特別養護老人ホーム　　フルーツ・シャトーよいちの口コミ・評判　らしあや（女性/30代）

大きな窓もあり日当たりもよく広く開放的です。居室は１回にしかないので入居者は階段は使いません。廊下も広く手すりもついています。従来型の居室は個室、２人部屋、４人部屋とありますが、各ベッドのところにカーテンがあり、プライバシーは確保されています。新設側は完全個室です。食堂には大きな窓がありとても明るいです。そこから中庭に出ることができます。変な施設臭さはありません。援助課長がアロマの資格を持っており、それを施設内でも取り入れています。寝る前は保湿のために居室にかけているタオルにラベンダーのオイルを垂らしたり、エアーフレッシュナーを作ってしようしたりしていました。お風呂は週に２回入ることができました。希望があればそれ以外にも入ることができます。掃除もその都度行っており、汚い印象はありませんでした。ただ従来型のトイレが少し狭く感じ、援助をする時も少々大変でした。リハビリは専門の先生が来てくださり、対象者と援助員に指導してくださっていました。

施設全体の行事は新年会、家族交流会、お花見、夏祭り、花火大会、野外ジンギスカン、炭火でさんまを焼く、クリスマス会、餅つきなど入居者のご家族を招待しての行事もありました。各グループでも担当の援助員が毎月レクリエーションを考えていました。ドライブや季節のお菓子作り、毎週買い物がありました。参加者もなるべく均等になるようにしていました。買い物に参加できない方、今回は参加対象でない方には希望を聞き買い物の代行もしていました。天気のいい日で援助員の手がたりている日であれば散歩にも出かけていました。月に１回食堂にお店の方が来てくださり、そこで買い物をすることもできました。書道、生け花、舞踊の先生がボランティアで来てくださりご指導をしていただくこともあります。週に１回ホールでリハビリ体操もしていました。入居している方は様々な状態の方がいるので比較的要介護度の低い方には楽しめていたと思います。寝たきりの方には昔好きだった音楽を居室でかけたりしていました。

各グループが週替わりで毎日検食をしていました。メニューは和洋中なんでもあり、味付けも濃くも無く薄くもなくちょうどいい味でした。毎日のメニューをボードに書いて入居者にもわかりやすく掲示していたと思います。それぞれの状態に合わせそのまま、刻み、極刻み、ゼリーなど様々な形態にわかれていました。見た目にもこだわっていて、ゼリーの方の魚は魚の形になっていたり、混ざらないようにしていたりしていました。栄養士、看護師長、援助課長、施設長などのリーダー層でゼリー食の試食会をしたりするなど、日々向上できるような工夫をされていたように思います。味はそこらへんの総合病院の食事とは比べ物にならないくらいおいしかったと思います。

私は働いていた側なので外からの印象はわかりません。援助員は人それぞれというように感じます。いい人もいます。入居者に対しては良い対応をしていたと思います。ただ援助員の人数が多くはないので全員の声に丁寧に対応をするということをできていたかと言われれば、努力はしていましたが入居者の方々には不満に感じていたこともあったかもしれません。年々要介護度は上がってきているようにかんじます。大半の援助員は礼儀正しく敬語をきちんと使っていたと思います。援助課長も施設長も施設内を回り入居者と多くかかわっていたように思います。

隣に病院があるので急変時にすぐに対応していただけるのはとても安心だと思います。夜間は各グループ約２０人を１人で見ます。看護師は緊急時に電話で連絡をします。どうしてもというときには来てくれますが施設には常時いません。看護師と援助員の交流がもう少し多いといいなぁと思います。看護師は医務室に必要以外はいるので。入居者とももっと多くかかわっていただけたらなぁと思います。

バス停も近くにありますが車のほうがよいと思います。町中からは外れているので施設から必要なものを買いに行くとなると徒歩では大変です。

お酒もたばこも管理は職員です。吸いたいときに言ってくださればお渡ししていました。お酒も同様です。