※こちらの口コミは9年弱前に投稿されたものです。
介護報道が盛んになったあの時期に良い施設に入所できました。
ひとりっこ(女性/70代)
投稿日時:2015年06月24日
居室/設備
今は亡き兄が入所していた施設です。
この施設が後にも先にも初めての事で「普通」と感じたのは他所の施設を知っている方達の話から比較して感じたことです。
比較的若い男女の介護士さんたちがいてくれて、健全な時には人見知りだった兄が仲良くなれた介護士さんができ、私と姉は少し安心しました。
車椅子から解放されないまま亡くなった兄ですが無口な兄が私と姉が行くと饒舌になり笑顔が増えたことを未だに覚えています。
行事/イベント
毎日、テレビの時間やゲームの時間があるのですが、他にも四季折々のイベントをきちんとやってくれ、兄がそれを待ち望んでいることに救われました。
お皿の中へ豆を移す作業に加わったことがありますが私も姉もうまくできませんでした。
費用/価格
随分前の事の上、介護費用などは兄が亡くなった後、姉と整理したので記憶が曖昧ですが
兄の年金で賄える金額でした。
料理/食事
食事の件もこの施設しか知らないので「普通」と答えました。
時々ですが個人の病状によるメニューの話を医師から聞いた覚えがあります。
施設の雰囲気
人とのかかわりは相性の影響は大きいと思います。
いくら仕事といっても介護士さんも生身の人間です。
兄の人柄にもよるのでしょうがその中で仲良くなれた介護士さんが一人でもいた兄は運が良かったように思います。
それに引き換え、明らかに手をこまねいている状況を目の当たりにするとこの仕事の大変さをつくづく感じます。
介護/看護/医療体制
緊急事態でないと夜間訪問はできないのでよく判りませんが
入所当時、夜中に喋りだす兄のお相手をしてくれ
次の日、その様子を聞いた時に文句どころか「仕事ですから」と応えてくれた介護士さんに感謝するばかりです。
周辺環境/アクセス
姉も私も運転免許がないので大自然の山奥にある施設へはタクシーで通ったので大変でした。
何年も経っていますから何らかの(バス)の交通手段ができているかもしれませんが
あの当時は週に一度のタクシー代が結構かかりました。
その他
脳梗塞で東京で倒れ、ひとり身の兄を故郷の栃木に連れて帰り
東京の「せんぽ病院」の診断書を添え、福祉を通して入所しました。
入所待ちの間一時期「チンジュソウ」という養護施設にもいました。
古いことなので期間は覚えていません。
私もシニアのひとり暮らしです。
兄のこと、知人の事などを教訓にして自分の事は自分でできるようにと意識して暮らしております。
できることなら施設のお世話になりたくありません。
特別養護老人ホーム 栃の実荘 の施設詳細
特別養護老人ホーム 栃の実荘の地図
住所
〒329-2763栃木県那須塩原市井口533-11
交通アクセス
JR西那須野駅より車で15分。西那須野塩原インターより10分。