特別養護老人ホーム瑞穂山彦苑の口コミ・評判　mizutaro（男性/70代）

玄関は広く使いやすい。居室は小さなビジネスホテル・田舎の病院程度で、小奇麗で過ごしやすい。

入居者はイベントをているのかていないのかわからない状態で、早く部屋に戻りたい様子。 家族も義理で参加している様子。イベントの夏祭りは、くじ引きやプレゼントが準備されているが 結構高価なものが当たる。しかしお金の使い方が少し疑問に感じる。 地元のボランティアやスタッフが一生懸命やっているが、自分たちのストレス発散とも感じられるようなイベントである。

介護と医療体制がもっと充実しておればよいのだが、介護はそこそこ充実しているが、医療との連携が地理的な面もありどうしても後手に回りやすい気がする。日頃の健康管理・体調管理面でもう少し先進的な取り組みがなされれば、現在の費用で高いとは思わない。 ただその日を過ごして、いつかいなくなるのを待っているような部分が感じられ、今後の介護施設の在り方に疑問を感じる。 完治することはないにしても、もっと地域ぐるみで予防改善等の取り組みを介護施設でも積極的に取り入れて、一人でも介護施設から退所できるような取り組みが、今後必要ではないかと感じる。介護施設に入ったらもう死ぬまで出られない・・・といった思いが強すぎ、できるだけ入りたくないと思うのが人間の心理だと思う。これを病院の退院のように、良くなれば帰れるというイメージに変えていただきたい。またそういう取り組みを国が率先してやっていかないと、今に日本は全戸個人介護施設になるだろう。

なぜかここに入ったらもう出られないという意識が強く、食事も食べてはいるが、特においしそうに感じない。

スタッフたちは、非常に献身的に介護しているが、家族がしている介護とは別で、やはり時間的制約などがあり、一人にかける時間が限られ、事務的な処理に終わりがちな気がする。 介護スタッフの心身的な満足感が感じられず、忙しいきつい仕事で、よくストレスが爆発しないかと心配なぐらいである。

母が亡くなったのは、インフルエンザに感染して闘病中に血圧が低下、呼吸数が少なくなり酸欠で意識不明となってから、医者に見せていただいたことで、手遅れだったようです。 葬儀前の湯カンで母の入れ歯を入れてやろうと口の中に入れるとき、のどに異物があるのを見つけました。引っ張り出すとほうれん草のお浸しだったと思います。就寝中にむせてのどに逆流したものか、当日の食事中に詰まらせたものか今となってはわかりませんが、もう少し様態の変化に気づけるような対応・体制が充実してほしいものです。特に病気感染時は特別チェック体制が必要だったのではと、悔やまれて仕方ありません。スタッフや責任者の説明時も、ありきたりの対応でした。

山の中にあり、公共交通機関ではとても行くことができない場所にある。地元の入所者がほとんどで、家族に自家用車がないと面会できない。 自然豊かなばしょにあるが、便利さからは人里離れている。入所者の外出はなく、買い物などは行くことができない。

できれば、ホームページなどを開放し、その日の出来事や、入所者の写真・ビデオなどを公開していただけたら、自宅に居ながら様子をかいま見ることができて、家族としてはうれしいのですが、限られたスタッフと国からの助成金の減額などで、どの施設も余裕がなさそうです。 介護施設が最後の砦ではなく、介護もできる病院であってほしいです。そして退院できる人も いるような施設が夢です。