ベストライフふじみ野の口コミ・評判　ピーターラビット（女性/60代）

入居時は開設2ヵ月だったので、きれいで明るい印象が強い。手すりや廊下の幅なども使いやすいし、エレベーター前も広くて椅子などもあり、車いすでも杖でも移動がしやすかったと思う。居室を含め、全体的に掃除が行き届いていたと思う。また、入り口が二重の扉になっている上に職員がロックを操作していたので、無断外出の心配がなかった。ただ、居室にあるトイレの仕切りがカーテンだけだったので、居住者は車いすでも杖でも楽に使えたが、訪問客としては、トイレと居室が一体化されている感じで落ち着かなかった。 骨折の手術で車いす生活になった居住者を歩行器での自力歩行になるまで辛抱強くリハビリしてくれたことには頭が下がる思いだった。

毎日午後は何かしらのレクリエーションが入っていたみたい。(ＤＶＤ鑑賞会や書道、カラオケなど) 大々的なイベントや行事は参加したことがないが、施設に貼ってあった行事報告などでは、芸人さんを呼んだりしていたみたい。毎月誕生会があったとは聞いている。

入居一時金280万、月額使用料食費込15万+光熱費や行事費、病院付き添い代など。新築であること、ケアのレベルなどを考えると妥当だと思った。むしろ介護保険料が入居時の介護1から最後は介護4まで上がったことの方が負担感が大きかった。

入居前の施設見学で、他の入居者と一緒に食堂で試食した時、きちんと箸置きが出てきたので、細かいところまで気を配っていると感心した。1人1人に合わせた調理方法になっているようだったし、それぞれのペースでゆっくり食事をしていて穏やかな雰囲気だった。入居した身内も訪問するとよく「今日は何何を食べた、おいしかった」と話していた。

訪問していたき、どのスタッフも明るく挨拶をしてくれた。訪問先の入居者は認知症だったが、ケアの方は辛抱強く応対してくれていた。どのスタッフも入居者に対して、丁寧語や尊敬語などを使い、きちんとした言葉で応対していたので、入居者の人格をきちんと尊重していると感じた。気になることがあっても気軽にスタッフに声をかけて話をすることができた。レクリエーション時間に訪問したことがあるが、強制的な雰囲気はなく、各自の意思を尊重していたように見受けられた。

骨折の手術で車いす生活になった居住者を歩行器での自力歩行になるまで辛抱強くリハビリしてくれたことには頭が下がる思いだった（あえてトイレに連れて行ったりしていたようだ）。救急車のお世話になったことも2度あったが、こちらが病院につくまで、忙しいのにきちんと付き添ってくれた。また、夜にちゃんと睡眠がとれるように薬の量を徐々に減らしたり、日中活動的にさせたりしてくれ、細やかな対処もしてくれた。着替えなど自分でできることは時間がかかっても自分でしてもらうという話を聞いた記憶がある。ケアしやすいようにウェットスーツばかりを着させられていることもなく、みんな好きな服を着ていた。

駅から徒歩15分強あるのは、車を持たない自分には結構きつかった。裏手はカラオケボックスのようだったが、屋敷林もあり、案外静かだった。歩いて5分ほどのところに衣料品店とドラッグストアがあるのは、意外と便利だった。車を使う人は国道が近くまで通っているので、便利だと言っていた。車で訪問した親戚と入居者と一緒にランチに出たことがあったが、ロードサイドの店が多く気軽に食事ができた。

こちらの施設見学と合わせて説明してくれたのは、本社の人だったので、その時に施設のスタッフの雰囲気をつかむことができなかった。 入居を決めた際の本人との面談に本人を連れていく必要があったが、車を持っていないこと、本人の歩行や長時間の移動が困難で大変だった。