南アルプス市の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウスセレソ櫛形」をはじめとした、山梨県/南アルプス市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 1件

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南アルプス市の老人ホーム・介護施設について

南アルプス市は、山梨県の西部に位置する自治体です。こちらでは「南アルプス市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

南アルプス市の特徴

南アルプス市、山梨県、日本（アラツク - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

南アルプス市の人口は、7万1,420人です。65歳以上の高齢者の人口は1万9,645人で、高齢化率は27.51％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は264.14㎢です。南アルプス市は甲府盆地の西にあり、東部が平坦部、西部が山間部と分かれています。冬は寒さが厳しく、夏は高温になる盆地特有の内陸気候が特徴です。

2003年に4町2村が合併して誕生した市で、「南アルプス市」の名称は公募により決まりました。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／南アルプス市「南アルプス市の紹介」

南アルプス市の魅力

南アルプス市は、雄大な山が連なっていることが特色です。国内で2番目に高い「北岳」をはじめ「鳳凰三山（ほうおうさんざん）」「甲斐駒ケ岳」「仙丈ヶ岳（せんじょうがたけ）」といった山々がそびえています。「南アルプス」は長野、山梨、静岡にまたがる日本最大の山脈で、高山植物やライチョウをはじめとする珍しい動植物が生息しています。

また南アルプス市は、果樹栽培が盛んです。なかでもサクランボやモモ、リンゴ、ブドウの生産地として知られています。初夏の収穫時期には、サクランボ狩りのために多くの人が全国から訪れます。

南アルプス市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

南アルプス市の主要な駅

南アルプス市には鉄道駅がありません。最寄りは甲斐市にあるJR中央本線「竜王」駅や「塩崎」駅、JR身延（みのべ）線「小井川」駅、「東花輪」駅です。

南アルプス市の主な公共交通機関はバスです。路線バスのほか、コミュニティバスの「南ぷすバス」が運行しています。

南アルプス市役所

南アルプス市役所の所在地は、南アルプス市小笠原376です。バスの場合は「小笠原」バス停から徒歩約3分で到着します。

要介護認定の申請は、介護福祉課または各窓口サービスセンターで受け付けています。

参考：南アルプス市役所

南アルプス市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

南アルプス市内には、地域包括支援センターが、2カ所設置されています。

参考：南アルプス市「地域包括支援センター」

南アルプス市のイベント

釜無川開国橋上から八ヶ岳を望む（Bakkai - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

南アルプス市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「南アルプス市甲州凧（たこ）上げまつり」は、毎年4月に釜無川（かまなしがわ）で開催されるイベントです。武田信玄が軍旗に用いた言葉である「風林火山」が描かれた巨大な「甲州かるた凧」が舞います。また、凧キットの配布や凧作り教室がおこなわれます。大人、子ども問わず楽しめる行事です。

「南アルプス山麓サマーフェスティバル」は、毎年7月下旬から8月に櫛形（くしがた）総合公園でおこなわれます。モモやスモモの最盛期に開催されるイベントです。地元の農産物や、県内外の特産品が販売されます。お祭りのクライマックスには、約1,500発の花火が打ち上げられます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環としてこのようなイベントに参加できるところがあります。興味がある方は施設に確認してみましょう。

南アルプス市の高齢者支援制度

南アルプス市が展開している高齢者支援制度をご紹介します。

認知症高齢者等見守りSOSネットワーク

認知症の高齢者が行方不明になった際に、早期発見につなげる取り組みです。見守りの必要がある高齢者の特徴・顔写真といった情報を、事前に地域包括支援センターに登録しておきます。登録者が行方不明になり警察署に行方不明届が提出された場合に「防災無線の放送（家族の希望による）」「市のスマートフォンアプリから市民への情報発信」をおこない、登録者の早期発見・保護につなげます。

対象は「認知症の高齢者」です。若年性認知症または認知症の疑いがある方を含みます。お問い合わせは、市役所介護福祉課で受け付けています。

参考：南アルプス市「認知症高齢者等見守りSOSネットワーク」

緊急通報システム（ふれあいペンダント）

自宅での事故や急病の際、ボタン1つで通報できる緊急通報装置を高齢者に貸し出しています。緊急時に専用電話またはペンダント型機器のボタンを押すと、看護師などが常駐する「支援センター」へ通報される仕組みです。支援センターのスタッフは必要に応じて消防本部、救急・消防に出動要請をして救助や援助をおこないます。設置費用と通話料は無料ですが機器の電気代は利用者負担です。

対象となるのは、市内に住む65歳以上の一人暮らし高齢者です。問い合わせは市役所介護福祉課で受け付けています。

参考：南アルプス市「緊急通報システム（ふれあいペンダント）」

訪問理美容サービス費助成事業

訪問理美容サービスの利用料の一部を市が負担する制度です。在宅高齢者の自立支援、介護をしている家族の負担軽減を図ります。

理美容サービス1回あたり1,000円分として使える助成券を交付します。交付枚数は、利用決定月によって以下のように異なります。

決定月	交付枚数
4月・5月・6月	4枚
7月・8月・9月	3枚
10月・11月・12月	2枚
1月・2月・3月	1枚

対象は、65歳以上の寝たきりの高齢者のうち理美容店に行くことが難しい方などです。具体的には以下に当てはまる方になります。

介護保険法により、要介護状態区分が4・5の状態である
- 「食事摂取」などが困難な状態で「排せつ」「入浴時の洗身」「衣服の着替え」などの日常生活に全面的な介助が必要な状態（要介護4）
- 「意思の伝達」が難しく、生活全般において全面的な介助が必要な状態（要介護5）
寝たきり度ランクB2以上の状態である
- 屋内での生活は何らかの介助が必要で、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ。介助により車椅子に乗り移る。（ランクB2）
- 1日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助が必要で、自力で寝返りをうつ。（ランクC1）自力では寝返りもうたない。（ランクC2）

問い合わせは、市役所介護福祉課で受け付けています。

参考：南アルプス市「訪問理美容サービス」