特定非営利活動法人びわの音・西近江ねねの家の口コミ・評判　珠子（女性/50代）

新しく建ったねねの家3号館の居室は全て個室になっています。 広さは8.28㎡が5部屋、9.11㎡が4部屋で合計9室。 浴室は少し大きめの家のお風呂のような感じ。 これは、家庭での入浴をイメージし、適切な入浴の解除ができるような広さを確保しているのだそうです。 トイレは3箇所、いずれも車椅子でも入れる広さがあります。 スプリンクラー、火災報知機など、非常災害設備もしっかりしていて、非常口も3箇所ありました。 又、年2回避難訓練も実施しているそうです。

大きなイベントではありませんが、日常で敷地内の畑で野菜を作って収穫を楽しんでいるそうです。 スタッフやホームの仲間と作る家庭菜園は、畑が得意で土いじりが好きな父が喜びそう。 又、お弁当を持ってピクニックに出かけたりもするそうで、外で食べるお弁当は美味しいだろうな。 地域のつながりや近所とのおつきあいを大事にしているそうで、建物の中だけでなく外へも積極的に出かけるというのは退屈しなくていいなと思いました。

ねねの家の場合、介護の程度にもよりますが、要介護２の場合、介護保険による1割負担分が24900円と、日常生活にかかる費用（家賃5万円、食材費実費、水道光熱費実費、他小遣い含む実費など）が約108000で、月額おおよそ132900円くらい必要になるとのこと。 事前に調べていた費用より、説明を受けると少し高めでしたが、実際に必要と思われる金額をちゃんと伝えてくれるのは親切だと感じました。 家賃は新築の2号館3号館は、平成16年にスタートしたねねの家より5000円高く55000円ですが、新築というだけでなく、設備を考えると妥当かなと思います。

食事内容は確認できませんでした。

できることは自分でやる、出来ないことをも自分で・・しようとしているように感じました。 入居者の半数は要介護１の方だそうで、休憩室でくつろいでいる方は元気そうに見えました。 出来ないと、ついつい手が出てしまうのに、根気良く見守りながら自立できるように介助する様子など、感心しました。 勤続5年以上のスタッフが7割近くいらっしゃるそうですので、心配なさそうです。

入居条件に健康状態が安定している事、共同生活が可能な心身の状態であることとなっているため、看護の職員はいませんが、計画作成をされている介護支援専門員さんが1人と、介護職員は8名体制になっています。 夜勤も7名いらっしゃるとのことで9名に入居者に対するスタッフ数としては十分かなと思います。

地元商店街、名小路商店街に位置しているので、買物ついでにお見舞い、お見舞いついでに買物と、お見舞いに行きやすい立地です。 駅からも徒歩圏内。