フルールハピネスしのろの口コミ・評判　あびっとさん（女性/50代）

建物自体は昔からあるものでしたが、改装して綺麗になっています。 エントランスは、ちょっとしたホテルのような感じで、コーヒーなどを飲めるラウンジっぽい箇所があり、喫煙コーナーもあります。高級そうなソファーがあり、そこで家族と雑談したりも出来ます。 エレベーターは1基しかなく、小さいく沢山人数が乗れず、上の階へ行くのに時間がかかります。 個室へ行く時、食堂を通るのですが、明るく清潔な雰囲気です。 もちろん、すべての場所はバリアフリーで、至る所に手すりや、休憩用のベンチや椅子があります。廊下も歩行器や車いすを使用するにも問題ない広さです。 個室に関しては、1人用だとかなり狭く、真夏などはとても暑くて、入居していた親族は熱中症のような状態になり、病院へ入院して、高齢だった事もあり、そのまま亡くなりました。 食事の味は、普通です。個人に合わせて、とろみをつけたり、刻んだりしてくれていたようです。 お風呂は、見たところ清潔な感じがしました。親族は入った事はありませんが、露天風呂がありました。

カラオケが出来たり、レクリエーションや体操などが出来る広い部屋がありました。 敬老の日やクリスマスなど、季節のイベントはよく行われているようでした。 職員さんの手作りのものを頂いたりしていました。 外出は、レストランやスーパーにも行けるツアーのようなものはあったようですが、親族は高齢のため、あまり参加はしなかったです。 毎週1回、移動販売のような業者さんが来るので、そのお買い物を楽しんでいました。

最初に入居する時に、約70万円くらい支払いました。月々の費用は、色々含めて13万〜15万円くらいでした。 施設の設備や、職員の対応などは、そこそこ満足でしたので、割高感はあまりなかったですが、 個室が狭いので、その分、もう少しお安ければいいなとは思いました。

親族は結構グルメでしたので、食事にあまり満足している様子はありませんでした。 やはり、味付けが薄味なのと、もう少しハンバーグや唐揚げなどのお肉が沢山食べたい ようでした。 なので、近くのレストランで食事をするので、今日の夕方の食事は不要ですなど伝えると、 快く承諾してもらえて、その辺は自由でした。 各自に合わせて、とろみや刻み食など工夫している感じがしました。

施設内を歩いていると、皆さん明るく挨拶をしてくれます。雰囲気は明るいと思います。 ただ、職員の1番偉い方（年配の女性でしたが）が、とてもキツイ感じで苦手でした。 親族が入院した時も、施設に戻れるのか、戻れるとしたらどれくらいで戻れるのか、とても しつこく、私達も病院の先生と相談したりで何とも言えない状況だったのにも関わらず、 本当に気が滅入りました。 親族が施設にもう戻れないのなら、早く退去してもらい、次に入る人を募集したいようでした。 なので、まだ入院しているうちに、施設から荷物などを引き払い、追われるように退去しました。 結局亡くなったのですが、もし持ち直していたら、どこへ帰れば良かったのでしょうか。 うちの母は、この会社のコマーシャルがテレビで流れる度に、辛い思い出が蘇り、チャンネルを 変えたりします。

風邪ひいたり、体調不良な時は、提携病院へ連れてってくれます。 看護師さんも常時いたようなので（夜間は分かりません）、そこそこ安心していました。

大きな街道沿いにあるので、静かな環境ではありません。公園や川や緑などは、景色には ありませんので、環境はそんなに良いとは言えないと思います。 郊外の方なので、街からのアクセスはそんなに良い方ではないですが、車で行く分には、 大丈夫でした。ただ、駐車場が狭いので、いつも1台くらいしか空いていなくて、停める場所の 争奪戦でした。 徒歩圏内には、コンビニ・レストラン・病院・銀行などはないので、全て車です。

親族は喫煙者でしたので、自室では禁煙ですが、エントランスの隅に、喫煙コーナーがあり、 そこで喫煙をしていました。お酒は飲まないので分かりません。 家族の訪問は夜8時まででしたので（当時）、仕事帰りに行くとギリギリでした。 セキュリティを万全にするため、入館証を忘れると入れてもらえません。 でも、これくらい厳しい方が、逆に安心できました。 入居時は、待機することなく入れました。たまたま空きがあったのかどうか分かりませんが、 待機期間はありませんでした。