新大阪ケアコミュニティそよ風の口コミ・評判　shiba-hachi（男性/70代）

建物は、新しくきれいだった。入り口は、施錠されていて、入る際は、映像付きのインターフォンで、確認すると入れた。玄関はそれほど広くないが、きれいに清掃されていた。フロアや廊下もきれいに清掃されていた。部屋は個室になっており、部屋の中には、トイレ、洗面台、ベッド、が既設されており、たんす、机、椅子、テレビなどは持ち込みだった。部屋の日当たりは、東向きだが、あまり日当たりが良いとは感じなかった。眺望は悪く、すぐ隣の建物が見えるだけであった。個室の広さは、それほど広くないが、狭くはなく、一人で生活するには問題ないと感じた。隣の部屋の音はほとんど聞こえず、全体が静かであった。（騒ぐような人がいなかった。） 共用スペースは食事スペースとリビングスペースがあり、それぞれ、きれいに清掃されていた。お風呂は、1日おきで、自分で洗えないところは介助の方が洗ってくれた。リハビリや介護は必要がなかったので見ていない。廊下には両側とも手すりが設置されており、すべての場所がバリアフリーとなっていた。改善すべき点は特にない。

月に１回、季節に応じたイベントが企画された。年末ならクリスマス会、など。その月が誕生日の人は、誕生日のお祝いもされた。さらに毎週１回、集まって、簡単な体操や催し物があった。花見など外出も定期的に行なわれたが、参加率は覚えていない。常時使える設備はテレビだけで、カラオケは、催し物として、行なわれた。生活を飽きずに楽しく過ごせるほどは、設備や企画がそれほど充実していない。イベントでは、入居者すべてが楽しんでいるということはなく、中には、無表情の人もいた。改善すべき点は特にはない。

入居には、いくらかは忘れたが、入居一時金が必要で、一時金は、具体的な金額は忘れたが、毎年、一定額が償却されて、何年か後にはなくなってしまう仕組みになっている。さらに、月額費用として、毎月１０数万円必要だった。親は年金支給額が多く、月に約２０万円程度だったが、月額費用と他の生活費などで、年金でぎりぎり生活できる感じだった。一時金と月額費用以外の支払いは無かったが、私用の出費として、特に、医療費が高額だった。月額費用の明細は覚えていない。支払いは、毎月、銀行口座からの引き落としで不便はなかった。改善すべき点は、強いて言えば、一時金の負担を軽減してもらうこと、月額費用を低減してもらうこと。

味は、まあまあだったようだ。食事メニューは外部委託しており、すべて、外部から、既にできた料理が運び込まれ、温めや配膳は施設内で行なわれる。栄養士が作成したメニューに従って料理がつくられている。本人はおいしいと言っていた。特に、改善点は見つからなかった。

スタッフは明るく、はっきりと話して、対応してくれていた。ただ、ある程度の期間で、職員の辞職や新規採用があるので、人の性格や対応力の差があるので、必ずしも、常に良い対応の人がスタッフとして、働いているかどうかは、問題がある。

看護師の資格をもった人は、昼間勤務だけで、夜間は通常の担当者が常駐するだけである。夜間に、異常な状態になったときは、救急車を呼んで、救急病院に連れていくという体制。通常時の体制は、月に何度か、契約している個人の医者が診察して、健康状態を把握する体制になっていた。通常時の通院は、職員が車で、病院へ行き、診察にも付き添う体制になっていた。医療体制は充分とは言えないが、通常の体制としては、特に問題はないと思う。

アクセスは、ＪＲ新大阪駅から徒歩で、２５分くらいのところで、まあまあ便利なところにある。買物は、必ず、スタッフが付き添うか、家族が来て付き添うか、どちらかで、一人での外出は禁止されている。近くには、通常の買物ができる店が多くあるの便利。自然環境という意味では、都会の中なので、最悪な状態だが、公園は近くにあるが、行くためには、スタッフに付き添いを頼まなければいけない。自然環境をとるか、買物の利便さをとるか、の選択となる。特に、改善点はない。