代）

建物自体は結構古い方だと思います。床の清掃は担当の方がおられるのでそれなりにキレイなのですが、個人のスペース部分は例えば、テレビ周り、ロッカーや棚などにはホコリがたまっていたりするので、雑巾を持参してこっそり掃除することもしばしありました。 大部屋では一人辺りのスペースもどちらかというと狭い方だと思います。片側は隣との仕切りと接しているし 反対側は車イス１台何とか入れるだけのスペースです。 まあこの辺りの事は、建物が古いということで致し方ない事だと思いますが、最近の施設では恐らくこれらの事は改善されていると思います。

家族を交えての食事会というか交流会に参加したことがあります。 イベントに家族も参加できるというのは本人よりも案外、家族の方が嬉しいものです。 楽しいひとときを少しでも長く共にしたいと思うので有り難かったです。 あと、食事の介助をしているときに写真を摂ってくださり帰り際に頂きました。 今も大切に飾っています。

我が家は入所ではなく、ショートステイとして利用していました。 市民税 の非課税世帯なので補助の制度もあり、１日あたり2300円とさほど高くはありませんでした。 帰宅の前日に支払い料金の連絡があるので、きっちり用意して、帰宅日にスムーズににお渡しする事ができました。 ショートなので３、４組程度の着替えを持参すれば施設で洗濯もしていただきましたし、オムツは一切不要(寄付などで施設にあるオムツを使用するとか)でしたので、非常に助かりました。

当初は普通食を食べていたのですが、状態の変化に合わせて刻み食やミキサー食に変更してくださいました。 飲み物にもトロミをつけてもらい助かりました。 味付けとか好みなどは二の次でとにかく本人に食べてもらうことが最優先という感じでしたので、介助してもらえたら それだけで十分でした。

私は、ショート期間中でも結構頻繁に面会に訪れました。 デイでも同じ館内のデイサービスを利用していたので、職員さんや看護師さんとは顔馴染みでお互い気楽な感じで挨拶や会話をしていました。 面会に行ったときは 食事や飲み物などの介助をさせてもらえたり、「いつも来てもらって有り難うございます」と言ってくださるのもいい雰囲気で有りがたいことでした。

夜勤には基本的に看護師さんはおられないので、たんの吸引が心配でした。 先生も週に１度程度何かあった時に来てくださるという感じでした。 剥離などの手当ては随時、看護師さんが対応してくださるので、軟膏や包帯などの備品をいつも持参し、期間中の報告書にもその旨の記載がありました。 その当時はほんの少ししか食べれない状態でしたのでケアマネさんに相談したところ、胃ろうの対応も可能との事で、万が一そうなったときの事を考えると安心しました。

周りにはぽつぽつと昔ながらの住宅などがある場所で全く交通機関はありません。 車かバイクか自転車といった感じで、交通の便はよくありません。 ただ静かな環境で自然の状態は良いといえば良いとは思います。

我が家は、要介護5の寝たきりでしたので、常にベッドの上なので自由に過ごせるということは全くありませんでした。