介護付有料老人ホーム　七福神弁天館の口コミ・評判　ごうさん（男性/70代）

以前の国労会館を買い取り、改修した施設ということでしたが、廊下は車いすの方向転換には問題がありません。エレベーターが上下の移動に使われていますが大勢の移動やエレベーター故障の際には国労会館時代の階段を使用しなければならず、車いすの移動はとても難しいものと思います。食事には個々の症状に応じた内容を工夫していただいていることに感心しました。出入りの清掃業者の方には入居者と親しく話をしていただく方も居てうれしいことです。

年々、イベントやレクに出席できない方が増えている現状の中、職員は明るく振舞っていてご苦労を感じます。施設長自ら入居者の中に溶け込みながら対応している姿には感心します。

要介護が進むにつれて負担額も変化していきましたが、我が家では月１５万円ほどでした。年金や父の蓄えがありなんとか支払うことができましたが、年金の少ない方には入居は難しいのではないかと思います。

飲み込む力が年々弱くなったので、ミキサー食になった。そのため形がなくなりペースト状の食事は本人にとってなんとも味気のないものだったと思います。それでもペースト状の物を野菜や魚の形になるように盛り付けていただいたり工夫していただいたり、目で少しでも楽しめるような配慮があって家族としてはとてもうれしかった。

一人一人の介護士さんは心優しく忍耐強い方が多いと思う。入居者の気持の寄り添うよう努力していることが伝わってくる。中には事務的な方もいましたが、今後の社内教育や研修に期待したいところである。夜間の職員数が足りないせいか、入居者の夜間の時間の要望に即対応することができなく、呼びベルを何度押しても来てくれないことが何度もあった。

夜勤体制は人数不足であると思う。看護士は入れ変わることが多く、本当はそうではないのかもしれないがどことなく事務的な感じがした。入居者の症状について聞いても、年だからしょうがないというような答えが多くて悲しかった。入居者が訴えている症状に添った答えをしてほしいものである。

当所は旭川駅や中心部にも近く、家族や親せきの方々の訪問には便利ある。周辺はマンションやアパートが多く建ち並び自然に恵まれた環境にはないが、建物の中に埋もれている感じではなく見晴らしはよいと思う。

家族の訪問時間には制限がなく、いつも快く迎えていただけた。スタッフの介護、介助の力には差があったが誰もが年々本物の介護士になっていく姿には頭の下がる思いでる。